千葉県立現代産業科学館メールマガジン バックナンバー
現代産業科学館 メールマガジン 第183号
配信日時:2021/11/25 10:00
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

現代産業科学館 メールマガジン 第183号 令和3年12月号(令和3年11月25日発行)
CMSI MAIL Magazine No.183 http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

INDEX-----------------------------

・企画展のご案内
・行事のご案内
・展示のご案内
・コラム VOL.55「企画展へのおさそい」

 -------------------------------

 ★12月の休館日
  6(月)・13(月)・20(月)・27(月)・28(火)・29(水)・30(木)・31(金)

▽▼▽▼▽▼▽▼▽
 企画展のご案内
△▲△▲△▲△▲△

 ★令和3年度 企画展「カ・ラ・ク・る-歯車が伝える動き-」
 
 ◇期間  10月16日(土)~12月5日(日)
 ◇入場料 一般 500円 高校・大学生 250円 
      中学生以下・65歳以上は無料
 ◇会場  千葉県立現代産業科学館 企画展示室他

<展示構成>

 ●カ・ラ・ク・る くるくる 動きのしくみ
  「機構模型(ゼネバストップ・扇形歯車とラック他)」
  「ライントレースカー」他

 ●カ・ラ・ク・る 伝わる 先人の知恵
  「和時計(復元)」,「量程車」,「座繰り」他

 ●カ・ラ・ク・る カタカタトコトコ 歯車アート
  「からくりおもちゃ」,「からくりアート」,「江戸からくり人形」他

 ●千葉が生んだ歯車博士-成瀬政男/現代のいろいろな歯車
  「成瀬政男著書『歯車』・『歯車と私』」,「平歯車」,「軸付歯車」他


▽▼▽▼▽▼▽▼
 行事のご案内
△▲△▲△▲△▲

    ☆
    ▲
   ▲▲
   ▲▲▲
   ▲▲▲▲
   ▲▲▲▲▲
     )(

12月開催のイベント
 ※より詳しい内容は当館ホームページでご確認ください。
  → http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SCIENCE/genre/1520227812085/202112.html

 ●12月 4日(土) まぼろしの壁をつくろう

 ●12月 5日(日) ミラーキューブをつくろう

 ●12月 9日(木) オトナ科学館 エイゴ×ウチュウ
          
 ●12月11日(土) 冬休みに遊べる凧をつくろう

 ●12月19日(日) クリスマスコンサート


▽▼▽▼▽▼▽▼
 展示のご案内
△▲△▲△▲△▲

【全日本学生児童発明くふう展(県内受賞作品を展示)】
 ◇期 間 12月 7日(火)~19日(日)
 ◇会 場 エントランスホール
 ◇見学料 無料(常設展示は要入場料)

【市川工業高校インテリアデザイン部作品展】
 ◇期 間 12月24日(金)~1月22日(土)
 ◇会 場 エントランスホール
 ◇見学料 無料(常設展示は要入場料)


▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼
 コラム VOL.55「企画展へのおさそい」
△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲

 企画展「カ・ラ・ク・る―歯車が伝える動き―」も終盤にさしかかりました。
入館上限人数がある中,ご来館いただいたお客様に興味深くご覧いただいております。

 今回の企画展は,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,企画展示室の密
を避けることに重点をおきつつ,エントランスホールから奥の創造の広場手前までの
スペースを展示場として利用しています。

 入口を入ってすぐのエントランスホールに展示した存在感のある大きな木製歯車に
まず目が留まります。これは新潟県長岡市で製粉用の水車に使われていました。そこ
に書かれている墨書(ぼくしょ)にご興味をお持ちの方も,意外と多いように見受け
られます。

 直径が1.4メートルの大きな木製歯車は,墨書により明治41年6月10日に造られたこ
とが判ります。大きな歯車の加工には,2枚の材木を剥ぎ合わせており,片側に25本,
もう一方に23本,計48本の歯車として成り立っています。歯は木材本体から切り出さ
れた部分と,板目にあたるところには別の縦方向の柾目(まさめ)の材で作った歯を
差し込んでいる部分の2種類があります。こうすることで回転に耐え得る頑丈な歯車
を作っていたという技術が見て取れます。
 長い年月の中で,手に入る材料を活かして歯車を加工していたという先人の知恵に,
感動を覚えます。

 企画展示室の音歯車の作品からは心地よい音が奏でられます。創造の広場手前のコ
ーナー付近では,ボタン操作で動かすことが可能なからくり作品もあります。機械模
型は実際に動かし,その動きを観察することも一部可能です。また模型展示とともに
関連動画がお手元でご覧いただけます。
 
 企画展示室の入り口近辺では,歯車の動きを観察できる柱時計などもご覧いただけ
ます。お昼には,正時に鳴る時計の鐘の音を聞くことができます。

 歯車は日常生活の道具類に必要なものです。
当館企画展のご高覧がまだの方は,ぜひともお立ち寄りいただけましたら幸いです。 

(学芸課A)

-----------------------------------------------------
現代産業科学館メールマガジン
◆発行  千葉県立現代産業科学館
 〒272-0015 千葉県市川市鬼高1-1-3 TEL047-379-2005
       http://www2.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/
-----------------------------------------------------
◆登録解除はこちら↓
##__CANCEL_URL__##
◆アドレス変更はこちら↓
##__MYPAGE_URL__##