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房総のむらメールマガジン VOL.89
配信日時:2014/02/01 10:00
房総のむらメールマガジン

VOL.89(2014.2.1号)

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目次
1.百文券及び藩札の有効期限に関するお知らせ
2.年中行事を見直してみませんか?
3.トピックス展「レンズをとおした房総のむら」閉幕迫る!
4.今月のいち押し演目
5.3月の先取り情報 
6.房総のむらが出張します
7.房総のむらを食す!9
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 ■2月の休館日■
 3日(月)・10日(月)・17日(月)・18日(火)・24日(月)
 
重要文化財「旧学習院初等科正堂」は、保存修理工事のため当分の間、御見学できません。
(平成26年3月までの予定)。公開再開の際には、房総のむらホームページでお知らせし
ます。御迷惑をお掛けしますが、御理解の程、よろしくお願い申し上げます。


1.百文券及び藩札の有効期限に関するお知らせ
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 現在販売している百文券及び藩札の有効期限は、平成26年3月31日です。お手元にあ
る券をご確認いただき、期限内にお使いください。


2.年中行事を見直してみませんか?
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 年中行事とは、一年のうちで、一定の時期に慣例として行われる行事のことをいいます。
房総のむらでは、2月に節分や旧暦の小正月、各地で行われているむらの災いよけを再現し
ます。今は見る機会の少なくなった懐かしい風景があります。三世代そろって御来館くださ
い。

■節分
○上総の農家(展示・体験)
イワシの頭とヒイラギを戸口に刺し、竹などの先にかごをつり下げ、煎った豆をまいて災い
を払います。
日  時:2月1日(土)・2日(日)9:30~16:30
参 加 費:無料
そ の 他:豆まきができます。(13:00~15:00)

○下総の農家(展示・体験)
大豆の枝にイワシの頭を刺してヒイラギやグミの枝と一緒に束ね、門口に挿します。
日  時:2月1日(土)・2日(日)9:30~16:30
参 加 費:無料
そ の 他:豆まきができます。無料。(10:30~15:00)

○武家(展示・体験)
ヒイラギと大豆の枝にイワシの頭を刺し、家の戸口に打ち付けます。
日  時:2月1日(土)・2日(日)9:30~16:30
参 加 費:無料
そ の 他:豆まきができます。(10:30~15:00)

○商家の町並み(展示)
店の入り口などにヒイラギと大豆の枝にイワシの頭を刺したものを飾ります。
日  時:1月31日(金)、2月1日(土)・2日(日)9:30~16:30

■初午(商家の町並み/展示)
お稲荷さんの誕生日とされる2月の最初の午(うま)の日(2014年は2月4日)に稲荷
祠の扉を開け、大根やにんじん、油揚げを供える行事を再現します。
日  時:2月8日(土)・9日(日)9:30~16:30

■初午の料理(商家の町並み/展示)
初午の時にお稲荷様に供える「小豆飯」「すみつかれ」を再現します。
日  時:2月9日(日)9:30~16:30
 
■おびしゃ
○上総の農家(実演・体験)
的に矢を射って作物の豊凶を占う行事です。中心近くに当たるほど豊作になると言われてい
ます。
日  時:2月11日(火)13:00~15:00
参 加 費:無料
そ の 他:行事に参加できます(体験時間内随時受付)。雨天中止。

○下総の農家(実演・展示)
村の御神体などを次の当番へ引き渡す行事で、掛軸や供物を飾り、料理を再現します。
日  時:2月22日(土)・23日(日)
     ※22日の午前に料理などの準備をし、午後から展示します)
参 加 費:無料
そ の 他:行事に参加できます(体験時間内随時受付)。雨天中止。

■小正月飾り
○上総の農家(展示・体験)
綿の豊作を祈り、ナラノキの枝に綿の実をかたどった白い餅を飾り付け、小豆粥などを神様
や仏壇に供えます。
日  時:2月13日(木)9:30~16:30
そ の 他:餅の飾りつけに参加できます(2月13日13:30~15:00体験時間内随時受付)。

○下総の農家(体験)
豊作を祈って、栗の木に小さく丸めた白い餅を飾り付ける行事です。小振りの成木餅を作
り、持ち帰れます。
日  時:2月13日(木)10:00~12:00
対  象:小学3年生以上
料  金:400円(別途、房総のむら入場料が必要です)
参加方法:事前申込(5人/体験の20分前まで受付)
持 ち 物:エプロン
展 示 日:2月13日(木)・14日(金)

■むらの災いよけ
○上総の農家(実演・展示)
むらの中に災いが入らないように、むら境に綱を張る行事です。内房地域の「綱つり」を再
現します。
日  時:2月23日(日)9:30~15:00
そ の 他:雨天中止

○下総の農家(実演・展示)
富津市関尻地区に伝えられている大わらじ。印旛村(現印西市)竜腹寺地区に伝えられてい
る大蛇を作り、展示します。
日  時:2月8日(土)9:30~15:00

○下総の農家(体験)
八千代市上高野に伝えられている、家の門口にかける小蛇を作ります。持ち帰れます。
体 験 日:2月9日(日)9:30~15:00
対  象:小学3年生以上。小学4年生以下は1人に1人の引率者が必要。引率者は体験者
の補助をお願いします。
料  金:300円(別途、房総のむら入場料が必要です)
参加方法:事前申込(8人/体験の20分前まで受付)

●2月のおすすめ演目 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
●2月の演目ごよみ
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/koyomi-2.html


3.トピックス展「レンズをとおした房総のむら」閉幕迫る!
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 来館者の皆様から公募した、館内の風景や動植物・建物などを題材とした写真展を開催中
です。雪景色の房総のむらや、ロシアから渡ってきた赤い鳥「イスカ」を捉えた珍しい写真
もあります。また、大正時代から1980年代までの昔懐かしいクラシックカメラ(スプリ
ングカメラ)52点を展示中です。お見逃しなく!

