千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2015年11月号 ★
配信日時:2015/11/10 08:00
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     ちば中央博メール 2015年11月号(2015年11月10日発行・第111号)
          http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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目 次
1.お知らせ
2.中央博の窓 「水草とミジンコ」
3.イベント情報
(1)中央博物館本館 企画展示・トピックス展示6
(2)中央博物館本館・生態園 当日参加できるイベント等
(3)大利根分館
(4)大多喜城分館
5.研究室から 「大利根分館の絵画資料」

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1.お知らせ 
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 11月3日文化の日に開催された「自然誌フェスタ」は、博物館の調査研究活動に関
わる16団体が出展し、参加者はのべ1900人を越えて大盛況でした。ありがとうござい
ます。
 さて、2015年も残すところ1ヶ月半となりました。本館では水草とカタゾウムシ、
生態園ではドングリ、大多喜城分館では甲冑というように、それぞれ特徴ある展示を
開催中です。今月の「中央博の窓」コラムでは、水草の展示から興味深い話題を御紹
介しています。また、常設展示では、世間を騒がしていながら実際に目にすることの
少ない、外来生物のキョンとアライグマを新たに展示しました。本館2階、生物の分
類展示室奥の哺乳類コーナーです。
    詳しくは、こちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/index.php?page_id=808
 ところで、今年は例年より早く10月25日に、木枯らし1号が吹きました。実は、色
づいた木々の葉がだんだん少なくなるこの季節こそ、バードウォッチングにもってこ
いです。たとえば生態園では、ツグミやアカハラ、ジョウビタキ、シジュウカラやコ
ゲラの混群、どんぐりを食べるヤマガラの姿が、そして舟田池にはカモやサギ、カワ
セミの姿もよく見えます。日曜・祝日には、野鳥観察舎のバードガイドがご案内しま
す。暖かな服装で、見にいらしてください。

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2.中央博の窓−75  水草とミジンコ 
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 水草とミジンコが会話していることを知っていますか? ただし、音ではなく、化
学物質のやりとりです。水草の中には、ミジンコなどが近づくのを嫌がり、「こっち
に来ないで!」とミジンコたちを寄せ付けない化学物質を水中に放つ仲間がいます。
一方で、「皆どんどん集まれ!」と呼び寄せる化学物質を放つ水草もいます。これら
の物質は他感作用(アレロパシー)物質と呼ばれています。
 外来生物のホテイアオイなどは、忌避成分を出し、「近づくな!」と無言(?)の主
張をしているため、ツリガネムシやラッパムシなどの付着生物もミジンコも寄りつき
ません。結果として、藍藻類アオコにとっての捕食者である付着生物やミジンコが不
在となり、アオコの異常増殖を招きます。
 逆に、呼び寄せ物質を放つガシャモクの周りには、ミジンコなど多様な生きものた
ちが集います。生きものたちのにぎわいは、アオコの異常増殖を抑え、水を透明にし、
水中に葉を広げるガシャモクなど沈水植物の葉に光を届けます。
 平成27年度秋の展示「水草-ふしぎがいっぱい、水辺のいろどり-」では、こうし
た水草のふしぎや役割、いつのまにか姿を消してしまった水草たちの現状と復活への
取り組みなどを、写真や標本を使って紹介します。是非、ご来館下さい。
               (生態学・環境研究科 主任上席研究員 林 紀男)

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3.イベント情報 
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(1)中央博物館本館 企画展示・トピックス展示 
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◆【ミニトピックス展】 山岳鳥瞰図作家・五百沢智也氏が描いた山 その1◆
会期: 11月29日(日)まで
会場:本館2階 地学展示室前廊下
内容:新しい国民の祝日「山の日」が、平成28年8月11日から施行されるのに先立ち、
ステレオ写真を基に正確な地形表現を追求した山岳鳥瞰図の第一人者、故五百沢智也
氏(千葉県一宮町)の作品を紹介する4回シリーズの1回目。
    詳しくはこちら↓
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/_exhibitions/topics_ex/2015iozawa/iozawa.html

