千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2019年2月号 ★
配信日時:2019/02/10 08:00
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     ちば中央博メール 2019年2月号(2019年2月10日発行・第150号)
          http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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目 次
1.お知らせ
2.中央博の窓 
  春の展示「千葉の鉄道物語-線路が拓いた『観る・住む・運ぶ』-の御案内」
3.イベント情報
(1)中央博物館本館〔生態園トピックス展・春の展示その他〕
 ・生態園トピックス展「生態園の野鳥-秋から冬へ-」
 ・春の展示「千葉の鉄道物語-線路が拓いた『観る・住む・運ぶ』-」
 ・トピックス展「開館30年の歩み」
 ・ミニトピックス展「明治以降における千葉県の社会資本整備のあゆみ」
 ・巡回展「写真でつづる千葉県と鉄道」
 ・ミニトピックス展「生命(いのち)のにぎわい写真展」
 ・ミニトピックス展「ツノシマクジラ~千葉にやってきた幻のクジラ~」
 ・ミニ展示「古い道具と昔のくらし 見て!さわって!くわしく分かる!」
 ・ミニトピックス展「わが家にある少しこわい石」
 ・生態園トピックス展「キツネノヤリタケ-生態園から新産地報告-」
 ・ミニトピックス展「文科省:学芸員等在外派遣研修(報告)
  カナダ:Royal Ontario Museum -昆虫学研究室の実務と研究環境-」
(2)中央博物館本館・生態園 〔当日申込みのイベント等〕
(3)大利根分館
(4)大多喜城分館
4.研究室から 「漂着化石サンゴが語る言葉」
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1.お知らせ 
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◆メールマガジンの不着について

 過去に配信したメールマガジンの一部において、配信登録をしたにもかかわらず
メールが届かないという事象が発生しており、現在、その原因を究明中です。
 御迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
 メールを受け取れなかった読者の方々には、お手数ではございますが、下記のリン
ク先にバックナンバーがございますので御利用ください。

    ○県立中央博物館「ちば中央博メール」
    https://a02.hm-f.jp/index.php?action=BN&gid=1&aid=318

◆【千葉県博図公連携事業】巡回展「写真でつづる千葉県と鉄道」が県内各地を
 回っています。2月は、さやかやちば県民プラザ、中央博物館が会場となります。

    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1541843511495/index.html

 なお、展示解説会を以下の日程で開催します。皆様のお越しをお待ちしております。
  千葉県立中央博物館本館(千葉市)
   2月16日(土)11:00~11:30、14:30~15:00
   2月23日(土)11:00~11:30、14:30~15:00
  市川市立中央図書館(市川市)
   3月 9日(土) 11:00~11:30、14:30~15:00

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2.中央博の窓−114
   春の展示「千葉の鉄道物語-線路が拓いた『観る・住む・運ぶ』-」の御案内
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 平成30年は明治150年という節目にあたることから、近代日本の社会・産業の変化
を支えた鉄道に焦点を当て、主に千葉県内における鉄道の発達とそれに伴う千葉県の
社会・世相の変化について、実物資料・図書・絵葉書・古写真・模型などを用いてご
紹介します。近年、県内各地で郷土の鉄道事業を紹介する取り組みが盛んになってい
ますが、当館でも、明治27年(1894)千葉県で最初に敷かれた鉄道である総武鉄道
(現JR総武本線)はじめ、県内各地の鉄道を取り上げ、わかりやすく、楽しく、
「千葉の鉄道物語」を紹介してまいります。
 例えば、「千葉県内の市で鉄道が通っていないのはうちだけ」と嘆く富里市民を勇
気づけるべく、有志4人が作った軽便鉄道の模型やジオラマを展示します。勇気づけ
られるのは、富里市民だけではないかも知れません。また、手のひらに収まるような
小さな夏の時刻表を読み解くことで、今から50年前の房総の海辺のあつい夏を振り
返ってみませんか。昭和34年から始まる千葉市街の再開発に関連して、国鉄と京成の
駅や線路や機関区が移転しました。オールドファンには記憶の彼方の旧千葉駅を、若
い方々には初めて見るもう一つの千葉を、大きな写真展示でご覧に入れます。ぜひお
越しください。
 
