千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第113号(191)
配信日時:2016/01/21 19:37
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第113号(191) 2016年1月21日∞
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 もくじ
[1]2月のイベント情報及び2月の休館日について
[2]2月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「商標とラベル」
[4]季節だより
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[1]2月のイベント情報及び2月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)

★(1)本橋尚徳スケッチ小品展「関宿城風景」
    関宿城を題材とし、関宿城博物館周辺の四季折々の風景を描いたスケッチ
    画30点を展示します。
   期 間  2月2日(火)~3月21日(月・祝) 
        (休館は月曜日)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで)
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80
        円) 、中学生以下・65歳以上:無料

★(2)博物館セミナー6
    当館の展示協力員、新井浩文氏による博物館セミナーです。「簗田家文書
    の世界3-書状-」をテーマに講演します。
   期 日   2月21日(日)
   時 間   13時30分~15時30分  
   場 所   千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名
   対 象  一般
   受講料  200円(資料代)
   申込み   1月21日(木)9時より電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(3)郷土食講座「鷹菜漬け」
    地元の方の指導により、関宿地域で作られている鷹菜を樽に漬けます。
   期 日   2月27日(土)・28日(日)・3月5日(土)・6日(日)
   時 間   10時30分~11時30分
   場 所   千葉県立関宿城博物館休憩所
   定 員  各10名
   対 象  一般
   保険料  各50円(別途鷹菜代1500円)
        *漬物樽(20リットル以上)を持参のこと
   申込み  1月27日(水)9時より電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

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◆◆◆2月の休館日について◆◆◆ 
 1日(月)・8日(月)・15日(月)・22日(月)・29日(月)は休館します。
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[2]2月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1)博物館セミナー7
    当館の展示協力員、松井哲洋氏による博物館セミナーです。「古代の船の
    姿を推測する」をテーマに講演します。
   期 日   3月13日(日)
   時 間   13時30分~15時30分  
   場 所   千葉県立関宿城博物館集会室
   定 員  30名
   対 象  一般
   受講料  200円(資料代)
   申込み   2月13日(土)9時より電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(2)体験教室「関宿城下を歩こう(1日コース)」
    千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて、江戸時代の関宿藩にゆかりのある
    史跡(関宿城本丸跡、筋違い十字路、外堀・土塁跡、関宿関所跡石碑、随
    庵堀と随庵碑、首塚(刑場跡))や寺院(昌福寺、宗英寺、実相寺、光岳
    寺)を学芸員が案内し、解説します。
   期 日   3月19日(土)
   時 間   10時~15時  
   場 所   【集合場所】千葉県立関宿城博物館集会室
         【見学場所】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡や寺院
   定 員  30名
   対 象  一般
   保険料  50円(別途昼食代 1,000円) 
   申込み  2月19日(金)9時より電話で申込み受付(先着順)

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[3]せきはく豆辞典「商標とラベル」
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 商標とは『広辞苑』によれば「自己の生産・製造・加工・選択・証明・取扱または
販売の営業に係わる商品であることを標示するために、商品(公債、手形、株券を除
く)に使用する文字、円形、記号などの標識。目標。トレードマーク。」と書かれて
います。つまり、製造者や販売者が他社の商品と区別するためにつけた文字や記号、
図形などで表したしるしです。
 江戸時代の商標は、船や馬などを利用していた輸送者が商品を間違えることがない
ようにつけられたものといわれています。見分けるためのサインとしてつけられた商
標ですが、商標が出回ることにより、次第にブランド商品の宣伝として効果を上げる
ようになります。そのため、同じ製造者であっても等級や種類の違う物は、異なった
商標をつけるようになり、江戸時代には多くの商標が作られました。例えば現在のキ
ッコーマン株式会社のトレードマーク「六角形に萬の字」は、商標のひとつです。
 明治時代に入り、さまざまな業種で統廃合が進みました。その際、それまで商品に
つけていた商標を統一し、製造者のしるし(トレードマーク)を決めました。そして、
それまでの商標はラベルに変わり、商品に貼られました。
 主に瓶に貼られることの多かったラベルは、製品名、製造者の情報(トレードマー
クを含む)、品種(等級)などが入れてあり、加えて人目を引くデザインを用いるこ
とによって、広報の役目も果たしていました。ラベルという言葉から、外国から入っ
てきた物と思いがちですが、ラベルのルーツは「千社札」といわれています。限られ
た紙面に縁取りを施し、名前や地名を入れた千社札とラベルには確かに共通するもの
があります。江戸時代の千社札の中には多色摺りの凝った図柄のものもあり、そのデ
ザインが明治時代に入ってラベルとして花開いたのかもしれません。   (鈴木)

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[4]季節だより
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 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 お正月三が日とも、晴天に恵まれ、多くの皆様にご来館いただき、ありがとうござ
います。先日はこの冬初めての積雪で、翌日は天守閣からきれいな雪化粧が見えまし
た。これから寒い日々が続くのでしょうか。
 2月から本橋尚徳スケッチ小品展「関宿城風景」の展覧会が始まります。本橋先生
の優しい色合いのスケッチに、冬景色でも春の暖かさを感じるのは私だけでしょうか。
さまざまな顔を持つ関宿城のスケッチ画を見に、ぜひご来館ください。
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ます。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
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せきはくマガジン第113号(191)
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