千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第120号(198)
配信日時:2016/08/20 10:50
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第120号(198) 2016年8月20日∞

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 もくじ
[1]9月のイベント情報及び9月の休館日について
[2]9月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「暮らしと親水(その2)」
[4]季節だより
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[1]9月のイベント情報及び9月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館。(ただし、入館は16時まで。)

★(1)パネル展「利根川水系に生息する魚たち」
    利根川水系に生息している魚を取り上げ、その種類や生息場所を写真で紹介
    します。
   期 間  7月5日(火)~9月29日(木)
       (休館は月曜日。月曜日が祝日に当たる場合は開館し、翌日休館。)
   時 間  9時~16時30分(ただし、入館は16時まで。)
   場 所  千葉県立関宿城博物館 3階多目的室 
   入場料  一般:200円(団体160円)、高大生:100円(団体80円)
        中学生以下・65歳以上:無料

★(2)関宿城写生コンクール作品募集及び作品展
    千葉県立関宿城博物館の周辺を描いた写生画を公募し、作品を展示します。
   募集対象  小学生の部・中学生の部・一般の部(高校生以上)
   種   類  油彩・水彩・クレヨン・パステル・色鉛筆
   規   格  四つ切か八つ切程度の大きさ、油彩の場合は6号又は8号
         (裏面に作品票をお貼りください。作品票は、近隣公民館に置い
          てあります。また、当館ホームページからダウンロードするこ
          とができます。)
   募集期間  9月1日 (木)〜9日(金)
   賞     館長賞、各部門の最優秀賞・優秀賞・佳作(応募者全員に参加賞)
   展示期間  9月13日(火)〜25日(日)
   表 彰 式  9月22日(祝・木)
   返却期間  9月27日(火)〜10月11日(火)
   問 合 せ   04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

★(3)歴史講座「古文書を読む(初級編)」〔3回連続〕
    古文書によく出てくる基本的な単語や慣用句が読めるようにし、解読事典
    の使い方も習得します。
   期  日  9月4日 (日)・10月9日(日)・11月13日(日)
   時  間  10時~12時
   場  所  千葉県立関宿城博物館 集会室
   定 員  30名
   対 象  一般(連続で参加できる方)
   受講料  100円(初回のみ)
   申込み  8月4日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(4)博物館セミナー(2)「利根川と江戸川の舟運―川舟、河岸、河岸間道―」
    当館の展示協力員 松丸明弘氏が、江戸時代の利根川・江戸川を往来した川舟、
    河岸や河岸問屋、河岸と河岸をつなぐ道などについてお話をします。
   期  日  9月18日 (日)
   時  間  13時30分~15時30分
   場  所  千葉県立関宿城博物館 集会室
   定 員  30名
   対 象  一般
   受講料  200円
   申込み  8月18日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(5)郷土食講座「投網漁と川魚料理」
    地元漁師の指導のもと、広場で投網の打ち方を体験します。また川魚を料理
    し、試食します。
   期  日   9月25日(日)
   時  間   10時~14時
   場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所及び広場
   定 員  20名
   対 象  一般
   参加費  450円(保険料を含む。)
   申込み   8月25日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

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◆◆◆9月の休館日について◆◆◆
 5日(月)・12日(月)・20日(火)・26日(月)は休館します。
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[2]9月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1)体験教室「関宿城下を歩こう(1日コース)」
    千葉県立関宿城博物館の周辺を歩いて、江戸時代の関宿藩にゆかりのある
    史跡(関宿城本丸跡、筋違い十字路、外堀・土塁跡、関宿関所跡石碑、
    随庵堀と随庵碑、首塚(刑場跡))や寺院(昌福寺、宗英寺、実相寺、光岳寺)
    を学芸員が案内し、解説します。
   期  日   10月10日(祝・月)
   時  間   10時~15時
   場  所   【集合場所】千葉県立関宿城博物館 集会室
        【見学場所】千葉県立関宿城博物館 周辺の史跡や寺院
   定 員  30名
   対 象  一般
   参加費  50円(別途昼食代 1,000円)
   申込み  9月10日(土)9時から電話で申込み受付(先着順)
         04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(2)郷土食講座「そば打ち(打ち方コース)」
    関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方を体験し
    ます。
   期  日   10月16日(日)
   時  間   9時30分~12時
   場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
   定  員  18名
   対  象  一般
   参加費  1,100円
   申込み  9月16日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
         04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(3)河川敷のいきものさがし(一般向け)
    当館展示協力員及び自然科学系ライターの岩槻秀明氏の解説を聞きながら
    河川敷特有の植生環境を観察し、江戸川流頭部まで散策します。
   期  日   10月22日(土)
   時  間   10時~12時
   場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室及び周辺の河川敷
   定 員  20名
   対 象  一般(小学生が参加する場合は保護者同伴)
   参加費  50円
   申込み   9月22日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

