千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第78号(156) 2013年2月20日∞∞
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もくじ
[1]3月のイベント情報及び3月の休館日について
[2]3月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「江戸を歩こう『小名木川』」
[4]季節だより
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[1]3月のイベント情報及び3月の休館日について
●開館時間 9時開館,16時30分閉館。(ただし入館は16時まで)
★(1)地井紅雲版画展-白と黒の世界-
野田・関宿の景色をとおして日本の原風景,日本人の心のふるさと風景
版画41点を展示します。
期 間 2月14日(木)~5月6日(振休・月)
(休館は月曜日,ただし祝日および振替休日にあたる場合は翌日。)
時 間 9時~16時30分(ただし,入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館3階多目的室
入館料 一般:200円(団体160円),高大生:100円(団体80円)
中学生以下・65歳以上:無料
★(2)郷土食講座「鷹菜漬け」
地元の方の指導により,関宿地域で作られている鷹菜を樽に漬けます。
期 日 3月2日(土)・3日(日),3月9日(土)・10日(日)
時 間 10時30分~11時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 各10名
対 象 一般
保険料 50円(別途鷹菜代1,500円)
*漬物樽(20リットル以上)を持参のこと
申込み 1月23日(水)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
*当初の計画より1週間延期しました。
★(3)博物館セミナー
当館展示協力員中村正己氏が「安政大地震と関宿藩-関宿藩領の震災史
料を見る-」と題して講演します。関宿藩領に残された震災状況の史料
をもとに,安政江戸地震の起こり・地震の情報誌「かわら版」の出現・
地震と鯰絵・災害と救済などについて紹介します。
期 日 3月10日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 30名
対 象 一般
受講料 200円
申込み 2月10日(日)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(4)体験教室-みんなでふれあい体験-「関宿城下を歩こう」
千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて,江戸時代の関宿藩にゆかりのあ
る史跡(関宿城本丸跡,鍵の手十字路,外堀・土塁跡,関宿関所跡石碑,
随庵堀と随庵石碑)や寺院(昌福寺,宗英寺,実相寺,光岳寺)など
を学芸員による案内で見学します。
期 日 3月23日(土)
時 間 10時~15時
場 所 集合場所:千葉県立関宿城博物館集会室
活動場所:千葉県立関宿城博物館周辺の史跡や寺院
定 員 30名
対 象 一般
参加費 1,000円(昼食代含む)
申込み 2月23日(土)9時より電話で申込み受付
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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◆◆◆3月の休館日について◆◆◆
4(月),11(月),18(月),25(月)は休館します。
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[2]3月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1)体験教室-みんなでふれあい体験-「関宿城下を歩こう(1日コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて,江戸時代の関宿藩にゆかりのあ
る史跡(関宿城本丸跡,鍵の手十字路,外堀・土塁跡,関宿関所跡石碑,
随庵堀と随庵石碑)や寺院(昌福寺,宗英寺,実相寺,光岳寺)などを
学芸員による案内で見学します。
期 日 4月27日(土)
時 間 10時~15時
場 所 集合場所:千葉県立関宿城博物館集会室
活動場所:千葉県立関宿城博物館周辺の史跡や寺院
定 員 30名
対 象 一般
参加費 1,000円(昼食代含む)
申込み 3月27日(水)9時より電話で申込み受付
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆事典「江戸を歩こう『小名木川』」
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江戸という地名は,入り江にあった戸(港)ということに由来するそうです。
徳川家康が入府した頃は,江戸城のすぐ近くまで日比谷入江が迫っていました。
日比谷入江の東側には,半島状に突き出した江戸前島があり,さらに東の隅田川
との間にも入江が入り込み,その辺りが中世以降の江戸湊であったようです。
家康は最初に,新しい江戸城と城下町の建設に必要な資材を運搬するための水
路を開削します。江戸城と江戸湊を結ぶ運河は道三堀と呼ばれ,現在の日本橋川
と一部位置が重なります。さらに行徳に通じる運河を掘って,塩の輸送路を確保
しました。この運河は慶長年間(1596~1615)に拡張され,その時の任にあたっ
た小名木四郎兵衛の名を取り,小名木川と呼ばれています。小名木川は,利根川
東遷が完成すると,新川(船堀川)を経て,江戸川・利根川と結ばれました。こ
れにより,江戸に向けて関東各地のみならず東北地方からも物資が集まるように
なります。それらの物資や人々の往来を把握するために,小名木川には関所と同
じ役割を持つ船番所が置かれました。番所は最初,隅田川口(深川)にありまし
たが,明暦3年(1657)の江戸大火以後に市中が拡大したのに伴い,中川口に移
転しました。
現在も東京都江東区を,東西に一直線に貫く小名木川。深川付近には,江戸の
情緒を感じる場所もまだ残っていて,これからの季節,散歩や見学にお薦めです。
(岡田)
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[4]季節だより
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寒い日が続いておりますが皆様は,お元気でしょうか。
郷土食講座「鷹菜漬け」で使用する鷹菜が,現在生育不良です。昨年は,講座
を1週間延期しての実施でした。昨年のこの時期も寒く,野菜の生育が不良で品数
が少なく値段が高騰していたことを思い出しました。今年も,同じ状況です。鷹
菜も野菜ですので生育不良になっているのは当然なわけです。
当館の平成25年度開館日カレンダーをホームページで更新しました。『2013年
こぶし開花情報』も2月上旬から始めています。是非,ホームページでご覧下さ
い。
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千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
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