千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2024年2月号 ★
配信日時:2024/02/10 08:00
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ちば中央博メール 令和6年2月号(2024年2月10日発行・第210号)
        http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
目 次
1.お知らせ
2.イベント情報
(1)中央博物館本館・生態園
(2)大利根分館
(3)大多喜城分館
3.中央博の窓-167 「写真で千葉のあゆみを振り返る」
4.研究室から-153 「絶滅危惧植物を守り、未来へつなぐ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆当館にお越しの際は、開館日をご確認のうえご来館ください。
開館日カレンダーはこちらをご覧ください↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html

◆博物館の開館時間について
本館・生態園は9:00~16:30まで開館・開園しています。
 ※入場については本館16:00・生態園16:15までとなります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2.イベント情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
----------------------------------------------------------------------------
 (1)中央博物館本館・生態園
----------------------------------------------------------------------------
■【講座・観察会】について
当館では、博物館での生涯学習の充実を図るため、講座・観察会、自然誌シンポジウ
ム、講演会などの行事を実施し、県民の皆様に学習の場を提供しています。
『2月10日~3月10日』までに行われる講座・観察会は以下のとおりです。

◎当日申込・先着順イベント
☆森の調査隊
開催日:令和6年2月12日(月・休)13:00~16:00
開催地・会場:生態園

☆ひな飾りをつくろう!
開催日:令和6年2月24日(土)11:00~11:30 
14:00~14:30
開催地・会場:1Fホール

☆生態園観察会 生態園の野鳥
開催日:令和6年3月2日(土)  9:30~10:30
             11:00~12:00
14:30~15:30
開催地・会場:生態園(野鳥観察舎前)

◎事前申込・抽選イベント
☆スミレの分類
開催日:令和6年2月10日(土)13:30:~15:00
開催地・会場:研修室 

☆信仰巨石の地学
開催日:令和6年2月11日(日・祝)10:00~15:00
開催地・会場:研修室

☆深海生物を見てみよう
開催日:令和6年2月17日(土)13:30~15:00
開催地・会場:研修室

☆まいわいをしろう 歴史編(会場参加)
開催日:令和6年2月18日(日)14:00~15:00
開催地・会場:講堂

☆まいわいをしろう 歴史編(オンライン参加)
開催日:令和6年2月18日(日)14:00~15:00
開催地・会場:オンライン配信

☆岩石薄片をつくろう
開催日:令和6年3月 2日(土)10:00~16:00
開催地・会場:研修室

☆海岸で化石を探そう
開催日:令和6年3月10日(日) 9:30~12:30
開催地・会場:館外(富津市)

講座・観察会のお申込みや詳細はこちらをご覧ください↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html

■【ミュージアム・トーク】(研究員による展示・資料解説)について
当館では、土曜・日曜・祝日の11:00~11:30と14:30~15:00に「ミュージアム・トー
ク」を行っています。2月10日~3月10日までに行われるミュージアム・トークは以下
のとおりです。

☆ 2月…11日(日)  『地層と貝化石のおはなし』
12日(月・休)『地質調査と地層の年代を知る方法について』
18日(日)  『バックヤードツアー(液浸収蔵庫)』
23日(金・祝)『千葉の海の貝』
25日(日)  『増えるシカと森のはなし』

☆ 3月… 3日(日)  『成田山新勝寺と門前町』
10日(日)  『「理科室のタイムマシン 学校標本」展示説明』

詳しくはこちらをご覧ください↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520012270143/index.html

■春の展示「理科室のタイムマシン 学校標本」
日時:令和6年 3月 9日(土)~ 令和6年5月12日(日)
会場:第1企画展示室
内容:県内各地の学校に残る古い生物標本や生物部誌から、昔の自然や学校生活がよ
   みがえります。
----------------------------------------------------------------------------
(2)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
----------------------------------------------------------------------------
・大利根分館は本館への機能集約に向けて休館しております。
(館内の見学もできませんので、ご了承ください。)
・資料の貸し出し等については、電 話(0478-56-0101)にてお問合せください。
(土・日・祝を除く)

