千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第109号(187) 2015年9月25日∞
------------------------------------
■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■
もくじ
[1]10月のイベント情報及び10月の休館日について
[2]10月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「海路から広がったやきもの」その3
[4]季節だより
■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■
------------------------------------
[1]10月のイベント情報及び10月の休館日について
●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)
★(1) 開館20周年記念 企画展「海路から広がったやきもの―近世以降の関東―」
江戸時代に西方から海を渡って関東へ入ってきた焼物が、どのような航路を辿っ
てきたかを探るとともに、関東への広がりについて紹介します。また、その後関
東で誕生した笠間焼や益子焼などの焼物と、その流通について触れます。
期 間 10月6日(火)~11月29日(日)(会期中無休)
時 間 9時~16時30分(ただし、入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館3階多目的室
入館料 一般:300円(団体240円)、高大生:150円(団体120円)、
中学生以下・65歳以上:無料
★(2) 郷土食講座「そば打ち(打ち方コース)」
関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方を体験します。
期 日 10月17日(土)
時 間 9時30分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 18名
対 象 一般
参加費 1,100円
申込み 9月17日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(3) 歴史講座「海路から広がったやきもの」
企画展の関連事業として、国士舘大学講師の岩下祥子氏を招いて講演会を行いま
す。「北関東の陶磁のあゆみ〜成立と展開〜」をテーマに、江戸時代後期に北関
東で生産された陶磁のあゆみを中心に講演します。
期 日 10月18日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 50名
対 象 一般
受講料 100円
申込み 9月18日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(4) 体験教室「河川敷のいきものさがし(半日コース)」
河川敷特有の植生環境を観察し、当館展示協力員・岩槻秀明氏の解説を聞きながら、
江戸川流頭部まで散策します。
期 日 10月24日(土)
時 間 10時00分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室及び周辺の河川敷
定 員 20名
対 象 一般(小学生は保護者同伴)
保険料 50円
申込み 9月25日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(5) ワークショップ「やきものの世界を知ろう」
企画展の関連事業として、蹴ロクロを使ったやきもの作りの実演を見せます。
期 日 10月31日(土)
時 間 11時~12時、 14時~15時
場 所 千葉県立関宿城博物館エントランスホール
-------------------------------------------
◆◆◆10月の休館日について◆◆◆
5日(月)だけ休館します。6日(火)からは企画展会期中につき休館しません。
-------------------------------------------
[2]10月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1) 郷土食講座「こんにゃくづくり」
地元の方の指導により、こんにゃくづくりを体験します。また、それを試食します。
期 日 11月8日(日)
時 間 【午前の部】9時30分~12時
【午後の部】13時30分~16時
(午前、午後の部をそれぞれ行います)
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 各15名
対 象 一般
参加費 450円(保険料を含む)
申込み 10月8日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(2) 郷土食講座「そば打ち(打ち方コース+ゆで方コース)」
関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方を体験した後、そ
ばのゆで方を学び、試食します。
期 日 11月15日(日)
時 間 9時30分~12時
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 18名
対 象 一般
参加費 1,300円
申込み 10月15日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(3) 博物館セミナー3
当館の展示協力員、市川幸男氏が講師を務める博物館セミナーです。今回は「天明三
年の浅間山噴火と利根川の洪水と治水について」をテーマに、利根川の洪水と治水事
業に対する浅間山の噴火の影響の大きさについて講演します。
期 日 11月22日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 30名
対 象 一般
受講料 200円
申込み 10月22日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(4) 体験教室「関宿城下を歩こう(半日コース)」
千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、鬼門除
け稲荷)を徒歩でめぐります。当館の学芸員が案内し、解説します。
期 日 11月28日(土)
時 間 10時~12時
場 所 【集合場所】千葉県立関宿城博物館集会室
【見学場所】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡
(中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、鬼門除け稲荷)
定 員 30名
対 象 一般
保険料 50円
申込み 10月28日(水)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
------------------------------------------------------
[3]せきはく豆辞典「海路から広がったやきもの」その3
------------------------------------------------------
近年、「地産地消」という言葉が一般的に使われるようになってきました。その地で採
れたものをその地で消費する、という意味ですが、これは、今に始まったことではありま
せん。
江戸時代、陶磁器などの焼物が東海以西から関東に入り、武士や庶民の暮らしの中に普
及していきます。それに加えて、製作技術も伝わり、関東産の陶磁器などが誕生します。
関東産の陶磁器には、江戸時代中期に作り始められた笠間焼(茨城県)、末期に生産が
始まった益子焼(栃木県)・小砂焼(こいさごやき・栃木県)などがあります。これらは
すり鉢や甕(かめ)などの日用雑器が主流で、販売が産地の近隣を中心に行われていまし
た。藩の領地にあるどの窯元(かまもと)も、その藩によって保護され、発展していきま
した。
一方、窯(かま)を使った素焼(すや)きの今戸焼(いまどやき・東京都)も製作技術
の伝播(でんぱ)によって誕生しました。主に土風炉(どぶろ・茶道用のかまど)や植木
鉢が生産され、江戸の武士たちに愛用されました。
このように、江戸時代においても「地産地消」が行われていたことを焼物より紹介しま
す。 (鈴木)
-----------------------------------
[4]季節だより
-----------------------------------
凄まじい被害を及ぼした台風が過ぎ去り、日差しがすっかり秋らしくなってきました。
今月から企画展が始まります。焼物をとおして海運・水運の重要性と、武士や庶民の生
活が垣間見えることと思います。ぜひ、足をお運びください。
-----------------------------------
======================================
せきはくマガジン第109号(187)をお送りしました。毎月当館の新鮮な情報をお届けしま
す。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
(お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。)
======================================
せきはくマガジン第109号(187)
発行:千葉県立関宿城博物館
〒270-0201
千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
○ホームページ: http://www2.chiba-muse.or.jp/
○メールの内容についての問い合わせ: sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp
※電子メールについては、送信途中において悪意のある第三者による盗聴等の可能性も指
摘されていますので、ご留意ください。
○無断転載はお断りします。
○メール配信が不要な方は、下記アドレスをクリックしてください。
https://a02.hm-f.jp/index.php?action=C1&a=318&g=4&f=8
○メールアドレスを変更された方、エラーメッセージもしくは不明の方は、
sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp または電話、FAX等でご連絡ください。
|