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せきはくマガジン第105号(183)
配信日時:2015/05/20 12:18
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          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第105号(183) 2015年5月20日∞
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 もくじ
[1]6月のイベント情報及び6月の休館日について
[2]6月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「8代関宿藩主・牧野親成について」
[4]季節だより
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[1]6月のイベント情報及び6月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)

★(1) 2015国際博物館の日記念事業「昔のくらし展」
    昔なつかしい、かつての生活用品や農耕具などを展示します。
   期 間  4月21日(火)~6月28日(日) 
        (休館は月曜日。ただし、月曜日が祝日または振替休日にあたる場
         合は開館し、翌日休館。なお、6月15日(月)は開館。)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで) 
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室 
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円) 
        中学生以下・65歳以上:無料

★(2) パネル展「日本の城郭と天守」
    昨年度紹介できなかった全国の復元、復興された天守を持つ城のうち、10
    城ほどを取り上げ、城郭図を添えて城の天守を写真で展示します。
   期 間  6月30日(火)~10月1日(木) 
        (休館は月曜日。月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌日休館。)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで) 
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室 
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円) 
        中学生以下・65歳以上:無料

★(3) 歴史講座「古文書を読む(入門編)《3回連続》」 
    初心者を対象とし、くずし字の「ひらがな」を中心に学習します。 
   期 日  6月7日(日)、7月12日(日)、8月9日(日)
   時 間  10時~12時 
   場 所  千葉県立関宿城博物館集会室 
   定 員  30名 
   対 象  一般(3回連続参加できる方) 
   受講料  100円 
   申込み  5月8日(金)9時より電話で申込み受付 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

★(4) 郷土食講座「そば打ち(打ち方+ゆで方コース)」
    関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方を体験し
    た後、そばのゆで方を体験し、試食します。
   期 日   6月14日(日)(定員に達したため、募集を打ち切りました)
   時 間   9時30分~12時
   場 所   千葉県立関宿城博物館休憩所
   定 員  18名 
   対 象  一般 
   参加費  1,300円
   申込み  5月14日(木)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 
 
★(5) 郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
    関宿地域で祭事のときに良くもてなされた小麦まんじゅうをつくり、試食し
    ます。昔ながらの素朴な味が楽しめます。
   期 日   6月20日(土)・21日(日)
   時 間   【午前の部】10時~12時
         【午後の部】13時30分~15時30分
        (午前、午後の部をそれぞれ行います)
   場 所   千葉県立関宿城博物館休憩所
   定 員  各15名 
   対 象  一般 
   参加費  150円(保険料を含む)
   申込み  5月20日(水)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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◆◆◆6月の休館日について◆◆◆ 
 1日(月)・8日(月)・22日(月)・29日(月)は休館します。
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[2]6月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1) 体験教室「飛ばせ水ロケット」
    親子が協力してペットボトルから水ロケットを作り、当館周辺の広場で打ち
    上げます。できるだけ遠くに飛ばしてみましょう。
   期 日  7月26日 (日)
   時 間  【午前の部】10時~12時
   場 所  千葉県立関宿城博物館集会室及び広場
   定 員  各10名 
   対 象  小中学生とその保護者 
   参加費  200円
   申込み  6月26日(金)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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[3]せきはく豆事典「8代関宿藩主・牧野親成について」
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 牧野親成(ちかしげ)は慶長7年(1607)に父・信成(のぶしげ)、母・土岐定
政の娘との間に次男として生まれます。
 寛永9年(1632)の26歳のとき、従五位下・佐渡守に叙任します。そして、翌
年には膳番(ぜんばん)、徒士頭(かちがしら)へと就任し、上総国高根村(現・千葉
県市原市)内に1千石を拝領します。さらに、36歳のときには書院番頭(しょいんば
んがしら)と側役(そばやく)を兼務します。
 正保元年(1644)、38歳のときに4千石が加増され、父の旧領である武蔵国石
戸(現・埼玉県上尾市北西部~鴻巣市南西部)を統治することになり、5千石を所有し
ます。そして、41歳のときに父の領地・関宿領を継ぎ、1万7千石の関宿城主となり
ます。
 承応2年(1653)、47歳のときに書院番頭を解かれ、側役に専任します。翌年、
板倉重宗に代わって京都所司代の職に就き、河内国高安郡(現・大阪府八尾市)内に1
万石を拝領します。そして、50歳のときには従四位下に昇格し、摂津国島上(現・大
阪府高槻市・三島郡)・島下(現・同茨木市・摂津市・吹田市及び豊中市・箕面市・豊
能郡の一部)、河内国石川(現・大阪府南河内郡及び富田林市の一部)・古市(現・同
羽曳野市)4郡内に2万2千6百石を拝領します。その結果、高安郡の領地と合わせて
3万2千6百石を所有することになります。当然、このときには関宿の地を離れていま
す。
 寛文8年(1668)、病気を理由に62歳で京都所司代を辞職します。その後、2
千4百石の領地が加増され、丹波国田辺(現・京都府)に移ります。そして、3万5千
石の田辺城主となります。
 晩年は67歳で隠居し、延宝5年(1677)9月23日に死去します。享年71歳。
死後は父と同じく、武蔵国安立郡鴻巣(現・埼玉県鴻巣市)の勝願寺で眠っています。
                      (奥原経営『関宿町誌』を参考)
※年齢は数え年                           (横山)

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[4]季節だより
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 雨が少ない日々が続いています。今年の梅雨は、空梅雨でしょうか。
 さて、6月末にはパネル展「日本の城郭と天守」が始まります。昨年度に紹介できな
かった復元・復興天守に加えて、城郭図も展示します。ぜひ楽しみにしてください。

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ます。
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せきはくマガジン第105号(183) 
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