千葉県立関宿城博物館メールマガジン バックナンバー
せきはくマガジン第147号(225)
配信日時:2018/11/20 09:00
千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

          せきはくマガジン

http://www2.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第147号(225) 2018年11月20日∞
------------------------------------
■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■
 もくじ
[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について
[2]12月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「関宿藩主が就いた幕府の職制-京都所司代-」
[4]季節だより
■@■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■.■

[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について

●開館時間 9時開館、16時30分閉館

★(1)第18回関宿城百景写真展
    関宿城周辺を題材とした写真を公募し、作品を展示します。
   期  日   12月7日(金)〜1月20日(日)
        (休館は月曜日。月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌日休館。)
   時  間   9時~16時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
   入場料  一般200円(団体160円)、高大生100円(団体80円)、
        中学生以下・65歳以上無料  ※団体扱いは20名以上

★(2)郷土食講座「そば打ち(打ち方+ゆで方コース)」
    関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方、更にそばのゆで方
   を体験した後、試食します。
   期  日   12月9日(日)
   時  間   9時30分~12時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
   定  員  18名
   対 象  一般
   参加費  1,300円
   申込み  11月9日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(3)博物館セミナー(3)「簗田家文書の世界6-系図・系譜類と写本―」
    当館の調査協力員、新井浩文氏による博物館セミナーです。戦国時代に関宿城主であっ
   た簗田氏は、古河公方足利氏の重臣で、北関東への進出を狙う後北条氏とたびたび合戦に
   及びました。今回は前回に引き続き簗田家文書の中から系図・系譜・写本等を中心に取り
   上げ、簗田家の系譜や簗田家文書の伝来過程についてお話しします。
   期  日   12月16日(日)
   時  間   13時30分〜15時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
   定 員  30名
   参加費  100円
   申込み  11月16日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

★(4)ワークショップ「お正月飾りを作ろう」
    お正月を迎える準備をしましょう。竹を材料にしてミニミニ門松を作ります。
   期  日   12月23日(日)
   時  間   10時〜12時、13時30分〜15時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
   参加費  無料
   申込み  当日、自由参加

-------------------------------------------
◆◆◆12月の休館日について◆◆◆
 3日(月)・4日(火)は展示替えのため、休館します。また、10日(月)・17日(月)・
25日(火)と、28日(金)~31日(月)は休館します。
-------------------------------------------

[2]12月中に募集が開始されるイベントについて

◆(1)関宿城で初日の出をみよう
    当館の天守閣から初日の出を拝みます。
   期  日   1月1日(祝・火)
   時  間   6時30分〜7時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 4階展望室
   定 員  40名
   対 象  一般
   参加費  入場料
   申込み  12月1日(土)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(2)博物館セミナー(4)「利根川と江戸川の舟運-川船、河岸、河岸間道-」
    当館の調査協力員、松丸明弘氏による博物館セミナーです。江戸時代に運送の主役であ
   った川船の活躍と、河岸や河岸問屋の様子、鮮魚(なま)街道などと呼ばれた河岸と河岸
   とをつなぐ道などについてお話しします。
   期  日   1月13日(日)
   時  間   13時30分〜15時30分
   場  所   千葉県立関宿城博物館 集会室
   定 員  30名
   参加費  100円
   申込み  12月13日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

◆(3)郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
    関宿地域で祭事のときに良くもてなしに出された小麦まんじゅうをつくり、試食します。
   昔ながらの素朴な味が楽しめます。
   期  日   1月26日(土)・27日(日)
   時  間    【午前の部】10時~12時
        【午後の部】13時30分~15時30分
        (午前、午後の部をそれぞれ行います)
     場  所   千葉県立関宿城博物館 休憩所
     定 員  各15名
   対 象  一般
   参加費  各150円(保険料を含む。)
   申込み  12月26日(水)9時から電話で申込み受付(先着順)
        04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)

------------------------------------------------------
[3]せきはく豆辞典 「関宿藩主が就いた幕府の職制-京都所司代-」
------------------------------------------------------
 江戸に幕府を開いた徳川氏はその基盤を主に関東に置いていましたが、ほぼ全国に幕府領を配
し、同時に重要な都市や城を直轄し幕府の出先機関を設け、地方統治が行き渡るようにしていま
した。特に朝廷の置かれた京都は古くから政治の中心であり、多くの寺社が集まり人々の信仰を
集める土地でした。また高い工芸技術者が集まり商業も発達した江戸時代有数の大都市でした。
幕府は京都をとりわけ重視し、京都所司代(きょうとしょしだい)を置き西国支配の拠点としま
した。
 「京都所司代」とは、京都に設けられた幕府の重要な出先機関で、幕府の常置の最高職である
老中に次ぐ要職です。関宿藩からは板倉重宗【就任期間 元和6年(1620)~承応3年(1654)】
・牧野親成【同 承応3年(1654)~寛文8年(1668)】・久世広明【同 安永6年(1777)~天
明元年(1781)】と3人の藩主が就任しています。
 京都所司代の職務はまず朝廷の守護、公家や門跡の監察。そして西国大名の監視。さらに京都
町奉行以下諸役人を統括し、山城国周辺の計8か国の民政や訴訟を管轄しました。また幕府の最
高裁判機関である評定所(ひょうじょうしょ)の構成員として、幕政の重要政策の審議や大名・
旗本の訴訟、管轄の違う奉行間の問題の裁判を行いました。
 定員は1名で3万石以上の譜代大名から特に有能な者が選任されました。京都所司代になる前
職は大坂城代や寺社奉行・奏者番が多く、就任後特に辞職・免職されない限りは老中へと昇格し
てきました。関宿藩主久世広明は天明元年(1781)9月老中に就任しています。
                                                                              (尾崎)
 
-----------------------------------
[4]季節だより
-----------------------------------
 朝の見回りで天守閣展望室に寄ってみると、スズメが屋根の上で丸くなって身を寄せ合ってい
ました。いつのまにか寒い季節になりました。
 企画展「文明開化の力」は会期が12月2日(日)までです。まだご覧になっていない方はこ
の機会をお見逃しなく。ご来館をお待ちしております。
-----------------------------------

======================================
せきはくマガジン第147号(225)をお送りしました。毎月当館の新鮮な情報をお届けしま
す。皆様からのお声をお待ちしております。お気軽にお寄せ下さい。
(お声を当マガジンに掲載させていただく場合もあります。)
======================================

せきはくマガジン第147号(225)
発行:千葉県立関宿城博物館
      〒270-0201
      千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400  FAX 04-7196-3737
○ホームページ: http://www2.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
○メールの内容についての問い合わせ: sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp
※電子メールについては、送信途中において悪意のある第三者による盗聴等の可能性
 も指摘されていますので、ご留意ください。
○無断転載はお断りします。
○メール配信が不要な方は、下記アドレスをクリックしてください。
 https://a02.hm-f.jp/index.php?action=C1&a=318&g=4&f=8
○メールアドレスを変更された方、エラーメッセージもしくは不明の方は、
 sekiyadohaku@chiba-muse.or.jp または電話、FAX等でご連絡ください。