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せきはくマガジン第140号(218)
配信日時:2018/04/20 10:28
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

          せきはくマガジン

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∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第140号(218) 2018年4月20日∞
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 もくじ
[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について
[2]5月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「河川敷と生物多様性」
[4]季節だより
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[1]5月のイベント情報及び5月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館

★(1)千葉県立中央博物館大利根分館・千葉県立関宿城博物館二館連携事業
    パネル展「高瀬船」(2018国際博物館の日記念事業)
    古写真や浮世絵を中心に、利根川・江戸川を往き来した高瀬船の姿を紹介します。
      期  日   4月24日(火)〜7月1日(日)
                (休館は月曜日 ただし4月30日(祝・月)は開館)
      時  間   9時~16時30分
      場  所   千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
      入場料  一般200円(団体160円)、高大生100円(団体80円)、
      中学生以下・65歳以上無料  ※団体扱いは20名以上

★(2)ワークショップ「兜をかぶってハイ、ポーズ!」
    紙で出来た兜をかぶって、屏風の前でポーズをとりましょう。あわせて端午の節
        句についての学習ができます。
      期  日   5月3日(祝・木)~5月5日(祝・土)
      時  間   9時~16時30分
      場  所   千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
      対 象  一般
      参加費  無料
      申込み  当日自由参加

★(3)イベント「祝!こどもの日 昔の遊び大集合」
    ベーゴマ、コマ、メンコ、あやとり、紙相撲、わりばし鉄砲の射的など、昔懐か
        しい昭和の時代を感じながら自由に遊べます。
      期  日   5月4日(金)・5月5日(祝・土)
      時  間   午前の部10時~12時
           午後の部13時~15時30分
      場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
      対 象  一般
      参加費  入場料
      申込み  当日自由参加

★(4)郷土食講座「そば打ち(打ち方コース)」
        関宿そば打ち愛好会のみなさんの指導により、そばの打ち方や切り方を体験し
        ます。
      期  日   5月20日(日)
      時  間   9時30分~12時  
      場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
      定  員  18名 
      対  象  一般 
      参加費  1,100円 
      申込み  4月20日(金)9時から電話で申込み受付(先着順) 
           04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(5)体験教室「関宿城下を歩こう(半日コース)」
        千葉県立関宿城博物館の周辺にある史跡(中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、
        鬼門除け稲荷)を徒歩でめぐります。当館の学芸員が案内し、解説します。
   期  日   5月27日(日)
   時  間   10時~12時  
   場 所  【集合場所】千葉県立関宿城博物館 集会室
                【見学場所】千葉県立関宿城博物館周辺の史跡
                            (中之島公園、関宿水閘門、浚渫船、鬼門除け稲荷)
   定 員  30名 
   対 象  一般 
   保険料  50円  
   申込み  4月27日(金)9時から電話で申込み受付(先着順) 
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

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◆◆◆5月の休館日について◆◆◆
 7日(月) ・14日(月)・21日(月)・28日(月)は休館します。
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[2]5月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1)パネル展「高瀬船」関連講演会「利根川高瀬船にみる知恵と工夫」
        和船研究者の松井哲洋氏によるパネル展「高瀬船」に関連する講演会を実施しま
        す。
      期  日   6月3日(日)
      時  間   13時30分~15時30分  
      場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
      定  員  30名 
      対  象  一般 
      受講料  200円 
      申込み  5月3日(祝・木)9時から電話で申込み受付(先着順) 
           04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 

◆(2)歴史講座「古文書を読む(入門編)《3回連続》」
    初心者を対象とし、くずし字の「ひらがな」を中心に学習します。
   期  日   6月10日(日)、7月8日(日)、8月19日(日)
   時  間   10時~12時
   場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
      定 員  30名
   対 象  一般(3回連続参加できる方)
   受講料   初回のみ100円
      申込み   5月10日(木)9時から電話で申込み受付
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(3)郷土食講座「そば打ち(打ち方+ゆで方コース)」
        関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方、更にそばの
        ゆで方を体験した後、試食します。
      期  日   6月17日(日)
      時  間   9時30分~12時30分
      場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
      定  員  18名
      対 象  一般
      参加費  1,300円
      申込み  5月17日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
           04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(4)郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
    関宿地域で祭事のときに良くもてなしに出された小麦まんじゅうをつくり、試食
        します。昔ながらの素朴な味が楽しめます。
   期  日   6月23日(土)・24日(日)
   時  間    【午前の部】10時~12時
        【午後の部】13時30分~15時30分
                          (午前、午後の部をそれぞれ行います)
     場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
      定 員  各15名
   対 象  一般
   参加費  各150円(保険料を含む。)
      申込み  5月23日(水)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課) 
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[3]せきはく豆辞典 「河川敷と生物多様性」
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  当館に近い江戸川流頭部は河川敷の環境で、河川改修に伴い、人工的に整備されたもの
です。洪水のリスクを避けるため、堤防と堤防の間の河川敷を広げ、通常水が流れる部分
(低水路)と増水時に水が流れる部分(高水敷)に広がりました。数年に一度、高水敷ま
で増水することがあり、同一環境での競争に負け、地表で繁殖できなくなっていた植物の
タネが地中から再び地表に現れ、発芽することで植生の変化(かく乱)が起こります。こ
のかく乱で、外来種が優占種になりがちな河川敷内の植生がリセットされ、他では見るこ
とが少なくなってきた植物もここでは見られることがあります。
 人びとの生活に接し、利用してきた里山と違い、人工的な土地でありながらもその先に
人びとの生活利用がない河川敷は、利用されなくなった里山のように、荒れた土地になり
がちですが、かく乱が起こるため、自然環境がある程度維持されていると考えられます。
そのため、レッドデータブックで絶滅危惧種や準絶滅危惧種になっていても、中には「生
息地を過度に管理しないことが対処として望ましい」という文言が出てくることがありま
す。また、堤防の斜面の土を締め、緑化させるために輸入されて植えられているイタチハ
ギなどが野生化し、在来植生の生育を阻害するなどの問題もありますが、砂防用に有用で
あるとして、特定外来生物には指定されていない例もあります。
 河川敷は、河川による水害から我々の生活を守るためにつくられており、「多様な種類
がある生物は、それぞれ直接、間接的に関わりあい、支えあって生きている」という生物
多様性と一元化できるものではないと思われます。このように様々な環境ではそれぞれ人
との関わりがあり、その方向性が一致してないことも多いため、今後の生物多様性の推進
の難しさを感じます。                                      (鈴木)

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[4]季節だより
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 今年の桜シーズンは早めに終わってしまいましたが、季節の展開が早く、日に日に木々
の緑が濃くなっていくのを感じます。雨が降れば、まだ肌寒く感じることもありますが、
晴れると初夏のような陽気もあって、体調管理に気をつけたいものです。
 4月24日(火)からは当館3階多目的室で、パネル展「高瀬船」がオープンします。貴
重な古写真や浮世絵から、高瀬船とそれに関わった人たちの暮らしが感じ取れる内容とな
っていますので、みなさま、ぜひご来館ください。
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