◆【トピックス展】おしゃれ虫 カタゾウムシ◆
会期:12月20日(日)まで
会場:本館 第2企画展示室
内容:想像を絶する美しさをもつ甲虫、カタゾウムシ。自然のアートともいえるカタ
ゾウムシの美しさと模様の多様性を、各種の実物標本、深度合成による鮮明な拡大写
真パネルでご紹介します。
    詳しくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/index.php?page_id=951

◆【生態園トピックス展】どんぐり~花から実への大変身~◆
会期:平成28年1月24日(日)まで
会場:生態園 オリエンテーションハウス
内容:人知れず咲く小さなどんぐりの花と、春に花をつけて秋に立派などんぐりにな
るまでの様子を、顕微鏡写真を中心に季節を追って紹介します。
    詳しくはこちら↓
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/eco_park/2015donguri/index.htm

◆【秋の展示】水草 ふしぎがいっぱい、水辺のいろどり◆
会期:平成28年2月14日(日)まで
会場:本館 第1企画展示室
内容:水中でゆらめき水面に浮かぶさまざま水草。その生態の不思議や人々とのかか
わり、復活への取り組みなど、房総の水草の世界を紹介します。
    詳しくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=952
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?action=common_download_main&upload_id=17506 
     (ポスター)

◆【研究紹介コーナー】
   水をくんで調べれば、生息する魚の種類がわかる新技術を開発◆
会期:次のお知らせがあるまで
会場:本館2階 地学展示室前廊下
内容:魚が水中に放出した微量なDNAから、魚の種類を判定する新しい技術を開発し
ました。生物多様性のモニタリングに、環境DNAの分析は今、とても注目されていま
す。
    詳しくはこちら(外部サイト)↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/index.php?page_id=787
※NHKエコチャンネルにて、NHKひるまえほっと「バケツ1杯で海がわかる?」が視聴で
きるようになりました。「環境DNAを用いた魚類のメタバーコーディング」について
の分かりやすい解説です。ぜひご覧ください。(外部サイト)↓
    http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?did=D0013773421_00000


◆【研究員紹介コーナー】◆
会期:平成28年3月31日(木)まで
会場:本館2階 光庭前廊下
内容:平成27年度の研究職員紹介ポスターが新しくなりました。どうぞご覧ください。
なお、研究員紹介ページも併せて御利用ください。↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=168

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(2)中央博物館本館・生態園 当日参加できるイベント等 
                                            (11月10日(火)〜12月10日(木)) 
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【生態園ギャラリー あなたの発見おしえてください<秋> 撮影会3】
日時:11月15日(日)10時~16 時
場所:生態園
内容:生態園であなたが見つけたものを、写真と短い説明文でおしえていただき、
解説板として園路に設置します。
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:なし
※撮影会に限らず、10月10日(土)から11月15日(日)までに生態園内で撮影した写真で
あれば、応募できます。詳しくはウェブサイトをご覧ください。こちら↓
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/eco_park/event/discovery.htm
※このイベントのパワーアップ版「千葉あそび」(11月11日(水)、15日(日)開催予定)
では、作品の当日お持ち返りと、オリジナルグッズにお茶がつきます(参加費550円)。
開催日前日の16時までに申込が必要です。 
    詳しくはこちら(外部サイト)↓
    http://onionworld.jp/news/post/18022
    「千葉あそび」について詳しくは(千葉市役所サイト)↓
    https://www.city.chiba.jp/keizainosei/keizai/kanko/chiba_asobi.html

【秋の展示関連行事 公開講座 ちばの花と水草の楽しみ方】
主催・共催:千葉県農林総合研究センター・千葉県立中央博物館
日時:12月5日(土)12時30分~15時25分
場所:講堂
内容:ちばの花と水草について、その魅力や家庭での管理法など最新の研究成果を交
えて、専門家がわかりやすく御説明します。
対象:どなたでも
定員:事前申込・先着160名(無料) 
※申込は千葉県農林総合研究センターへお願いします。
    詳しくは↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=952 (ちらし)
    http://www.pref.chiba.lg.jp/lab-nourin/ (外部サイト)
    

【環境教育講座 水辺の生き物を考える -外来種問題とどのように向き合うか】
日時:12月6日(日)13時30分~15時30分
場所:講堂
内容:生物多様性の諸問題の中で非常に大きな位置を占める外来種問題。この問題と
どのように向き合うか、駆除の実例をあげつつ考えます。
対象:小学生以上
定員:先着150名(無料)