    詳しくはこちら↓ 
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1544315794850/index.html
                          (教育普及課 内田龍哉)
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3.イベント情報 
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(1)中央博物館本館〔生態園トピックス展・春の展示その他〕

   *休館日をご確認のうえご来館ください。
    開館日カレンダー↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html
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■【生態園トピックス展】「生態園の野鳥-秋から冬へ-」
 生態園では、これまでに159種の鳥類が記録されました。本展示では、生態園で観
察された野鳥の“秋冬ならでは”の興味深い行動や生態を、30年近くかけて蓄積した
標本や録音などを用いてご紹介します。トリッキーな鳥クイズは、バードウォッチン
グのコツがわかる優れものです。やってみてね。
 会期:平成30年10月10日(水)~平成31年2月17日(日)
 場所:生態園オリエンテーションハウス、サテライト会場:野鳥観察舎

    くわしい展示内容はこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1522047180138/index.html

■【春の展示 明治150年記念事業】
 「千葉の鉄道物語-線路が拓いた『観る・住む・運ぶ』-」
 本展示では、わが国の社会・産業・文化の近代化を支えた鉄道に焦点をあてます。
実物資料・書籍・絵葉書・古写真・模型などを用いて、鉄道の発達とそれに伴う千葉
県の社会・世相の変化について紹介いたします。
 会期:2月23日(土)~6月2日(日)
 場所:第一企画展示室 

    くわしい展示内容はこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1544315794850/index.html

◆関連行事
【講演会
 日時:3月10日(日) 13:30〜
 演題:千葉の伝承と鉄道
 講師:野村典彦 氏(千葉大学非常勤講師)
 場所:千葉県立中央博物館 講堂
 費用:無料
 定員:150名(当日先着)

【記念講演会】(千葉県立中央図書館と合同開催)
 日時:3月17日(日) 13:30〜
 演題:鉄道と行商 -消えゆく「カンカン部隊」を追って-
 講師:山本志乃 氏(旅の文化研究所 研究主幹)
 場所:千葉県立中央博物館 講堂
 費用:無料
 定員:150名(当日先着)

【チーバくんと鉄道クイズ】
 日時:3月24日(日) 15:00〜16:00
 場所:千葉県立中央博物館 講堂
 対象:どなたでも
 定員:150名
 費用:無料

【ミュージアム・トーク】
 日時:2月24日(日)、
    3月3日(日)、10日(日)、16日(土)、17日(日)、21日(木・祝)
    23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)
    各日とも 11:00〜11:30/14:30〜15:00
 場所:本館入場券売場前に集合
 定員:各回20名(当日先着)
 費用:本館への入場料必要

■【トピックス展】「開館30年のあゆみ」
 千葉県立中央博物館30年のあゆみを振り返ります。
 会期:2月2日(土)~5月12日(日)
 場所:第二企画展示室

■【ミニトピックス展】「明治以降における千葉県の社会資本整備のあゆみ」
 明治期に作られ、今も現存する施設や、姿や形を変えつつも明治期の様子を今に伝
える社会資本施設が身近にもあること、また、社会資本整備のあゆみをより広く知っ
ていただくため、パネル展を県内各地で実施します。(千葉県ウェブサイトより)
 会期:2月23日(土)~3月3日(日)
 場所:二階歴史展示室前通路

■【巡回展】「写真でつづる千葉県と鉄道」
 千葉県内における鉄道の歴史を写真で振り返り、県民とともに歩んできた鉄道の果
たした役割を考えます。
 会期:2月16日(土)~2月24日(日)
 場所:二階歴史展示室前通路
    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1541843511495/index.html

■【ミニトピックス展】「生命(いのち)のにぎわい写真展」
 千葉県生物多様性センターが運営する「生命のにぎわい調査団」の活動の一環とし
て開催されている写真コンテストの作品を展示します。
 会期:3月5日(火)~5月6日(月・振休)
 場所:二階歴史展示室前通路

■【ミニトピックス展】「ツノシマクジラ~千葉にやってきた幻のクジラ~」
 連続講座「博物館のお仕事~幻のクジラ ツノシマクジラのイベント・展示をつく
る~」の参加者による成果を展示します。
 会期:1月20日(日)~2月17日(日)
 場所:生物の分類展示室 

