千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第108号(186) 2015年8月25日∞
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もくじ
[1]9月のイベント情報及び9月の休館日について
[2]9月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「海路から広がったやきもの」その2
[4]季節だより
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[1]9月のイベント情報及び9月の休館日について
●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)
★(1) パネル展「日本の城郭と天守」
昨年度紹介できなかった全国の復元、復興された天守を持つ城のうち、11
城を取り上げ、城絵図を添えて城の天守を写真で紹介します。
期 間 6月30日(火)~10月1日(木)
(休館は月曜日。月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌日休館。)
時 間 9時~16時30分(ただし、入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館3階多目的室
入館料 一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円)
中学生以下・65歳以上:無料
★(2) パネル展関連事業「お城クイズにチャレンジしよう!」
パネル展「日本の城郭と天守」の関連事業として開催します。お城クイズに
答えてお城博士になりましょう。
期 日 9月5日 (土)・12日(土)
時 間 10時30分~15時
場 所 千葉県立関宿城博物館エントランスホール
対 象 小学生
参加費 無料
申込み 当日、開催時間内随時受付
★(3)博物館セミナー2
当館の展示協力員、中村正己氏による博物館セミナーです。「戦後70年
鈴木貫太郎終戦内閣について」をテーマに講演します。
期 日 9月26日 (土)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 30名
対 象 一般
受講料 200円
申込み 8月26日(水)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(4)郷土食講座「投網漁と川魚料理」
地元漁師の指導のもと、広場で投網の打ち方を体験します。また川魚を料
理し、みんなで食べます。
期 日 9月27日(日)
時 間 10時~14時
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所および広場
定 員 20名
対 象 一般
参加費 450円(保険料を含む)
申込み 8月27日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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◆◆◆9月の休館日について◆◆◆
7日(月)・14日(月)・24日(木)・28日(月)は休館します。
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[2]9月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1)体験教室「関宿城下を歩こう(1日コース)
千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて、江戸時代の関宿藩にゆかりのある史
跡(関宿城本丸跡、筋違い十字路、外堀・土塁跡、関宿関所跡石碑、随庵堀
と随庵碑、首塚(刑場跡))や寺院(昌福寺、宗英寺、実相寺、光岳寺)を
学芸員が案内し、解説します。
期 日 10月10日(土)
時 間 10時~15時
場 所 【集合場所】千葉県立関宿城博物館集会室
【見学場所】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡や寺院
定 員 30名
対 象 一般
保険料 50円(別途昼食代 1,000円)
申込み 9月10日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
◆(2)郷土食講座「そば打ち(打ち方コース)」
関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方を体験
します。
期 日 10月17日(土)
時 間 9時30分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 18名
対 象 一般
参加費 1,100円
申込み 9月17日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(3)歴史講座「海路から広がったやきもの」
企画展の関連事業として、国士舘大学講師の岩下祥子氏を招き、「北関東
の陶磁のあゆみ〜成立と展開〜」をテーマに講演会を行います。
期 日 10月18日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 50名
対 象 一般
受講料 100円
申込み 9月18日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(4)体験教室「河川敷のいきものさがし(半日コース)」
河川敷特有の植生環境を観察し、当館展示協力員で、自然科学系ライター
の岩槻秀明氏による解説を聞きながら、江戸川流頭部まで散策します。
期 日 10月24日(土)
時 間 10時00分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室及び周辺の河川敷
定 員 20名
対 象 一般(小学生は保護者同伴)
保険料 50円
申込み 9月25日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(5)野外講座「歴史散歩―関東のやきものの里を訪ねて―」
企画展の関連事業として、やきものに関する陶芸美術館などをバスで見学
します。
期 日 10月25日(日)
時 間 9時~16時30分 (当館発着時間)
場 所 【集合場所】東武アーバンパークライン「清水駅」東口もしくは、
千葉県立関宿城博物館正門
【見学場所】栃木県益子町方面
(益子町陶芸美術館、窯元見学)
定 員 40名
対 象 一般
参加費 3,500円(昼食代含む、見学先入館料は別途)
申込み 9月25日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆辞典「海路から広がったやきもの」その2
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関西・東海地方では、中世に炻器を中心とした焼物の産地が多く誕生します。特に、
常滑焼、丹波焼、信楽焼、備前焼などの産地が有名です。これらの焼物は中国から輸入
された釉薬のかかった焼物とともに、酒や醤油などの運搬容器として江戸に入ってきま
す。
さらに、瀬戸焼の陶器が作り始められ、中世末期以降に流行した茶陶と相まって釉薬
がかかっている陶器が東海から関西へと広がりを見せます。また、近世初期に九州では
磁器(伊万里焼)が生産され、炻器ばかりでなく陶器と磁器も関東に流通します。高価
な磁器は武士や豪商たちが愛用し、陶器は徐々に庶民の間に浸透していきます。容器と
しての焼物から、焼物自体を商品としたものになり、時代が下るにつれ、焼物の種類も
増え、焼物が暮らしの中に定着していったことが読み取れます。
江戸に入ってくる焼物が荷揚げされる湊は品川が中心で、そこから日本橋周辺の瀬戸
物問屋に入荷します。そして、関東内陸部には十組奥川船積問屋から、江戸川や利根川
を利用して輸送していました。
関東には、九州の伊万里焼、東海の瀬戸焼や常滑焼などが多く入ってきています。江
戸で焼物を売る店が瀬戸物屋と呼ばれていることから、いかに瀬戸焼が関東に流通して
いたかがわかります。江戸では焼物販売に特化した店がありましたが、江戸を離れると
焼物専門の店は、大きな河岸場以外にはあまり存在しませんでした。そこで、地方では
焼物が荒物屋で売られていたり、お茶屋で売られていたりしました。河岸場の商品取扱
いの記録には焼物の扱いが記載されており、河岸場の問屋から、農村部へ荷車などで、
販売していたようです。 (鈴木)
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[4]季節だより
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お盆を過ぎると秋の風が感じられます。朝晩は少々、涼しくなりました。夏休み後半
戦。子どもたちは宿題に追われている頃でしょうか。
今月募集するご案内には、企画展関連事業も紹介しております。企画展に取り上げる
焼物の見学をぜひ、楽しみにしてください。
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せきはくマガジン第108号(186)をお送りしました。毎月当館の新鮮な情報をお届けし
ます。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
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せきはくマガジン第108号(186)
発行:千葉県立関宿城博物館
〒270-0201
千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
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