展覧会会期:平成26年2月23日(日)まで
会  場:風土記の丘資料館2階
入 場 料:無料(ただし、房総のむら入館料が必要です)

●詳細はこちら
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/news/25syashinten.html


4.今月のいち押し演目
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■「登り窯によるやきものづくり 本焼き」
当館の登り窯は、平成23年に栃木県芳賀郡益子町で活動している築窯師の指導のもと、多
くのボランティアの手により完成しました。東日本大震災により、半壊状態になりました
が、壊れた場所の修理を行い、翌年には、ボランティアによる登り窯づくりを紹介するトピ
ックス展も開催しました。今年度も10月から作陶、素焼き、釉掛けを行っており、2月2
0日(木)~23日(日)には本焼きを行います。最終日の23日は、一般の方も見学いた
だけますので、間近では見る機会が少ない、迫力ある登り窯でのやきもの作りの様子をぜひ
御覧ください。
日  時:2月23日(日)9:00~16:30
場  所:房総のむら内 登り窯(場所については、総屋受付でお尋ねください)

●昨年の様子はこちら(登り窯に関する過去の日記は「登り窯」で検索してください)
 http://boso-nomura.blogspot.jp/2012_02_01_archive.html

■考古学講座「石器から鉄器へ ―姿なき鉄器は?―」
房総にもたらされた鉄器がどのように普及していくのか、鉄のナゾに迫ります。
日  時:2月23日(日)13:30~15:00(受付13:00~) 
講  師:神野 信(千葉県環境生活部県民交流文化課 副主幹)
会  場:風土記の丘資料館 集会室
対  象:小学校6年生以上
参 加 費:無料(ただし、房総のむら入館料が必要です)
参加方法:当日受付(先着60人)

●詳細はこちら
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/news/2014.02.23koukogaku.html

■むらの寺子屋「春の七草」
房総のむら内の田んぼの辺りを回りながら、セリやハコベラなどの七草を探し、採集しま
す。(調理実習はありません)
日  時:2月22日(土)10:00~11:30
集  合:総屋
対  象:小学校以上(ただし、小学生は引率者が必要です)
参 加 費:無料(ただし、房総のむら入館料が必要です)
参加方法:事前申込(先着20人)
そ の 他:せん定ばさみ、採集袋持参。長靴でお越しください。


5.3月の先取り情報 
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 3月8日(土)から、トピックス展「伝承切り紙の世界」を開催します。日本には古来よ
り神に捧げる装飾的な紙の造形が受け継がれています。特に、東日本大震災で被害を受けた
東北地方には、複雑で美しい切り紙が多く伝承されてきました。今回は、これら東北地方の
伝承切り紙を中心に、千葉県の事例も併せて御紹介します。
会  期:3月8日(土)~6月8日(日)
会  場:風土記の丘資料館
料  金:房総のむら入館料が必要です。


6.房総のむらが出張します
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 3月9日(日)に青葉の森公園芸術文化ホールで行われる「東日本大震災復興チャリティ
ー祭 第3回伝統文化の森まつり」に出張します。千葉県内で大切に保存・継承されている
郷土芸能を集結したイベントで、房総のむらは「箸づくり」と「飾り結び」の体験ワークシ
ョップを開催します。マスコットキャラクターのぼうじろーも参加するかも? 詳細は、ホ
ームページをご覧ください。

●外部リンク(青葉の森公園芸術文化ホール)
 http://www.aobageibun.com/event/index.html


7.房総のむらを食す!9
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 2月の安房の農家では「普段の食事」という実演・展示があります。「普段の食事」が展
示になるのか、気になりませんか?房総のむらでは、開館前の昭和59年度より、県内各地
域の郷土史家や学校の先生などに依頼し、房総の生活全般について調査を行いました。その
成果は、『千葉県立房総のむら 資料調査報告書 第一~十集』にまとめられており、第八
集では、県内33か所の日常食・行事食・代表的な郷土食の3項目について聞き取り調査を
行った結果がまとめられています。5月に展示をした「普段の食事」では、今から約100
年前に安房郡三芳村(現南房総市)増間地区の農家の方が食べていた「シル・メシ・コウ
コ」を基本とした食事を紹介しました。このように、房総のむらで紹介している郷土の食事
は、実際の調査をもとに再現したものです。現在は、季節を問わず食材を手に入れることが
できますが、かつてはその地域、季節で得ることのできる食材を基本に料理をしていまし
た。もしかしたら、お知り合いの方が「話者」として情報提供をしてくださっているかもし
れません。資料調査報告書は、千葉県内の図書館などで閲覧することができます。

■普段の食事(実演・展示)
かつての普段の食事であった大麦を混ぜた麦御飯と味噌汁、煮物と漬物を季節感豊かに再
現します。
展 示 日:2月15日(土)・16日(日)
      ※15日の午前中に実演します。
会    場:安房の農家

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編集・発行:千葉県立房総のむら
       http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
問い合わせ:tel 0476-95-3333
            fax 0476-95-3330
      mail mura@chiba-muse.or.jp
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