千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第91号(169) 2014年3月20日∞∞
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もくじ
[1]4月のイベント情報及び4月の休館日について
[2]4月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「関宿藩士池田正樹の「難波噺」について」
[4]季節だより
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[1]4月のイベント情報及び4月の休館日について
●開館時間 9時開館,16時30分閉館。(ただし入館は16時まで)
★(1)地井紅雲版画展-白と黒の世界 part2-
野田・関宿の景色をとおして日本の原風景や日本人の心のふるさとを表現
した版画を展示します。
期 間 2月15日(土)~5月6日(振休・火)
(休館は月曜日,ただし祝日および振替休日にあたる場合は翌日。)
時 間 9時~16時30分(ただし,入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館3階多目的室
入館料 一般:200円(団体160円),高大生:100円(団体80円)
中学生以下・65歳以上:無料
★(2)コーナー展「浮世絵に描かれた富士山」
千葉県および周辺地域から望む富士山の風景を描いた浮世絵13点を展示
します。
期 間 4月22日(火)~6月1日(日)
(休館は月曜日,ただし祝日および振替休日にあたる場合は翌日。)
時 間 9時~16時30分(ただし,入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館2階企画展示室
入館料 一般:200円(団体160円),高大生:100円(団体80円)
中学生以下・65歳以上:無料
★(3)体験教室~みんなでふれあい体験~「関宿城下を歩こう(1日コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて,江戸時代の関宿藩にゆかりのあ
る史跡(関宿城本丸跡,鍵の手十字路,外堀・土塁跡,関宿関所跡石碑,
随庵堀と随庵石碑)や寺院(昌福寺,宗英寺,実相寺,光岳寺)を学芸
員による案内で見学します。
期 日 4月26日(土)
時 間 10時~15時
場 所 集合場所:千葉県立関宿城博物館集会室
活動場所:千葉県立関宿城博物館周辺の史跡や寺院
定 員 30名
対 象 一般
参加費 1,000円(昼食代含む)
申込み 3月26日(水)9時より電話で申込み受付
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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◆◆◆4月の休館日について◆◆◆
7(月),14(月),21(月),28(月)は休館します。
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[2]4月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1)第16回関宿城将棋大会
十三世名人関根金次郎(旧関宿町出身)の業績を讃え,将棋大会を開催します。
期 日 大人の部:5月4日(祝・日)
子どもの部:5月5日(祝・月)
時 間 9時~
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 各64名
対 象 一般
参加費 子ども:無料
大人:1,500円
(いずれも食事付)
申込み 4月4日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(2)体験教室~みんなでふれあい体験~「河川敷のいきものさがし-草花あそび-」
当館展示協力員・岩槻秀明氏の案内で,関宿城博物館周辺の利根川・江戸川河
川敷を散策しながら,生育する野草を観察します。また,草笛をつくって遊びま
す。
期 日 5月6日(振休・火)
時 間 10時~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館周辺
定 員 20名
対 象 一般
参加費 100円
申込み 4月6日(日)9時より電話で申込み受付
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(3)郷土食講座「そば打ち」(前期)
関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により,そばの打ち方や切り方を体験しま
す。また,自分が作ったそばを試食します。
期 日 1回目:5月18日(日) 2回目:6月15日(日) 3回目:7月19日(土)
時 間 9時30分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 18名
対 象 一般(3回連続で参加できる方)
受講料 3,500円(3回分)
申込み 4月18日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(4)体験教室~みんなでふれあい体験~「関宿城下を歩こう(半日コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之島公園,関宿水閘門,浚渫船,
鬼門除け稲荷,首塚)を徒歩でめぐります。当館の学芸員が案内します。
期 日 5月24日(土)
時 間 10時~12時
場 所 集合場所:千葉県立関宿城博物館集会室
活動場所:千葉県立関宿城博物館周辺の史跡
定 員 30名
対 象 一般
参加費 100円(資料代含む)
申込み 4月24日(木)9時より電話で申込み受付
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆事典「関宿藩士池田正樹の「難波噺」について」
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前号では,江戸中期の関宿藩士で武芸者であり,当時の一流の流行作家でもあ
った丹羽十郎右衛門忠明,別名佚斎樗山(いっさいちょざん)の『天狗芸術論』
について紹介しました。
今回は,日本各地の風物に関する記録を残した関宿藩士池田正樹の『難波噺』
について紹介します。この『難波噺』は,当人の大坂の風物に対する驚き,物珍
しさ,思いが素直に書かれています。今でいう旅行記録です。内容は,大坂市中
とその近辺の史跡や名所・寺社の様子,大坂の風物や伝承,年中行事,当時の人
々の娯楽・行楽です。時代は明和6年(1769)から安永3年(1774)までの5年間
の記録です。
池田正樹の職務は,主君久世広明が大坂城代として赴任していたので,その属
吏として大坂の城代屋敷の受け取りや様々な引き継ぎと準備をすることでした。
明和6年(1769)11月4日に下総国関宿(野田市)を父とともに出立して,11月17
日明六ツ時に大坂・八軒家の浜(大阪市中央区)に着きます。大坂に着くなり,
油問屋の伊右衛門方(大阪市中央区平野町1丁目)に4日間,間借りをすること
になります。その後,11月21日に城代中屋敷へ移ります。
彼は,勤務に従いながら屋敷周辺や町中のおもしろい噺を拾い集めて記述して
います。その中には,現在は無くなってしまっている風物もあります。
現在,『難波噺』の概略は『大坂見聞録』渡邊忠司著 東方出版 2001年刊で知
ることができます。
*上記の文は,『大坂見聞録』渡邊忠司著から引用しました。(益子)
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[4]季節だより
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日中の気温が上がり,春らしく感じる日が多くなりました。皆さんは,お元
気でしょうか。
当館展示協力員の岩槻秀明氏が,読売新聞夕刊の毎週金曜日『こだわりガ
ーデニング』欄で「草花手帳」を連載しています。(昨年の10月から掲載して
います。夕刊の中ほどにあります)日常生活の中でよく見られ,そして普段か
らちょっと不思議だなと思うような草花について解説をしています。
関宿城まつり,関宿城さくらまつりが4月13日(日)に実施されます。春満
開の関宿城博物館へ,ぜひお越しください。
平成26年度の年間行事を掲載した当館の啓発用ポスター・チラシが来月上旬
には近隣(千葉県,埼玉県,茨城県)の公民館・図書館に届きます。また,ホーム
ページにも年間行事を掲載する予定です。ぜひ,ご覧になって当館のイベントに
参加してください。
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せきはくマガジン第91号(169)をお送りしました。毎月当館の新鮮な情報を
お届けします。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
(お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。)
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せきはくマガジン第91号(169)
発行:千葉県立関宿城博物館
〒270-0201
千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
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◯メールの内容についての問い合わせ:sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp
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