千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2021年6月号 ★
配信日時:2021/06/10 08:00
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   ちば中央博メール 2021年6月号(2021年6月10日発行・第178号)
        http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/ 

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目 次
1.お知らせ
2.イベント情報
(1)中央博物館本館・生態園
(2)大利根分館
(3)大多喜城分館
3.中央博の窓−141 大利根分館企画展「ちばらき−千葉県と茨城県の境−」の紹介
4.研究室から−114 「古墳大国ちばに奉職して」
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1.お知らせ
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◆博物館の再開館について
 本館・生態園は10:00〜16:30まで開館・開園しています。
 なお、生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となりま
す。

講座・観察会については、新型コロナウイルスや自然災害などの対応により変更や中
止
の可能性がありますので、くわしくはホームページをご覧ください。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html 


年間パスポートの期限延長を行っています。くわしくはホームページをご覧くださ
い。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1584073375870/index.html# 
年間パスポート

◆現在休止中の展示・サービス
・1階ホール
・「たいけんのもり」を含むハンズオン展示
・野鳥観察舎(生態園)
・団体受付(学校および一般団体)
・ミュージアム・トーク
・図書閲覧サービス

※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#k 
aikanbi

なお、感染拡大の状況などにより変更が生じる場合がございます。ご了承くださるよ
うお願いいたします。

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2.イベント情報
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(1)中央博物館本館・生態園
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■ミニトピックス展 「千葉県指定文化財『明治2年奥州出征米国船ハーマン号勝浦
沖遭難絵巻』新指定記念展」
会期:令和3年6月8日(火)〜9月5日(日)
会場:歴史展示室前廊下
内容:ハーマン号遭難絵巻の部分展示と併せて新指定絵巻の全体を写真で紹介し、ま
た慰霊祭を通じた勝浦市と熊本やアメリカとの交流、日本水中考古学会による潜水調
査の結果なども紹介します。

■ミニトピックス展 「国内初記録の外来昆虫オオクロマダラナガカメムシ」
会期:〜6月27日(日)
会場:本館 生物の分類展示室
内容:県内在住の大学生が都内の大学にて国内で記録のないカメムシを採集しました
。中央博物館の研究員が同定依頼を受けた結果、国内初記録の外来昆虫であることが
判明しました。県民と県立博物館職員による共同研究の成果を展示します。

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(2)大利根分館 http://www2.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101 
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企画展『ちばらき』  −千葉県と茨城県の境−
会期:〜6月27日(日)
会場:千葉県立中央博物館大利根分館 第3展示室
内容:この展覧会では、利根川下流域の千葉県と茨城県の境である『ちばらき』を紹
介することによって、古代から歴史的変遷や後には江戸とのつながりの中で発展して
きた私たちの生活について考えます。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1515477238236/index.html 
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(3)大多喜城分館 http://www2.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007 
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博物館セミナー
「弥生農耕の実像を知る」
会期:6月26日(土)13:30-15:30
会場:大多喜城分館 研修室
内容:千葉県内の弥生時代農耕の実像について、「水田」「農具」「穀物」の3つの
キ
ーワードに照らして、最新の研究成果から解説します。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1518773150906/index.html 
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3.中央博の窓−141 大利根分館企画展「ちばらき−千葉県と茨城県の境−」の紹介
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大利根分館では、千葉県側から来た来館者から「県境の利根川を越えたのに、ここは
茨城県じゃないのですか?」と聞かれることがあります。大利根分館の立地がまさに
「ちばらき」だから起こる疑問です。「ちばらき」という造語(ぞうご)は、「ち
ば」
と「いばらき」という二つの県名からできた言葉で、地図等で使われている正式な地
名ではありません。
しかし、かつてこの地域には「香取海(かとりのうみ)」と呼ばれた大きな内海(う
ちうみ)があり、古くから海上交通を通じた独自の文化圏や経済圏が形成されまし
た。
この展覧会では、利根川下流域の千葉県と茨城県の境である「ちばらき」を紹介する
ことによって、古代からの歴史的変遷や江戸とのつながりの中で発展してきた私たち
の生活について考えます。
(大利根分館 秋山笑子)
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4.研究室から−114 「古墳大国ちばに奉職して」
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今年度より、企画調整課に配属となりました。大学では日本の考古学、とくに古墳時
代の勉強をしていました。古墳時代とは、3世紀半ばから7世紀にかけて、巨大なお
墓である古墳がつくられた時代のことです。私はとくに、お墓の中に納められた副葬
品(ふくそうひん)が、どのような技術をもちいてつくられたのかについて研究して
いました。日本各地で資料を見学させてもらうなかで、各地の博物館にはとてもお世
話になりました。これからは博物館職員として、資料を守り、後世に伝える役割に精
一杯つとめたいと思います。
実は千葉県はたくさんの古墳がある、古墳大国ともいえる地域です。このような土地
で働けること、とても嬉しく思います。まだまだ分からないことばかりですので、み
なさんに教えてもらいながら、千葉県の古墳の魅力をどう伝えていけるか、考えてい
きたいと思います。よろしくお願いいたします。
(企画調整課 石井友菜)
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 千葉県立中央博物館
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 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 URL:http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/ 
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 返信をいただいてもお答えできませんので御了承ください。
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 お願いします。
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●無断転載はお断りします。
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