千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第117号(195)
配信日時:2016/05/20 12:00
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          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第117号(195) 2016年5月20日∞

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 もくじ
[1]6月のイベント情報及び6月の休館日について
[2]6月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「潮干狩りの歴史」
[4]季節だより
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[1]6月のイベント情報及び6月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで)
●6月15日(水)県民の日は入館料無料

★(1)2016国際博物館の日記念事業「昔のくらし展」
    昔なつかしい、かつての生活用品や農耕具などを展示します。
   期 間  4月26日(火)~7月3日(日) 
        (休館は月曜日。)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで) 
   場 所  千葉県立関宿城博物館3階多目的室 
   入館料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円) 
   中学生以下・65歳以上:無料

★(2)歴史講座「古文書を読む(入門編)《3回連続》」
    初心者を対象とし、くずし字の「ひらがな」を中心に学習します。
   期  日   6月12日(日)、7月10日(日)、8月21日(日)
   時  間   10時~12時 
   場  所   千葉県立関宿城博物館集会室 
   定 員  30名 
   対 象  一般(3回連続で参加できる方) 
   受講料   初回のみ100円 
   申込み   5月12日(木)9時から電話で申込み受付 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

★(3)郷土食講座「そば打ち(打ち方+ゆで方コース)」
    関宿そば打ち愛好会のみなさんの指導により、そばの打ち方や切り方、更に
    そばのゆで方を体験した後、試食します。
   期  日   6月19日(日)
   時  間   9時30分~12時30分  
   場  所   千葉県立関宿城博物館休憩所
   定  員  18名 
   対 象  一般 
   参加費  1,300円
   申込み  5月19日(木)9時から電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

★(4)郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
    関宿地域で祭事のときに、よくもてなされた小麦まんじゅうをつくり、試食
    します。昔ながらの素朴な味が楽しめます。
   期  日   6月25日(土)・26日(日)
   時  間   【午前の部】10時~12時
        【午後の部】13時30分~15時30分
       (午前、午後の部をそれぞれ行います)
     場  所   千葉県立関宿城博物館休憩所
      定 員  各15名 
   対 象  一般 
   参加費  各150円(保険料を含む)
   申込み  5月25日(水)9時から電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 
 
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◆◆◆6月の休館日について◆◆◆ 
 6日(月)・13日(月)・20日(月)・27日(月)は休館します。
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[2]6月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1)体験教室「飛ばせ水ロケット」
    親子が協力してペットボトルで水ロケットを作り、当館周辺の広場で打ち
    上げます。できるだけ遠くに飛ばしてみましょう。
   期  日  7月24日 (日)
   時  間  【午前の部】10時~12時
        【午後の部】13時30分~15時30分
       (午前、午後の部をそれぞれ行います。)
   場  所  千葉県立関宿城博物館 集会室及び多目的広場
   定 員  各10名 
   対 象  小中学生とその保護者 
   参加費  各200円(保険料含む)
   申込み  6月24日(金)9時から電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

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[3]せきはく豆事典「潮干狩りの歴史」
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 ゴールデンウィークは終わってしまいましたが、3月下旬から始まった東京湾の潮
干狩りはまだ楽しめそうです。そこで今回は潮干狩りについて書いてみることにしま
す。
 人々が貝を採った歴史と言えば、遠く縄文時代早期にまで遡りますが、レジャーと
しての潮干狩りとなると、一般には江戸時代から始まるようです。
 潮干狩りの様子は、江戸時代の浮世絵にも描かれています。初代歌川国貞の「汐干
景」(文化12年(1815)~天保13年(1842)刊)や、初代歌川広重の「品川汐干の
図」(安政2年(1855)刊)・二代目歌川広重の「江戸名所 品川沖汐干狩之図」(嘉
永5年(1852)刊)などの他、比較的多くの浮世絵で潮干狩りの様子を見ることができ
ます。
 また、当館も所蔵する『江戸名所図会』(天保5年(1834)から7年にかけての刊行
で、当時の名所案内のようなもの)にも「品川汐干」と題する画が描かれています。
 これらに共通するのは、女性や子供が多く描かれていることです。潮干狩りが現代
と同じように女性・子供でも安全に楽しめる行事だったことがわかります。その後、
明治・大正・昭和と時代が変わっても、絵はがきなどに残された潮干狩りの様子は、
江戸時代とあまり変わっていません。どれも着物の裾をまくって、夢中になっている
様子を感じます。
 潮干狩りの様子が大きく変わってしまったのは、東京湾では昭和40年(1965)頃か
らです。その頃から本格的に沿岸の埋立てが始まり、潮干狩りのできる場所が減少し
ていきました。
 ラムサール条約に登録された谷津干潟(やつひがた)も、昭和40年代までは海水浴
や潮干狩りで賑わった海岸の一部です。当時は遊園地があり、そこから海に降りると、
数キロメートル先まで干潟が広がっていました。『習志野市史別編民俗』によると、
昭和50年(1970)には遊園地のビーチハウスの閉鎖と同時に海水浴・潮干狩りが中止
になったと記されています。                                    (岡田)
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[4]季節だより
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 いい天気になると、日中の気温がどんどん上がり夏日となることが多くなりました。
日差しはとても強く、紫外線には注意が必要ですね。
 さて、6月には歴史講座と2つの郷土食講座があります。皆さん参加してみてはい
かがですか。心からお待ちしております。
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ます。
皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
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せきはくマガジン第117号(195) 
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