◆(4)歴史講座「つながる 川と海と人」
    企画展の関連事業として、江戸・東京を“水の都”と位置づけ、水都学を確
    立させた法政大学陣内秀信教授を迎え、川や海と人との関わりについて講演
    をしていただきます。
   期  日   10月23日(日)
   時  間   13時30分~15時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
   定 員  50名
   対 象  一般
   受講料  100円
   申込み   9月23日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(5)野外講座「歴史散歩―海と川に親しむ―」
     企画展の関連事業として、都内の浜離宮や葛西臨海公園などの水に親しむ
    施設をバスで見学します。
   期  日   10月30日(日)
   時  間   9時~16時40分
   場  所   【集合場所】千葉県立関宿城博物館 正門前
        【見学場所】浜離宮恩賜公園、隅田川、葛西臨海水族園、
   定  員  40名
   対  象  一般
   参加費  3,500円(昼食代含む。)
   申込み  9月30日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
            04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

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[3]せきはく豆事典「暮らしと親水(その2)」

 江戸時代は循環型社会として下水はきれいになっており、水辺のきれいな環境は維
持されていました。大名は屋敷内の庭園の池などで、庶民は海辺や川辺で、ときには
船に乗って花見や夕涼み、花火や月見を楽しみました。また、川沿いや海沿いは、見
世物小屋や芝居小屋、水茶屋、花街などもでき、水辺は癒しの空間として広がってい
きました。
 一方で、水辺は被災者の供養と災害からの安全、豊漁・豊作を願い、多くの神社仏
閣が建てられます。これらの建物は、後に観光地になっていきます。東京近郊から成
田山や香取神宮・鹿島神宮などに向う人は江戸湾から船に乗り、船橋や行徳の湊から
陸路で向かいました。船に乗り、水面をみながら移動することは、癒しになっていま
した。
 江戸時代、人々は水辺の空間を楽しむだけでなく、干潟での潮干狩り、海や河川で
釣り、水遊びなどと水に入ることも楽しむようになります。
 そして明治期には、スポーツという意識とともに様々なウォータースポーツが入っ
てきます。武芸の泳法や療養として始まった水泳は、学校教育にも取り入れられる傍
ら、海水浴は夏の暑さしのぎとして楽しまれました。時代が下るにつれ、海ではヨッ
トやサーフィン、ジェットスキーなど、川ではカヌーなどが行われるようになってい
きました。千葉県は三方を海に囲まれているため、現在では、マリンスポーツのメッ
カになっています。
 またスポーツ以外にも、娯楽を兼ねた筏レースや近年様々な公園などで設けられる
人口の池などでも幼児の水遊びなどもレジャーとして行われるようになっています。
 昭和期の高度成長期頃になると、一時、河川や海の水質悪化による悪臭や公害によ
り、人は水辺から離れます。しかし、政府や地方自治体、漁業者、研究者、環境団体、
地域住民の努力によって水質は改善し、再び、川辺の花火や屋形船など水辺の空間は
復活を遂げました。                        (鈴木)

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[4]季節だより
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 朝晩は涼しくなり、少し過ごしやすくなってきましたが、残暑は厳しく熱中症には
注意が必要です。
 いよいよ芸術の秋ですね。9月には写生画の作品展があります。ゆっくりと絵画鑑
賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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