----------------------------------------------------------------------------
(3)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
----------------------------------------------------------------------------
大多喜城分館は施設改修のため、しばらくの間休館します。
※施設内はご覧いただけませんが、敷地内の研修館で「大多喜城と城下町」をテーマ
とした展示を開催しています。(開館時間9:00-16:00)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3.中央博の窓-167 「写真で千葉のあゆみを振り返る」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 千葉県政 150周年記念事業として、写真を通じて千葉のあゆみを振り返り、その記
録と記憶を未来へ残していく「ふるさとちば古写真デジタルアーカイブ」を立ち上げ
ました。掲載された写真はダウンロードし、書籍や他メディアへの掲載等、自由に利
用することができます。

写真の閲覧はこちらから→ https://150photo.pref.chiba.lg.jp/

 街並みや衣食住の様子、なりわい、娯楽……。人々の生活の一端を、写真からは知
ることができます。本デジタルアーカイブには、皆様から募集した写真も掲載されて
います。応募にあたっては写真とともにそれにまつわる思い出などの情報も寄せて頂
きました。その中でふと目に留まったコメントが。ラッパを手に自転車を走らせる男
性を捉えた写真に、「トーフー」というタイトルと、「帰宅の合図でした」というコ
メントが付されていました(タイトルとコメントは応募者による)。このメルマガを
ご覧の皆様はおそらく、「これは豆腐の移動販売自転車を写したもので、巡回の合図
に吹き鳴らすラッパの音が応募者にとって帰宅の合図だった」と読み取れることと思
います。しかし豆腐販売方法も軽自動車に変わり、そもそも豆腐の移動販売自体見か
けることが少なくなった昨今、やがては「『トーフー』ってなに?」という方も増え
てくるでしょう。
 移り変わる暮らしの「その時」を捉えた写真。そこからどれだけの情報を引き出せ
るかは見る側に委ねられます。それを助けるような解説を加えるのが我々の仕事。写
真とにらめっこしつつ、読み解いていくのは楽しいものです。
(企画調整課 玉井 里奈)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
4.研究室から-153 「絶滅危惧植物を守り、未来へつなぐ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 日本は世界的に見て生物多様性が高い地域でありながら、絶滅危惧種が多い「生物
多様性ホットスポット」の1地域とされています。現在、日本には約7,000種の野生植
物が分布しています。このうち絶滅危惧種をリスト化した環境省レッドリストには、
約26%の1,790種が掲載されています。すなわち、4種に1種が絶滅危惧植物です。
 絶滅危惧植物の中には、元より個体数が少なく希少であるものや、地球史の中で起
こる環境の変化に適応できずに個体数を減らしているものなど、人が手出しせずとも
絶滅リスクが高い種も含まれています。一方で、土地改変や園芸・販売目的の採取な
ど、人の都合で個体数を減らしている種もあります。私は、人の都合で絶滅の危機に
ある植物については、人の手を加えてその植物の生存を守る「保全」が必要だと考え
ています。
 これまでは、主に北海道に分布する植物の保全研究を行ってきましたが、ご縁があ
って千葉県の学芸員となりました。千葉県は、人と自然が近い距離でバランスを保っ
て共存してきた歴史があります。この自然を後世にも残していくため、保全研究を進
めていきたいと思います。
(企画調整課 浅野 紗彩)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 URL:http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
●このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
 返信をいただいてもお答えできませんので御了承ください。
●ちば中央博メールについてのお問い合わせ・ご意見・ご感想は、電話またはFAXで
 お願いします。
●大多喜城分館、大利根分館に関するお問合せは各館に直接お電話をお願いします。
●無断転載はお断りします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●バックナンバーはこちら↓
https://a02.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=318
●登録の解除はこちら↓
##__CANCEL_URL__##
●配信アドレスの変更はこちら↓
##__MYPAGE_URL__##