千葉県立房総のむらメールマガジン バックナンバー
房総のむらメールマガジン VOL.96
配信日時:2014/09/01 10:00
VOL.96(2014.9.1号)

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目次
1.	「稲穂まつり」開催のお知らせ
2.	秋期(10~12月)予約体験の受付開始!
3.	今月のいち押し演目
4.	10月の先取り情報
5.	藍甕日記5
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 ■9月の休館日■
  1日(月)・2日(火)・8日(月)・16日(火)・22日(月)・29日(月)
※9月2日(火)は臨時休館します
 

1.「稲穂まつり」開催のお知らせ
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 9月20日(土)・21日(日)に、「稲穂まつり」を開催します。
旭市袋のお囃子・袋でんでん(20日)、中台梯子獅子(なかだいはしごじし)(21日)
などの民俗芸能の上演や「木積の藤箕(ふじみ)製作技術(国指定無形民俗文化財)」の実
演(20日)を始め、2日間限定の演目が盛りだくさん!また、「利き酒会」や“お米アイ
ス”の販売など、収穫の喜びを感じられる催事や、人気の「時代衣裳変身体験」も行います。
御来館の方には、先着で稲穂をプレゼントいたします。御家族揃ってお越しください。

日  時:9月20日(土)・21日(日)9:00~16:30
     ※雨天決行(ただし、演目等は天候などの都合により変更・中止することがあり
      ます。予め御了承ください)
そ の 他:チラシ持参の方(携帯画面の提示、プリントアウト可)は入場料が2割引きとな
     ります。
●詳細はこちら
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/event/20140920inaho.html


2.秋期(10~12月)予約体験の受付開始!
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 9月3日(水)より、10月1日(水)から12月24日(水)までの予約体験の受付を
開始します。御来館またはお電話でお申し込みください。なお、受付初日(9月3日)は電
話受付のみに限らせていただきます。翌日以降は、電話・来館どちらでもお申し込みいただ
けます。体験の一部を御紹介します。

■「もくずがに料理」
養老川や夷隅川に生息する“もくずがに”を使った「蟹めし」「蟹ごし」を作って食べます。
 日  時:10月11日(土)、12日(日)
      11:00~12:30
 料  金:700円(別途、房総のむら入場料が必要です)
 対  象:小学校3年生以上(小学生は2人に1人の引率が必要です)
 参加方法:事前申込(各回先着10人/2日前の12:00まで受付)
 持 ち 物:エプロン、三角巾、マスク

■「白菜漬け」
白菜1/2株に、トウガラシや昆布を挟んで漬けます。(白菜は持ち帰って重しをします)
今年度からの新規演目です。
 日  時:11月20日(木)
      10:00~11:30、13:30~15:00
 料  金:300円(別途、房総のむら入場料が必要です)
 対  象:小学校3年生以上(小学生は1人に1人の引率が必要です)
 参加方法:事前申込(各回先着5人/当日9:20分まで受付)
 持 ち 物:エプロン、三角巾、マスク

■「押し絵」
羽子板などに残っている押し絵の技術を体験します。和紙に綿を包み、お正月らしい図柄を
作って台紙に貼ります。
 日  時:12月6日(土)、7日(日)
      10:00~11:30、
      13:00~14:30、14:30~16:00
 料  金:500円(別途、房総のむら入場料が必要です)
 対  象:小学校5年生以上
 参加方法:事前申込(各回先着5人/開始10分前まで受付)
 持 ち 物:必要により眼鏡持参(細かい作業があります) 

●10月から12月までの体験予定表「演目ごよみ」は、こちらをご覧ください。
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/search.html#a


3.今月のいち押し演目
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■「おもしろ講座 チャンバラ指南」<総屋>
 伝統的な大道芸の技にチャレンジします。今回は大人気の「チャンバラ」を体験します。
 日  時:9月6日(土)
      11:00~12:00、13:30~14:30
 対  象:どなたでも
 料  金:房総のむら入場料が必要です
 参加方法:各回開始時間にお集まりください。