■【ミニ展示】「古い道具と昔のくらし 見て!さわって!くわしく分かる!」
 電化製品が普及する以前に生活の中で使われていた炊事や洗濯、明かりなどの道具
を紹介します。小学3年生の社会科学習にご利用いただくことができ、学校団体向け
に展示解説を行います。学校団体でご見学の場合は、2週間前までにご予約をお願い
いたします。
 会期:1月10日(木)~3月9日(土)
 場所:たいけんのもり 

■【ミニトピックス展】「わが家にある少しこわい石」
 中央博物館を利用して製作された小学生の自由研究を紹介します。この作品は、八
千代市主催の平成29年度「図書館を使った調べる学習コンクール」で教育長賞を受賞
しました。
 ある日、突然、わが家にやってきた奇妙な石。その石の中にある、ちょっと怖い化
石の姿を、博物館・図書館などのいろいろな方を訪ねながら調べたところ、それは太
古の生物メソサウルスの化石だった!
 会期:1月20日(日)~3月3日(日)
 場所:二階ホール

■【生態園トピックス展】「キツネノヤリタケ-生態園から新産地報告-」
 千葉県初報告となる子のう菌類のキノコが、生態園で発見されました。その名も
「キツネノヤリタケ」。クワ類の果実から発生する、不思議なキノコの生態を紹介し
ます。
 会期:3月19日(火)~5月26日(日)
 場所:生態園オリエンテーションハウス

■【ミニトピックス展】
「文科省:学芸員等在外派遣研修(報告)
   カナダ:Royal Ontario Museum -昆虫学研究室の実務と研究環境-」
 文部科学省による学芸員等在外派遣事業により、平成29年(2017年)1月から2月の
約40日間、カナダ・トロントにあるRoyal Ontario Museumにて当館職員が研修を受講
しました。本ミニトピックス展では得られた知見を写真パネルと標本で紹介します。
 会期:2月2日(土)~3月24日(日)
 場所:2月中 二階ホール
    3月中 二階地学展示室前通路

    ※2~3月に開催される展示について詳しくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1547081859379/index.html

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(2)中央博物館本館・生態園〔当日申込みのイベント等〕
    *トピックス展等の関連行事は、それぞれの紹介欄をご覧ください
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【植物観察会 タブレットPCで野草の名前を調べてみよう】
 日時:3月17日(日) 13:00~15:30
 場所:一階ホール
 内容:春の野草を観察しながら植物の名前の調べ方を学びます。基礎知識がまった
   くなくても学べる初心者対象の観察会です。 
 対象:小学3年生以上 (小学生以下保護者参加)
 定員:30名(当日先着)
 費用:100円

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◆【森の調査隊】
 日時:2月11日(月・祝)、3月21日(木・祝)
    各日とも13:00~16:00 
 場所:生態園 オリエンテーションハウス
 内容:ワークシートをもって、生態園内で自然を観察する体験プログラムです。授
   業で訪れる小学校団体にも活用されています。スタンプを集めて、オリジナル
   のペーパークラフトをゲットしよう。
 対象:どなたでも(幼児・小学生は保護者参加)
 定員:なし(無料)
    くわしくはこちら↓
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/eco_park/forest_expl_pgm.htm

◆【はっけん!すまいるキッズ】
 日時:毎週土曜日、日曜日及び祝日を中心に実施。13:00~(30分程度)
 場所:本館2階 体験学習室(たいけんのもり)
 内容:体験交流員によるお子様(親子)向けのプログラムです。紙しばいや工作、
   ゲームなどを行います。
 対象:子どもとその保護者
 定員:5組程度(当日先着・無料)
 注意:天候や急な事情により、中止や変更となる場合もあります。
    活動のようすはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520132614420/index.html

◆【そのほかの講座・観察会(事前申込を含む)】詳しくはこちら↓
2月 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521858901562/index.html
3月 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521859081870/index.html

◆【ミュージアム・トーク】(研究職員による展示・資料解説)詳しくはこちら↓
2月  http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521769548536/index.html
3月 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521771656113/index.html

