千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
https://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/(変更しました。)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第212号(288) 2024年4月20日∞
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もくじ
[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について
[2]お知らせ
[3]せきはく豆事典「忠孝をはげまし礼法を正し-関宿藩の家訓その1-」
[4]季節だより
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[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について
●開館時間 9時~16時30分
★(1)「千葉県誕生150周年記念 写真で見るちばのあゆみ」パネル巡回展
写真から千葉県の150年の歴史をふりかえります。
期 日 4月16日(火)~5月26日(日)
時 間 9時~16時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
入場料 一般200円(団体160円)、高大生100円(団体80円)、
中学生以下・65歳以上・障がい者手帳などをお持ちの方とその
介護者は無料
★(2)カッピーまつり
当館のキャラクター、カッピーと一緒に写真を撮りませんか。紙でつくる
カッピー指人形のシートも配布します。
期 日 4月28日(日)~5月6日(月・祝) (4月30日(月)は休館。)
時 間 9時~16時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
参加費 無料
申込み 当日自由参加
★(3)楽しい古文書
ひらがなを中心に昔の文字を読んだり、筆ペンを使って半紙に文字を書いたり
する体験です。小学生から一般の方まで自由に体験できます。
期 日 5月5日(日・祝)
時 間 10時~11時30分、13時30分~15時
場 所 千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
参加費 無料
申込み 当日自由参加
★(4)体験教室「河川敷のいきものさがし」
当館調査協力員で自然科学系ライターの「わぴちゃん」こと、岩槻秀明氏の解説
を聞きながら、河川敷特有の植生環境を観察します。
期 日 5月6日(月・祝)
時 間 10時~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館、河川敷
定 員 20名(小学生以下は保護者同伴)
参加費 50円
その他 長ズボン・運動靴推奨、虫かご・虫取り網の持参可
申込み 4月6日(土)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(5)体験教室「関宿城下を歩こう(城下町コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(関宿城本丸跡、筋違い十字路、外堀・
土塁跡、関宿関所跡石碑、随庵堀と随庵碑や寺院)を徒歩でめぐります。当館の
学芸員が案内し、解説します。
期 日 5月19日(日)
時 間 10時~12時30分
場 所 【集合】千葉県立関宿城博物館 集会室
【見学】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡等
定 員 30名
対 象 一般
参加費 50円
申込み 4月19日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(6)パネル展「利根川の風景1」
長さ全国2位、流域面積全国1位の利根川。利根川の上流から関宿周辺までの
様子を紹介します。
期 日 5月28日(火)~7月7日(日)
(月曜休館。月曜日が休日の場合は開館し、翌日休館。)
時 間 9時~16時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
入場料 一般200円(団体160円)、高大生100円(団体80円)、
中学生以下・65歳以上・障がい者手帳などをお持ちの方とその
介護者は無料
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◆◆◆5月の休館日について◆◆◆
5月7日(火)、13日(月)、20日(月)、27日(月)
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[2]5月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1)体験教室「関宿城下を歩こう(河川コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、
情報・防災ステーションごか)を徒歩でめぐります。当館の学芸員が案内し、解説します。
期 日 6月1日(土)
時 間 10時~12時30分
場 所 【集合】千葉県立関宿城博物館 集会室
【見学】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡(中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、
情報・防災ステーションごか)
定 員 30名
対 象 一般
参加費 50円
申込み 5月1日(水)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(2)歴史講座「古文書を読む(入門編)《3回連続》」
初心者を対象とし、くずし字の「ひらがな」を中心に学習します。
期 日 6月2日(日)、7月7日(日)、8月4日(日)
時 間 10時~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館 集会室
定 員 30名
対 象 一般(3回連続参加できる方)
受講料 初回のみ200円
申込み 5月2日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆事典「忠孝をはげまし礼法を正し-関宿藩の家訓その1-」
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家訓とは家の存続が重要視された時代に、先祖が子孫に伝えた守るべき教えや訓戒を記した
ものです。家訓は家族だけでなく、大名とその家臣や商店の職員を対象にしたものまでさまざ
まなものがあります。当館には関宿藩久世氏の旧家臣宅に関宿藩の家訓と呼ぶべき資料がいく
つか寄託されています。久世家に祐筆として仕えた尾崎家に伝わる「尾崎家御家訓」という資
料からその内容を紹介します。
資料の名前は「尾崎家御家訓」です。作られたのは寛文4年(1664)10月7日です。これと同
じ年月日に作られた同じ内容の家訓が他の家臣宅にもあることから、この家訓は尾崎家に限った
ものではなく、久世家の全ての家臣に伝えるために写本が作られたと考えられます。作成した
のは久世広之で、この家訓が作られた5年後の寛文9年(1669)に関宿藩主に就任しています。
冒頭に「家法の條数堅くこれを相守り、ただし公儀ご法度の趣品々これ有難く第一に・・・」
と、この家法を作成した意図を述べています。家法として定めたことを堅く守ること。なお幕
府の定めた法令は最重要に心得え、忠義と孝行を重んじ礼儀を尽くし、常に文武の道を心がけ、
義理を重んじ風俗を乱さぬように、と続きます。
家臣の人柄が悪くなり風俗が乱れることは主君の憂いとなることなので、己の人柄を磨き良い
侍として認められることが主君への忠義となり親への孝行となる。さらに良き侍とは、普段は
慇懃に礼儀をわきまえ、いざ戦場に赴く時は命を惜しまず勇気を奮って戦うものであると述べ
ています。
文武の奨励と忠孝の重視はこの時代の武士には最も一般的な価値観で、他の藩の家訓にもたい
てい登場します。家訓から藩主が家臣に求めた武士としてのあり方や当時の武士の価値観など
が読み取れます。このあと家訓は友達を始めとした人との付き合いの仕方や結婚、酒の飲み方
まで話が及びます。この続きは次回以降に紹介します。
(尾崎 晃)
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[4]季節だより
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例年と比べて珍しく、桜が4月に満開を迎えました。入学式に桜の花が間に合いますね。
今年度もよろしくお願いします。
さて、今月から「千葉県誕生150周年記念 写真で見るちばのあゆみ」パネル巡回展が始
まりました。150年前から現在までの千葉県の様子をぜひご覧ください。
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せきはくマガジン第212号(288)
発行:千葉県立関宿城博物館
〒270-0201
千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
○ホームページ:https://www.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/ (変更しました。)
○メールの内容についての問い合わせ: sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp
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