千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第111号(189)
配信日時:2015/11/20 21:17
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第111号(189) 2015年11月20日∞
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 もくじ
[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について
[2]12月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「関宿藩主が就いた幕府の職制−老中その1−」
[4]季節だより
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[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)

★(1) パネル展「『船鑑』に描かれた和船」
    『船鑑』に描かれている利根川水系の和船を取り上げ、その種類や当時の様
    子を写真で紹介します。
   期 間  12月3日(木)~1月31日(日) 
        (休館は月曜日、ただし、月曜日が祝日の場合は翌日。
         12月28日(月)~31日(木))
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで) 
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室 
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円) 
           中学生以下・65歳以上:無料

★(2) 博物館セミナー4
    当館の展示協力員、石田年子氏による博物館セミナーです。「野田市の回国
    塔と嶋村庄造の納経帳」をテーマに講演します。
   期 日   12月20日(日)
   時 間   13時30分~15時30分  
   場 所   千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名 
   対 象  一般 
   受講料  200円(資料代) 
   申込み   11月20日(金)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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◆◆◆12月の休館日について◆◆◆ 
 7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)〜31日(木)は休館します。
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[2]12月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1) イベント「関宿城で初日の出をみよう」
    当館の天守閣から初日の出を拝みます。
   期 日   1月1日(金・祝)
   時 間  午前6時30分~7時30分  
   場 所  千葉県立関宿城博物館4階展望室
   定 員  40名 
   対 象  一般 
   参加費  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円)、
        中学生以下・65歳以上:無料
   申込み  12月1日(火)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

◆(2) 博物館セミナー5
    当館の展示協力員、松丸明弘氏による博物館セミナーです。「利根川・江戸
    川舟運-川船、河岸、河岸問屋-」をテーマに講演します。
   期 日   1月17日(日)
   時 間   13時30分~15時30分  
   場 所   千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名 
   対 象  一般 
   受講料  200円(資料代) 
   申込み   12月17日(木)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(3) 郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
    関宿地域で祭事のときに良くもてなされた小麦まんじゅうをつくり、試食し
    ます。昔ながらの素朴な味が楽しめます。
   期 日   1月23日(土)・24日(日)
   時 間   【午前の部】10時~12時
         【午後の部】13時30分~15時30分
                         (午前、午後の部をそれぞれ行います)
   場 所   千葉県立関宿城博物館休憩所
   定 員  各15名 
   対 象  一般 
   参加費  150円(保険料を含む)
   申込み  12月23日(水・祝)9時より電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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[3]せきはく豆辞典「関宿藩主が就いた幕府の職制−老中その1−」
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 関宿城は俗に「出世城」とも呼ばれています。江戸に近い房総において関宿藩は佐
倉藩に次いで石高が高く、有力な譜代大名が配置され、藩主の多くが江戸幕府の要職
に就任していることからそう呼ばれています。ここでは関宿藩主が就いた幕府の職制
について述べていきます。まずは老中から。
 「老中」(ろうじゅう)とは、江戸幕府の常置の最高職で、将軍の直属で幕府の政
治全体を統括する役職です。関宿藩からは久世広之【就任期間 寛文3年(1663)~
延宝7年(1679)】・久世重之【同 正徳3年(1713)~享保5年(1720)】・久
世広明【同 天明元年(1781)~天明5年(1785)】・久世広周【同 嘉永4年
(1851)〜  安政5年(1858)、万延元年(1860)~文久2年(1862)】と
いった4人の藩主が就任しています。
 老中の職務は非常に多岐にわたります。天皇や公家に関わること、諸大名の統制や
知行割、幕府直轄領の租税や幕府財政の管理、大規模な公共事業の監督から寺社の管
理、外国との国事などです。老中の定員は4~5名で、3万石以上12万石以下の譜代大
名が就任することが原則でした。老中になる前職は京都所司代・若年寄・奏者番・大
坂城代や側用人が多く、久世広之と重之は若年寄で、広明が京都所司代でした。
 老中は常に幕府の職制の中枢を担い、江戸幕府の諸改革が、松平乗邑や松平定信・
水野忠邦らの老中達によって成し遂げられました。享保の改革の初期に老中を務めた
久世重之や、文久の改革で公武合体政策を推し進めた久世広周もそうした有能な老中
達に連なる一人だったのです。               (尾崎)

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[4]季節だより
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 関宿城博物館の天守閣から富士山がきれいに見える季節の到来です。12月3日か
ら始まるパネル展「『船鑑』に描かれた和船」の見学とともに、富士山や日光連山の
景色を見に、来館されませんか?
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します。
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