【植物学講座 バラの歴史】
日時:12月12日(土)13時30分~15時
場所:研修室
内容:野生のバラから現代の園芸品種にいたるまでの、バラの品種改良の歴史を解説
します。
対象:中学生以上
定員:先着20名(資料代実費100円)

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◆【森の調査隊】
日時:毎週土曜日、日曜日及び祝日 9時~16時(当日随時受付)
場所:生態園オリエンテーションハウス
内容:ワークシートをもって、生態園内で自然を観察する体験プログラムです。
小学校の授業で訪れる学校団体にも活用されています。スタンプを5個集めて、オリ
ジナルペーパークラフトをゲットしよう。
対象:どなたでも(小学生は保護者同伴)
定員:なし(無料)
    詳しくはこちら↓
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/_guides/forschool/morichou.htm

◆【はっけん!すまいるキッズ】
日時:毎週土曜日、日曜日及び祝日 13時~(30分程度)
場所:体験学習室(たいけんのもり)
内容:体験交流員によるお子様(親子)向けのプログラムです。紙しばいや工作、ゲー
ムなどを行います。
対象:子どもとその保護者
定員:当日先着5組程度(無料)
注意:天候や急な事情により、中止や変更となる場合もあります。
    活動の様子はこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=851

◆【そのほかの11月・12月の講座・観察会(事前申込を含む)】詳細はこちらから↓
11月 http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=474
12月 http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=475

◆【ミュージアム・トーク】(研究職員による展示・資料解説)詳しくは↓
11月 http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=486
12月 http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=487

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(3)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
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 秋も深まり予約団体の見学期間となっているので、ここのところ来場者はごく限ら
れています。このまま静かに冬になるのかと思っていたら、先月のメルマガで御紹介
した白いアヒルが1羽、自然観察園の池にやってきて優雅に暮らし始めました。誰に
でも愛想を振りまいて人なつこいのですが、ガァー、ガァーと大きな声で鳴いて、に
ぎやかなこと。分館のアイドルになってくれたら・・・名前をつけて売り出したいの
ですが、オスかメスかわかりません・・・よいアイデアがあったらお知らせいただけ
れば幸いです。
 大利根分館は、3月31日まで予約団体専用期間となります。なお、学校向けの「昔
の道具」の出前展示・授業も行います。見学や出前授業などを希望される団体の方や
資料閲覧などでご利用の方は,事前に電話でお問い合わせください(Tel: 0478-56-01
01)。

◆収蔵資料展「古い道具とむかしのくらし」◆
日時:平成28年 3月21日(月・祝)まで
会場:大利根分館 
内容:小学校3年生の社会科学習の内容に合わせ、衣食住に関する約150点の民具類
を紹介しています。子供たちが関心を持った資料を自ら調べられるように解説も工夫
しました。昔のおもちゃで遊べる体験コーナーもあります。

◆出前授業・出前展示「古い道具とむかしのくらし」◆
日時:平成28年 3月31日(木)まで
会場:連携する学校
内容:小学校3年生の社会科学習の内容に合わせ「古い道具とむかしのくらし」の出
前展示と授業を行います。詳細は、お問い合わせください。

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(4)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
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 秋深まる大多喜城周辺では、朝の澄んだ空気の中で小鳥たちの鳴き声が響き渡って
います。今、大多喜城分館では、企画展「甲冑とその時代」が始まっています。是非、
お越しください。

◆企画展「甲冑とその時代~甲冑の様式を中心に~」◆
日時:10月23日(金)から12月6日(日)まで
会場:大多喜城分館 
内容:平安時代中期以降に形作られた大鎧(おおよろい)、中世の胴丸(どうまる)・腹
巻(はらまき)、戦国期以降に普及した当世具足(とうせいぐそく)など戦闘方法によっ
て変化した甲冑(かっちゅう)の様式について紹介します。
 また、期間中は下記に紹介する講演会や博物館セミナーのほかに、
    詳しくはこちら↓  
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=497
※入館料:一般300円、高・大学生150円、中学生以下・65歳以上、無料。

