千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第200号(278)
配信日時:2023/04/20 09:00
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

せきはくマガジン

http://www2.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第200号(278) 2023年4月20日∞
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 もくじ
[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について
[2]お知らせ
[3]せきはく豆事典「川の流れのように」
[4]季節だより
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[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、講座等のイベントにつきましては、
内容等を変更することがあります。新しい情報につきましては、随時ホームペ
ージでご確認をお願いいたします。
 
●	開館時間 9時~16時30分   

★(1)2023「国際博物館の日」記念事業 パネル展「身近なクモ」
        私達の身近にいるクモを、パネルで紹介します。
        期 日  4月18日(火)~6月25日(日)
       (月曜休館。月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館。)
        時 間  9時~16時30分
        場 所  千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
        入場料  一般200円(団体160円)、高大生100円    
                 (団体80円)、中学生以下・65歳以上・障害者手帳
                  などをお持ちの方とその介護者は無料
 
★(2)体験教室「関宿城下を歩こう(河川コース)」
        千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之島公園、関宿水閘門、
        浚渫船、情報・防災ステーションごか)を徒歩でめぐります。当館
        の学芸員が案内し、解説します。
        期 日  5月21日(日)
        時 間  10時~12時
        場 所  【集合】千葉県立関宿城博物館 集会室  
             【見学】千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之
                          島公園、関宿水閘門、浚渫船、情報・防災ステ
                          ーションごか)
        定 員  30名
        対 象  一般
        参加費  50円
        申込み  4月21日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
                  04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(3)体験教室「河川敷の野鳥観察会」
        関宿城博物館周辺の河川敷に見られる鳥たちの姿や声を観察します。
     期 日  5月28日(日)
     時 間  11時~12時、13時30分~14時30分
        場  所  【集合】千葉県立関宿城博物館 集会室
            【見学】千葉県立関宿城博物館周辺
        定 員  各20名
        対 象  一般
        参加費  50円
        申込み  4月28日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
          04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(4)カッピーまつり
    当館のキャラクター、カッピーと一緒に写真を撮りませんか。紙で
        つくるカッピー指人形のシートも配布します。
        期 日  4月29日(土・祝)~5月7日(日)    
                 (5月1日(月)は休館。)
        時 間  9時~16時30分
        場 所  千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
        参加費  無料
        申込み  当日自由参加


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◆◆◆5月の休館日について◆◆◆
5月1日(月)、8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月)
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[2]お知らせ
   5月中に募集が開始されるイベントについて
   (新型コロナウイルス感染拡大防止のため、内容等を変更することが
    あります。)

◆(1)歴史講座「古文書を読む(入門編)《3回連続》」
    初心者を対象とし、くずし字の「ひらがな」を中心に学習します。
     期  日   6月4日(日)、7月2日(日)、8月6日(日)
    時  間   10時~12時
    場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
       定 員  30名
    対 象  一般(3回連続参加できる方)
    受講料   初回のみ200円
    申込み   5月4日(木・祝)9時から電話で申込み受付
         04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)


◆(2)体験教室「身近なクモの観察会」
    千葉県立関宿城博物館周辺の野外や屋内で普通に見られるクモを観
    察します。
    期 日  6月3日(土)・6月18日(日)
    時 間  両日とも10時~12時
    場  所   【集合】千葉県立関宿城博物館 集会室
         【見学】千葉県立関宿城博物館周辺
    定 員  20名
    対 象  一般
    参加費  50円
    申込み  6月3日(土)開催は5月3日(水・祝)、6月18日
         (日)開催は5月18日(木) 両日ともに9時から電話で
         申込受付(先着順)
         04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

  
◆(3)体験教室「河川敷の野鳥観察会」
    千葉県立関宿城博物館周辺の河川敷で見られる鳥たちの姿や声を観
    察します。
    (望遠鏡、カメラを持参してもよいです。動きやすい服装でご参加
     ください。)
    期 日  6月10日(土)
    時 間  11時~12時、13時30分~14時30分
    場 所  千葉県立関宿城博物館周辺河川敷
    定 員  各20名
    参加費  50円
    申込み  5月10日(水) 9時から電話で申込受付(先着順)
         04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)


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[3]せきはく豆事典「川の流れのように」
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 2月から3月にかけて、利根川流頭部付近、五霞町側の江戸川入り口にあ
たる岸辺に、3台ほどの黄色いショベルカーが4階展望室から見えました。
晩冬のセピア色の風景に、黄色の鮮やかさが異質を放っていました。
 毎日のように見ていると、車体を岸辺ぎりぎりに停め、川の中に向かって
ショベル部分を伸ばしていました。何をしているのかと不思議に思っている
と、川底の土砂をすくい上げては、岸辺に積んでいく様子が見られました。
 さらに別の日には、車体ごと川に入り、土砂をすくう作業をしていました。
 まるで恐竜が水遊びをしているかのようです。
 そして、みるみるうちに岸辺も整えられていきました。
 このような工事は、利根川上流から流れてきた土砂が、江戸川の分岐でも
あるカーブの部分に蓄積されていったために行われたと考えられます。
 このまま土砂が蓄積され続ければ、河床の上昇、江戸川の入り口部分が狭
められる、利根川への水量の増加、そして洪水による氾濫が起こる可能性が
あると考えられます。
 また、河床に溜まった土砂を取り除くことを浚渫(しゅんせつ)と言いま
すが、にこにこ水辺公園の駐車場には現役を終えた浚渫船を、当館の第1展示
室には浚渫船の模型を展示しており、船による浚渫を身近に感じていたため
か、ショベルカーによる浚渫を新鮮に感じました。
 浚渫船とは、河床を削りながら、ポンプを使って土砂をすくい上げる船で
す。明治時代から使われるようになり、浚渫によって川の流れがよくなり、
水上交通の便も良くなりました。利根川下流部、道の駅水の郷さわら付近で
も浚渫船のトネッシーを見ることができます。文字通り船ですので船体は水
に浮かびます。水の上からでは水の中を見ることができませんので、どのく
らいの河床、水位かはわかりませんが、ショベルカーが川の中に入ることが
できるわけですから、冬の水量が少ない時期とはいえ、それだけ河床も上昇
していたことでしょう。
 この工事によって以前と比べて川幅が広がり、水流がよくなったように感
じます。定期的に調査や工事を行っているおかげで川の安全、そして生活の
安全が守られていることがわかります。
 このような作業風景はなかなか見ることができず、変化する風景が楽しみ
でもありました。「流れる水は腐らず」と、私自身も肝に銘じていきたいも
のです。
                           (横田 貴史)
   
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[4]季節だより
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 3月26日(日)から4月2日(日)まで4年ぶりに野田市関宿城さくらま
つりが開催されました。まつりの期間中は大変多くの方にご来場いただき、
久々に活気溢れる関宿城を見ることができました。
 令和5年度が始まりました。よろしくお願いいたします。
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い。
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