千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第107号(185)
配信日時:2015/07/20 12:00
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          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第107号(185) 2015年7月20日∞
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 もくじ
[1]8月のイベント情報及び8月の休館日について
[2]8月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「海路から広がったやきもの」その1
[4]季節だより
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[1]8月のイベント情報及び8月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)

★(1) パネル展「日本の城郭と天守」
    昨年度紹介できなかった全国の復元、復興された天守を持つ城のうち、11
    城を取り上げ、城絵図を添えて城の天守を写真で展示します。
   期 間  6月30日(火)~10月1日(木) 
        (休館は月曜日。月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌日休館。)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで) 
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室 
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円) 
        中学生以下・65歳以上:無料

★(2) パネル展関連事業「お城クイズにチャレンジしよう!」
    パネル展「日本の城郭と天守」関連事業として開催します。お城クイズに答
    えてお城博士になりましょう。
   期 日  8月8日 (土)・29日(土)
   時 間  10時30分~12時、13時30分〜15時
   場 所  千葉県立関宿城博物館エントランスホール
   対 象  小学生 
   参加費  無料
   申込み  当日、開催時間内随時受付
 
★(3) 体験教室「河川敷のいきものさがし(1日コース)」
    河川敷で色々ないきものを採集・スケッチして、そのいきものについて学び
    ます。夏休みの自由研究に最適です。
   期 日  8月1日 (土)
   時 間  9時30分~12時30分
   場 所  博物館周辺の河川敷および館内集会室
   定 員  20名 
   対 象  小学生とその保護者 
   保険料  50円
   申込み  7月1日(水)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

★(4) 博物館セミナー1
    当館の展示協力員、岩槻秀明氏を講師に迎えた博物館セミナーです。「河川
    敷にススキは生えているか―秋の河川敷に見られる植物―」をテーマに講演
    します。
   期 日  8月30日 (日)
   時 間  13時30分~15時30分
   場 所  千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名 
   対 象  一般 
   受講料  200円
   申込み  7月30日(木)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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◆◆◆8月の休館日について◆◆◆ 
 3日(月)・10日(月)・17日(月)・24日(月) ・31日(月)は休館します。
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[2]8月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1) 博物館セミナー2
    当館の展示協力員、中村正己氏による博物館セミナーです。「戦後70年 
    鈴木貫太郎終戦内閣について」をテーマに講演します。
   期 日  9月26日 (土)
   時 間  13時30分~15時30分
   場 所  千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名 
   対 象  一般 
   受講料  200円
   申込み  8月26日(水)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

◆(2) 郷土食講座「投網漁と川魚料理」
    地元漁師の指導のもと、広場で投網の打ち方を体験します。また川魚を料理
    し、試食します。
   期 日   9月27日(日)
   時 間   10時~14時  
   場 所   千葉県立関宿城博物館休憩所および広場
   定 員  20名 
   対 象  一般 
   参加費  450円(保険料を含む)
   申込み   8月27日(木)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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[3]せきはく豆辞典「海路から広がったやきもの」その1
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「やきもの」とざっくり言っても、多くの種類があります。粘土(ねんど)を形作っ
て焼いたものが「やきもの」と呼ばれており、粘土の材質、焼く温度などの条件の
違いによって、土器・炻器(せっき)・陶器(とうき)・磁器(じき)の4種類に
大別されています。その特徴は以下のとおりです。
 低温で焼成し、無釉(むゆう)で、液体がしみ出す性質を持つ「土器」、高温で
焼成(しょうせい)し、無釉で、液体を入れてもしみ出さない「炻器」、高温焼成
と低温焼成がありますが、釉薬(ゆうやく)がかかっている「陶器」、石を原料と
した粘土を用い、釉薬を高温で焼成し、多くが絵付けされている「磁器」になりま
す。
 日本では、ほぼ「土器」「炻器」「陶器」「磁器」の順で誕生します。そしてそ
の誕生には、中国と朝鮮半島が大きく関わり、これらの国から入ってきたやきもの
や製作技術も少なくありません。
 炻器で有名な備前焼、信楽焼、常滑焼、珠洲焼などは中世に誕生し、中国や朝鮮
半島から入ってきた、三彩陶器や祭事用の金属器などを模したものが作られ、流通
しました。やがて常滑焼や信楽焼の甕(かめ)や壺(つぼ)などは、関東に広がっ
ていきました。
 陶器は、瀬戸焼を中心に発展し、近世以降になると唐津焼、薩摩焼、萩焼などが
盛んになります。
 近世初頭に磁器が登場し、朝鮮半島からきた陶工が伊万里焼を興します。そして、
近世後期には瀬戸焼や会津本郷焼でも磁器が作られます。
 土器から始まる日本のやきものは、中国や朝鮮半島からの影響もあって、徐々に
発展を遂げていきました。                  (鈴木)

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[4]季節だより
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 梅雨と台風とのダブルパンチで被害が多く出た今年の梅雨。梅雨明けが待たれるこ
のごろです。夏休みに被害が出るような大型台風がこないことを願っています。
 今月のご案内では、初秋のイベントも紹介しております。博物館セミナーや投網体
験など、勉学の秋・レジャーの秋を当館でぜひ満喫してください。
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します。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
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