千葉県立中央博物館分館海の博物館メールマガジン バックナンバー
海からのたより 第223号
配信日時:2023/09/01 08:30
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  千葉県立中央博物館分館 海の博物館メールマガジン

 『海からのたより』 第223号
                           2023年9月1日発行

                 千葉県立中央博物館分館 海の博物館
                 http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
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│目次
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★9月、10月の主催行事のご案内
★研究員ノート -海の博物館はリフォームを始めます-
★海の博物館周辺の情報

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│★9月、10月の主催行事のご案内
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【展覧会】
●令和5年度収蔵資料展「千葉県勝浦沖キンメ場の魚」
 千葉県勝浦沖にはキンメダイを釣る漁場「キンメ場」があります。ここで漁
獲された魚は60種に上り、30種を海の博物館発行の本に掲載しました。この展
示では、本のページを拡大して、実物の魚類標本とともに紹介します。
・会期:7/15(土)~9/3(日)

●秋の企画展示「海の生きものの古い図鑑-明治から昭和初期まで-」
 明治から太平洋戦争中に出版された海の生きものを掲載した図鑑や啓蒙書を
紹介します。これらの本をとおして、四方を海に囲まれるわが国の生きものを
扱った海洋教育の歴史に触れてみましょう。
・会期:10/21(土)~1/14(日)

☆事前申込制の行事
【観察会】
  研究員の解説を聞きながら、自然の中で生きものをじっくりと観察します。
 荒天等の事情により、中止または日程や内容が変更となる場合があります。

●観察会「鵜原理想郷 秋の花散歩」   講師:松本 光史
  鵜原理想郷をゆっくりと散策しながら季節の花を楽しみます。
 ・日時:10/22(日) 10:00~12:00
 ・対象:小学生以上(小学生は保護者同伴)
 ・定員:15名
 ・保険料:お一人様50円
 ・申込締切:10/8(日)

≪参加方法≫
 行事ごとに、以下を明記の上、開催日2週間前必着で、海の博物館あてに
ハガキ・FAX・電子メールのいずれかでお申し込みください。
  定員を超えた場合は抽選となります。抽選結果はご連絡いたします。
   ※博物館入口横の受付でもお申し込みいただけます。

・記入事項(希望者全員の情報を記入)
  1.氏  名
  2.住  所(郵便番号も)
  3.電話番号
  4.年  令
  5.ご希望の行事名と日時

≪お申し込み・お問い合わせ先≫
  千葉県立中央博物館分館海の博物館
   〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾123
   電話 0470-76-1133  FAX 0470-76-1821
   電子メール umihaku@chiba-muse.or.jp

☆当日申込制の行事(要入場料)
【海の体験コーナー】
 体験交流員といっしょに、海の生きものにちなんだ簡単な工作を行います。

 メニュー:「コーラルプリントをしよう」
     貝殻やサンゴなど、海の生きものたちの不思議な模様を布に写し取
          り、オリジナルハンカチを作ります。
 ・開催日:9/2(土)、9/16(土)

 メニュー:「海で見つけた材料でオリジナルオブジェを作ろう」
     海で見つけた材料を使ってオリジナルオブジェを作ります。
 ・開催日:10/7(土)、10/21(土)

 ・対象目安:3歳以上(小学生以下は保護者同伴)
 ・定員:各回6名
 ・時間:(1)11:00~11:20 (2)13:30~13:50
 ・材料費:お一人様50円

≪参加方法≫
 当日申込、先着順(入場者対象)。入場手続き後、受付にて参加申込をして
ください。
※体験メニューの内容は日によって変わります。詳細は、海の博物館までお問
 い合わせいただくか、ホームページをご覧ください。

