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海からのたより 第155号
配信日時:2018/01/01 10:00
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  千葉県立中央博物館分館 海の博物館メールマガジン

 『海からのたより』 第155号
                          2018年1月1日発行

                 千葉県立中央博物館分館 海の博物館
                 http://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/

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 新年あけましておめでとうございます。
 本年が皆様にとって良い一年になることを願っております。

 海の博物館職員一同、より良い博物館を目指し、努力して参ります。
 本年も、よろしくお願いいたします。
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│目次
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★年始の開館、臨時休館のご案内
★—予告— マリンサイエンスギャラリー「房総の海の幸」
★1月の行事案内
★研究員ノート −お正月の海の幸−
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│★ 年始の開館、臨時休館のご案内
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 新年は、1月2日(火)から開館いたします。

 また、下記の日程で臨時休館しますので、ご注意ください。
 臨時休館:平成30年 1月10日(水)、11日(木)

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│★ —予告— マリンサイエンスギャラリー「房総の海の幸」
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 2月23日(金)から、マリンサイエンスギャラリー「房総の海の幸」を
開催します。
 現在、着々と準備を進めています。
 乞うご期待!

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│★1月の行事案内
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 詳しくはこちらをご覧下さい。
  http://www2.chiba-muse.or.jp/?page_id=533

【海の体験コーナー】
 体験交流員といっしょに、海にまつわるさまざまなメニューにチャレンジす
る行事です。

 1月13日(土)「コーラルプリントをしよう」
 1月27日(土)「オリジナルオブジェを作ろう」

   (当日申込み。定員6名。先着順)
 ※入場料のほか、材料費50円/人が必要です。

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│★研究員ノート −お正月の海の幸−
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 新年あけましておめでとうございます。皆様はお正月にどんなものを食べま
すか?地方によって、ご家庭によって、多様なおせち料理やお雑煮があること
でしょう。近年は洋風の肉類メニューもよく見かけますが、伝統的なお正月料
理には海の幸が多く使われています。むしろ、定番のおせちは海産物と野菜の
料理と言っても過言ではありません。数の子(ニシンの卵)、田作(カタクチ
イワシの幼魚)、昆布巻(昆布とニシンやサケなどの魚)、海老(イセエビや
クルマエビ類など)に加え、魚のすり身を使った蒲鉾や伊達巻も欠かせません
。酢ダコや煮ダコもよくありますが、私にはあまり馴染みがなかったので、千
葉県に来て、タコが大量に売られている様子にびっくりした記憶があります。
昔は獣肉をあまり食べなかったこともあるのでしょうが、おせち料理から日本
人と海の関わりの強さが感じられるようです。
 大晦日やお正月に魚を食べる「年取り魚」等とよばれる風習もあります。西
日本ではブリ、東日本ではサケが一般的とされますが、他にも色々な魚が食べ
られているようです。昔の人にとって、保存の効く塩ブリや塩ザケは、海から
離れた内陸でも手に入る貴重な海の幸で、とっておきのご馳走だったのでしょ
う。最近では、新年のお魚のご馳走として、お刺身を食べる人も多いかと思い
ます。
 また、全国には様々なお雑煮がありますが、すまし汁仕立てでも味噌仕立て
でも、カツオやコンブやトビウオなど海産物の出汁を使うのが一般的です。地
方によっては、具材にもサケやイクラ、エビ、ブリ、カキなどの海産物を使い
ます。千葉県では、海藻のハバノリを使うお雑煮が有名ですが、アオノリを使
うお雑煮もよく見られます。
 ちなみに私の実家では、鶏肉と野菜のすまし汁仕立てのお雑煮に焼いた角餅
を入れ、イクラをトッピングしていました。また、両親の故郷の郷土料理「い
かにんじん」がよく作られていました。細く切ったスルメと人参を醤油などで
味付けしたもので、私にとってお正月の味です。皆様にも、それぞれお正月の
味があるのではないでしょうか。

 今年のマリンサイエンスギャラリー「房総の海の幸」は、2月23日(金)か
らはじまります。お楽しみに。

(主任上席研究員 村田明久)
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 今月も、海の博物館メールマガジンを最後までお読みいただきありがとうご
ざいました。

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    電話:0470-76-1133 FAX:0470-76-1821
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