◆企画展関連作品展示「手づくり甲冑の展示と試着」◆
日時:10月23日(金)から12月6日(日)まで
会場:大多喜城分館 1階ホール
内容: 大多喜城手づくり甲冑会による作品の展示です。土・日・祝日の午後には、
試着と会員の皆様による作品解説があります。

◆特別公開II「重要文化財 大薙刀(おおなぎなた)」◆
日時:12月10日(木)から平成28年2月14日(日)まで
会場:大多喜城分館 
内容:南北朝時代の第一級刀工「法城寺国光」作と伝えられている国の重要文化財
「大薙刀」を展示します。
    詳しくはこちら↓  
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?action=common_download_main&upload_id=14215  (写真)
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?action=common_download_main&upload_id=16701 (ちらし表)
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?action=common_download_main&upload_id=16702 (ちらし裏)
※入館料:一般300円、高・大学生150円、中学生以下・65歳以上、無料。

■講座等
【博物館セミナー 「大多喜を学ぶ」 中世の甲冑の制作】
日時:11月14 日(土)13時30分~15時30分
場所:大多喜城分館(研修館)
内容:甲冑制作者豊田勝彦氏を講師にお迎えし、制作者の視点から、中世甲冑の制作
方法や特色について、各種資料を用いて論じていただきます。
対象:小学校高学年以上
定員:40名(受講料無料 入館料は別途必要)
※要電話予約 0470-82-3007 

【企画展関連行事 舞踊】
日時:11月15日(日) 13時30分~14時30分
場所:大多喜城分館(研修館)
内容:地元坂東流京将会の皆様による舞踊をお楽しみください。
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:当日先着40名(無料 入館料は別途必要)

【企画展関連行事 お茶席】
日時:11月21日(土) 10時~15時 
※雨天の場合は22日(日)10時~15時 
場所:大多喜城分館(研修館)
内容:お馴染みの千葉県立大多喜高等学校茶道部の皆様によるお点前です。紅葉を愛
でながらの一服はいかがですか?
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:40名(参加費300円程度 入館料は別途必要)
※要電話予約 0470-82-3007 当日受付有り

【企画展関連行事 甲冑試着体験「他館の甲冑も着てみよう】
日時:11月23日(月・祝)10時30分~12時 13時30分~15時
場所:大多喜城分館(研修館)
内容:君津市立久留里城址資料館の大鎧(おおよろい)と当館の当世具足(とうせいぐ
そく)を試着します。 
対象:どなたでも(小学生以下は保護者同伴)
定員:各10名(受講料無料 入館料は別途必要)
※要電話予約 0470-82-3007

※企画展関連行事について、詳しくは↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=497


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4.研究室から・・45  大利根分館の絵画資料
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 大利根分館にこの春赴任しました。収蔵庫を調べたところ、かなりたくさんの絵画
資料があることに気がつきました。主に江戸時代末期から明治時代にかけての版画を
収蔵しています。天保水滸伝のシリーズや玩具絵、旅行案内の刷り物など多彩な作品
があります。
 今年の夏休み展示「大利根分館 収蔵室からお中元~これって何?」(既に終了)で
は、これらの版画コレクションから、さまざまな版画を18点紹介しました。特におも
しろかったのが、『新板かつぱのたわむれ(原文のママ)』という明治16(1883)年4月
10日発行の作品です。荷車を川に引き込んで瓜を食べてしまったり、そばの食い逃げ
をしたり、いたずら者のかっぱの生態が漫画風に描かれています。今日と違って、か
っぱを悪者として描いている点が、当時の人々の意識を伝えていて興味深い作品でし
た。
    詳しくは↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/index.php?key=bbyu7cpkd-4430#_4430
 作者の国利(くにとし)は、美人画や役者絵で知られる三代歌川豊国(とよくに)の門
人で、弘化4(1847)年の生まれ、明治32(1899)年に53歳で没しました。自身も歌川を
称し梅寿(ばいじゅ)、梅翁(ばいおう)、楳樹邦年(ばいじゅくにとし)などの号がある
人で、風俗絵、名所絵などの作品を制作しました。
                  (大利根分館 主任上席研究員 高橋 覚)

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 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
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