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│★研究員ノート -海の博物館はリフォームを始めます-
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 平成11年3月に開館した海の博物館は、今年で24年目をむかえました。この
間、当館を訪れた方は本年7月末時点で累計5,656,983名になります。開館当初、
学校行事や家族旅行で来館した子供たちは大人になり、現在ではその子供たち
も来てくれています。また、当館を繰り返し利用してくださる学校や団体、個
人も少なくありません。おかげさまで海の博物館は、「房総半島を中心とした
海の自然や生きものを理解、楽しむための拠点施設」として定着できたと考え
ています。四半世紀に渡るご愛顧に、あらためて感謝いたします。
 ところで、海の博物館は今、施設・設備の老朽・劣化という問題に直面して
います。現在、千葉県には5館8施設の県立博物館・美術館があります。海の博
物館は、これらの中では最も築年数が浅い施設で、一見開館当時と変わらぬ姿
を留めています。しかし、立体駐車場を含め、施設・設備のいたるところに不
調が起きています。県有施設の維持管理を行う部署によると、海辺特有の強い
風雨と塩害のため内陸や都市部にある施設よりも速い速度で老朽・劣化が進ん
でいるとのことでした。この対策として、当館では今年からの数年間をかけ、
施設・設備の改修・更新工事を行います。
 工事は9月から始め、博物館棟と駐車場棟の双方で照明のLED化、電話機・監
視カメラ・空調設備の更新、外壁・屋根・屋上防水の改修などを順次行います。
機を同じくして、当館の隣にある窪地では、「かつうら海中公園整備事業」
(勝浦市)に伴う埋立工事が始まります。また、道路を挟んだ海岸側では、
「海の資料館(令和3年度で廃止)解体工事」(県環境生活部自然保護課)も始
まります。これらは皆、ここ海中公園エリアの魅力を向上させ、将来に渡って
より快適にご利用いただくための工事です。
 工事が始まると、海の博物館の周辺には擁壁や足場が築かれ、大型・特殊車
両が頻繁に稼働・出入りします。もちろん安全には十分に配慮し、現場周辺に
は歩行者専用の通行帯を設け、警備員を配置します。皆様にはご不便、ご迷惑
をおかけしますが、ご理解、ご協力くださるようお願いたします。
 海の博物館は、工事期間中も通常通り開館します。当館は、これから野外で
の行事に代わって展示会の季節になります。本年度後半には以下二つの企画を
用意して皆様をお待ちしています。ぜひご来館ください。
・秋の企画展示「海の生きものの古い図鑑 -明治から昭和初期まで-」
 令和5年10月21日(土)~令和6年1月14日(日)
・令和5年度マリンサイエンスギャラリー「アサクサノリ2 -ノリの世界-」
 令和6年2月23日(金・祝)~令和6年5月6日(月)
                         (分館長 乃一 哲久 )

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│★海の博物館周辺の情報
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【観光情報】

・かつうら海中公園海中展望塔
    海の博物館の真ん前にあります。水深8mの海中展望室から季節ごとの魚
 や海底の様子を楽しむことができます。
   〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾174
   http://www.katsuura.org/index.php 

・エデン(eden)
    海の博物館前、レストラン、ショップと天然温泉スパを併設した複合施設。
  〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾272     0470-64-6370(レストラン)

・勝浦朝市は通常どおり(6時半頃~11時頃・水曜休み)開催されています。
  詳しくは勝浦市観光協会のホームページをご覧ください。
  〒299-5233 千葉県勝浦市浜勝浦319
   https://www.katsuura-kankou.net/asaichitop/

【施設情報】

・勝浦市郷土資料室
  勝浦市立図書館の中に開設されました。郷土の歴史や文化財などをそれ
 ぞれのテーマを設けて展示紹介しています。
  休室日:月曜日・祝日・年始(図書館の休館日と同じ)  
  問合せ先:勝浦市教育委員会生涯学習課生涯学習係
  〒299-5235 千葉県勝浦市出水1297     0470-73-6665

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今月も、海の博物館メールマガジンを最後までお読みいただきありがとうござ
いました。

発行  千葉県立中央博物館分館 海の博物館
連絡先 〒299-5242 千葉県勝浦市吉尾123
    電話:0470-76-1133 FAX:0470-76-1821
    http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/
お問い合わせはこちらへ umihaku@chiba-muse.or.jp
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