■「落花生の収穫」<安房の農家>
 落花生を1人3株(約800グラム)収穫できます。
 採れたて新鮮でないと味わえない“ゆで落花生”にしてもおいしいです。
 日  時:9月6日(土)、7日(土)、13日(土)、14日(日)、15日(月祝)
      9:30~15:30(所要時間30分)
      ※生育状況等により、体験日が変更になる場合があります。
 対  象:どなたでも
 料  金:500円(別途、房総のむら入場料が必要です)
 参加方法:体験時間内で随時受付(落花生がなくなり次第終了)
 そ の 他:雨天延期。持ち帰り用の袋有り。

●詳細はこちら
 http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/koyomi-9.html



4.10月の先取り情報
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 自然いっぱいの房総のむらで、秋の芸術鑑賞はいかがでしょうか。チケットの販売は、い
ずれも、開催の1か月前を予定しております。詳細は、お電話でお問い合わせください。

■「吉川久子フルートコンサート in 房総のむら」
 日  時:10月4日(土)
      13:30~15:30(13:00開場、13:30開演)
 会  場:旧学習院初等科正堂
 料  金:前売り券2,400円(中学生以上、全席自由)
      ※小学生以下は入場できません。

■房総座「柳家三之助落語会」
 日  時:10月26日(日)
      一席目 13:15~14:00
      二席目 14:30~15:15
 会  場:総屋 2階
 料   金: 【一席】   高校生以上 800円(700円)
               小・中学生 500円(400円)
       【二席通し】 高校生以上 1500円(1300円)
              小・中学生 900円(700円)
       ※カッコ内は前売り料金です。別途、房総のむら入場料が必要です。

■特別展「もめん―房総の木綿文化―」
 開  期:10月4日(土)~11月24日(月・祝)
 会  場:風土記の丘資料館 2階 第2展示室
 料  金:特別展入場料200円(別途、房総のむら入場料が必要です。)


5.藍甕日記5
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 10月4日から開催する平成26年度特別展「もめん―房総の木綿文化―」の準備のた
め、地域の歴史研究家の方や、機屋さん、布団屋さんにお話を伺っていますが、木綿を調べ
る中で必ず出てくるのが、藍の話です。総合病院国保旭中央病院所蔵の「四季農村風俗屏風
図」は、明治20年に、旧南条村(現在の横芝光町)母子(ははこ)地区の地主であった斎
藤憲治が狩野派の絵師、岡勝谷を自宅に住まわせ、制作させた作品ですが、その一部に藍の
葉を発酵させて染料となるスクモを作っている様子が描かれています。また、大網白里市の
大矢織物の4代目当主大矢喜一さんの手記には、戦前戦後の藍に関するエピソードが書き残
されています。藍染めをしていたことは、現在の御当主の守一さんの記憶にはないようです
が、敷地内には、使われなくなった約20基の藍甕が残されており、当時の様子を伺うことが
できます。中村耀『繊維の実際知識』(東洋経済新報社 1980)には、染織の目的とし
て、「光線の透過を防ぎ、または太陽の光線を吸収しやすくし、(中略)もっとも重要な目
的はその装飾的価値を高めることである」と書かれています。房総のむらで藍染め体験を楽
しんでいらっしゃる方々を見ると、現代において藍は装飾的な意味が強いかもしれません
が、どの時代においても、藍が親しまれ、人々の生活に溶け込んでいることを感じます。
 9月からは、藍染め講習会や型染といった連続講座を開催します。まだ、定員に達していな
い演目もありますので、ぜひお問い合わせください。

詳細は、こちら(呉服の店の演目)をご覧ください。
→ http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/taiken/gofuku-ennmokuannai.html


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編集・発行:千葉県立房総のむら
       http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/
問い合わせ:tel 0476-95-3333
            fax 0476-95-3330
      mail mura@chiba-muse.or.jp

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