千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第112号(190) 2015年12月20日∞
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もくじ
[1]1月のイベント情報及び1月の休館日について
[2]1月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「9代関宿藩主・板倉重宗について」
[4]季節だより
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[1]1月のイベント情報及び1月の休館日について
●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)
★(1) パネル展「『船鑑』に描かれた和船」
『船鑑』に描かれている利根川水系の和船を取り上げ、その種類や当時の様
子を写真で紹介します。
期 間 12月3日(木)~1月31日(日)
(休館は月曜日、ただし、月曜日が祝日の場合は翌日。
12月28日(月)~31日(木))
時 間 9時~16時30分(ただし、入館は16時まで)
場 所 千葉県立関宿城博物館3階多目的室
入館料 一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円)
中学生以下・65歳以上:無料
★(2) イベント「関宿城で初日の出をみよう」
当館の天守閣から初日の出を拝みます。
期 日 1月1日(金・祝)
時 間 午前6時30分~7時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館4階展望室
定 員 40名
対 象 一般
参加費 一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円)、
中学生以下・65歳以上:無料
申込み 好評につき、満員になりました。
★(3) 博物館セミナー5
当館の展示協力員、松丸明弘氏による博物館セミナーです。「利根川・江戸
川舟運-川船、河岸、河岸問屋-」をテーマに講演します。
期 日 1月17日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 30名
対 象 一般
受講料 200円(資料代)
申込み 12月17日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(4) 郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
関宿地域で祭事のときに良くもてなされた小麦まんじゅうをつくり、試食し
ます。昔ながらの素朴な味が楽しめます。
期 日 1月23日(土)・24日(日)
時 間 【午前の部】10時~12時
【午後の部】13時30分~15時30分
(午前、午後の部をそれぞれ行います)
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 各15名
対 象 一般
参加費 150円(保険料を含む)
申込み 12月23日(水・祝)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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◆◆◆1月の休館日について◆◆◆
4日(月)・12日(火)・18日(月)・25日(月)は休館します。
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[2]1月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1) 博物館セミナー6
当館の展示協力員、新井浩文氏による博物館セミナーです。「簗田家文書の
世界3-書状-」をテーマに講演します。
期 日 2月21日(日)
時 間 13時30分~15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館集会室
定 員 30名
対 象 一般
受講料 200円(資料代)
申込み 1月21日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(2) 郷土食講座「鷹菜漬け」
地元の方の指導により、関宿地域で作られている鷹菜を樽に漬けます。
期 日 2月27日(土)・28日(日)・3月5日(土)・6日(日)
時 間 10時30分~11時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館休憩所
定 員 各10名
対 象 一般
保険料 各50円(別途鷹菜代1500円)
*漬物樽(20リットル以上)を持参のこと
申込み 1月27日(水)9時より電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆辞典「9代関宿藩主・板倉重宗について」
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板倉重宗(しげむね)は、天正14年(1586)に父・勝重、母・粟生永勝の娘との
間に長男として駿河国駿府(現・静岡県静岡市)で生まれます。
慶長5年(1600)、15歳のときに徳川秀忠にお供し、関ヶ原の戦いに参戦します。
20歳になると従五位下・周防守に叙任し、26歳のときに駿府城の在勤を任され
ます。30歳のときには小姓組番頭(こしょうぐみばんがしら)と書院番頭(しょい
んばんがしら)を兼務し、知行地6千石を所有します。
元和6年(1620)、35歳のときに父の職を継いで京都所司代となり、2万6千石
の領地を所有します。38歳のときには従四位下に叙任し、さらに侍従(じじゅう)
に昇格します。翌年、父の勝重が死去すると、父の領地1万8千6百十石を受け継ぎ
ます。その内、6千6百十石は弟の重昌に分け与え、残りの1万2千石を取得して領
地3万8千石を所有することになります。
寛永10年(1633)、48歳のときに1万2千石が加増され、領地5万石を所有し
ます。領地は摂津国嶋上・嶋下、山城国綴喜(つづき)・久世(くぜ)・相楽(さが
ら)、近江国伊香(いか)・浅井、常陸国新治(にいはり)・筑波、武蔵国新座・豊
嶋の11郡内です。
時が経って、60歳のときに従四位上に昇格します。その後、承応3年(1654)に
は老齢のため、69歳で京都所司代を辞職します。代わって8代関宿藩主の牧野親成
(ちかしげ)がこの職を務めますが、重宗は幕府から親成を補佐するようにと命ぜら
れます。そして、その恩恵として京都周辺に1万石の領地をいただくことになりまし
た。
明暦2年(1656)に領地を下総国葛飾・猿島・相馬・豊田の4郡内に移され、5万
石の関宿城主となります。しかし、同年12月1日に関宿で死去してしまいます。享
年71歳でした。 (奥原経営『関宿町誌』を参考) ※年齢は数え年
(横山)
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[4]季節だより
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毎年恒例の「関宿城で初日の出をみよう」は、募集を開始してすぐに満員になりま
した。初日の出を拝むということは、年神様をお迎えする行事として、鏡餅を供えて
門松を飾るのと同じくらい日本人にとって、自然なことなんですね。
皆様、今年1年ご愛読ありがとうございました。来年も読者の皆様にとってよい年
でありますように。
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せきはくマガジン第112号(190)
発行:千葉県立関宿城博物館
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