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(3)大利根分館 http://www2.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
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【10月からのご利用について(お知らせ)】
 10月から3月までの期間は、事前予約された団体のみ入館できます。ただ、この期
間においても、講座やイベントの開催への参加、資料の貸出等については、個人の方
も通常通り利用できます。
 また、【収蔵品展】「古い道具と昔のくらし」とあわせて出前展示「出前-昔の道
具-」事業を行っています。詳細については、当館ホームページをご覧ください。
    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1518694938699/index.html

■【収蔵品展】「古い道具と昔のくらし」■
 会 期:平成30年9月15日(土)~平成31年3月10日(日)
 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館) 
     ※但し、10月~翌年3月は予約団体のみ見学可(平日のみ)
 会 場:大利根分館 企画展示室
 内 容:小学3年生の学習単元「古い道具と昔のくらし」の調べ学習に最適な展示
    です。

    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1526450030760/index.html

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(4)大多喜城分館 http://www2.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
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■【特別公開】「重要文化財 大薙刀」■
 会 期:平成30年12月13日(木)~平成31年2月11日(月・祝)
 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館)
 内 容:南北朝時代の第一級刀工「法城寺国光」の作と伝えられている国の重要文
    化財「大薙刀」と関連資料を展示します。

    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1521760438844/index.html

◆体験教室「甲冑・小袖・裃の試着」
 日 時:2月11日(月・祝)、3月3日(日)
     10:30~、13:30~
 内 容:本多忠勝や徳川家康、真田幸村、井伊直政等の等身大複製甲冑や小袖・裃
    などを試着し、武士が生活していた時代に興味・関心を持てるようにお手伝
    いをします。
 対 象:一般
 定 員:各回10名程度(当日先着)
 参加費:無料

    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1521601593305/index.html

◆博物館セミナー「くずし字解読・史学講座」
 日 時:2月16日(土) 
     13:30~15:30
 対 象:一般
 定 員:40名(事前申込み)
 参加費:無料

    くわしくはこちら↓
    http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1519043437102/index.html

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4.研究室から-86  「漂着化石サンゴが語る言葉」
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 私が教員や子ども達を対象に毎年実施している地層見学会や、化石セミナーで重要
視していることは、化石の言葉を聞くことです。化石の研究者にとって、彼らが発す
る言葉を聞くことは非常に楽しい事ですが、死んだものが何を語ってくるのでしょう
か。私は、海の博物館の目の前の磯で漂着した現生サンゴの骨格のサンプリングを
行っています。この骨格とは、打ち上がった後、サンゴ本体であるポリプ部は腐敗し
てなくなるため、残された堅い莢(きょう)や莢壁(きょうへき)、隔壁(かくへき)
のことです。
 房総半島南端では、約7000年前の化石サンゴが約80種発見されています。また、南
からの暖流黒潮の影響を受けて現生サンゴも約20種生息しています。この20種の大半
は化石種と同種のものです。さて、現生種と化石種の両方が確認されている場合、そ
の骨格が現生なのか化石なのかどうして分かるのでしょうか。本来、化石は地層中に
堆積物として包含されていますから海岸に漂着することは現実的ではありません。よ
って私が磯でサンプリングしているサンゴの骨格は現生種と言えます。その種はマル
キクメイシ、キクメイシモドキ、トゲイボサンゴ等です。これらが現生種である理由
の一つに骨格が10cm程の石に着床している例が多いことです。本来は海底の岩盤に着
床するのですが、小さな石ころに付いてしまったため海が荒れた時に打ち上がってし
まうのです。
 さて、このサンゴが何を語ってくれるでしょうか。まずサンプリングした種と、館
山周辺海域の現生サンゴ種との比較により生息分布が分かります。そして、個体の大
きさや着床状況から生息環境も分かります。さらに、化石サンゴ80種との比較により、
7000年前の房総半島南端域の古環境も解析していくことができます。
 化石の言葉を聞くことで、彼らが紡ぐ非常に多くの物語が生まれてきますね。
                      (海の博物館 分館長 新 和宏)
  
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●発 行
 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
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 返信をいただいてもお答えできませんのでご了承ください。
●ちば中央博メールについてのお問い合わせ・御意見・御感想は、電話またはFAXで
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●大多喜城分館、大利根分館に関するお問合せは各館に直接お電話をお願いします。
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