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★ ちば中央博メール 2019年9月号 ★
配信日時:2019/09/10 08:00
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    ちば中央博メール 2019年9月号(2019年9月10日発行・第157号)
        http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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目 次
1.お知らせ
2.中央博の窓-120 閉館中なのに繁忙期?
-収蔵品展「古い道具と昔のくらし」-(大利根分館)
3.イベント情報
(1)中央博物館本館
 ・開館30周年記念 企画展「ほにゅうるい」
(2)中央博物館本館・生態園 〔当日申込みのイベント等〕
(3)大利根分館
(4)大多喜城分館
4.研究室から-93 「第一収蔵庫の外国産植物標本」
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1.お知らせ
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◆開館30周年記念 企画展「ほにゅうるい」は、9月23日(月・祝)まで開催して
います。9月も、さまざまなイベントを用意して、みなさまの来館をお待ちしており
ます。
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2.中央博の窓-120 閉館中なのに繁忙期?
-収蔵品展「古い道具と昔のくらし」-
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大利根分館では、9月14日(土)から翌年3月6日(金)まで収蔵品展を開催し、
主に昭和30年代前後に使われていた「昔の道具」を展示します。特に、小学3年生
の社会科学習の内容に合わせ、衣食住などに関する約150点の民具類を紹介します。
子どもたちが本物を見て、触りながら「自ら学び、考える力を育成する」ことがで
きるよう、解説カードや館内フィールドワーク、昔のおもちゃ体験コーナーもご用
意しています。
 なお、9月中は通常開館していますが、10月~3月中(平日のみ)は、予約団体専
用の見学期間となり、個人の方のご利用ができなくなります。(但し、講座やイベン
トへの参加、資料の貸出等は、可能です)
 また、会期中は、『出前-昔の道具-』事業を行っています。県内にとどまらず、隣
接都県からも多数問い合せがあるほどです。この事業は、「昔の道具」を学芸員が学
校や公民館等へ「出前」(搬入・展示・授業・搬出)をしています。
 これは当館の収蔵資料等を可能な範囲で活用してもらい、学校や地域の教育活動の
手助けとなればと思い、始めました。社会科や総合的な学習の時間などの授業での活
用はもちろんのこと、展示された様々な生活道具を糸口にして、昔の暮らしぶりや生
活の移り変わりについて、話をしてみるのも良いのではというねらいが、多くの皆様
の支持を得ていることをうれしく思います。今後も、多くの県民の皆様方のご利用を
お待ちしています。詳細については、当館ホームページでご確認ください。
(大利根分館 柴山浩恒)

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3.イベント情報
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(1)中央博物館本館〔企画展等〕
9月30日(月)から10月5日(土)までは、臨時休館となります。
本館・生態園ともにお休みいたします。
 ※開館日をご確認のうえご来館ください。
  開館日カレンダー↓
  http://www.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#kaikanbi

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■開館30周年記念 企画展「ほにゅうるい」
 会期:7月13日(土)~9月23日(月・祝)
 場所:第1・第2企画展示室
陸のモフモフ!海のツルツル?あつまれ「ほにゅうるい」!
世界の珍獣、動物園の人気者、身近な種も大集合!
いろんな「ほにゅうるい」の、はく製やホネをくらべてみよう。
  くわしい展示内容はこちら↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1553834800397/index.html

◆関連行事
【講演会】「まるで忍者!身近に暮らす動物のすがた」
    講演者:古谷益朗さん(埼玉県農業技術研究センター)
 日時:9月15日(日) 13:00~15:00
 場所:講堂
 対象:小学生以上向け
 定員:先着150名
 費用:企画展の入場料が必要です。

【「ほにゅうるい」にさわってみよう】
 日時:9月22日(日) 1)10:00~11:00、(2)15:00~16:00
 場所:2階ホール 研修室
 内容:ほ乳類のホネや毛皮をさわってみます。
 定員:各回先着30名
 対象:どなたでも(小学生以下は保護者参加)
 費用:企画展の入場料が必要です。

■研究紹介ミニトピックス展「オオスナモグリは生きていた」
 会期:7月25日(木)~9月29日(日)
 場所:海洋展示室
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520877629906/index.html

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(2)中央博物館本館・生態園〔当日申込みのイベント等〕
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【水槽栽培の水草を顕微鏡で観察しよう】
 日時:9月14日(土) 10:30〜15:00 
 場所:研修室、生態園
 内容:水槽で栽培している水草を観察し、花や葉を顕微鏡で拡大し観察します。
 対象:どなたでも(中学生以上)
 定員:定員はありません
 費用:無料

【山の学校150 初秋の里の生きもの】
 日時:9月21日(土) 13:00〜15:30
 場所:君津市立三島小学校
 内容:君津市立三島小学校周辺の里を歩き自然観察をします。幼児でも楽しめる
    ゆっくりペースの観察会です。
 対象:どなたでも(小学生以下は保護者参加)
 定員:当日申込・先着順 40名
 費用:保険料50円

【生態園スタンプラリー】
 日時:9月23日(月・祝) 13:00〜16:00
 場所:生態園
 内容:生態園を歩きながらスタンプを集めよう。
 対象:どなたでも(小学生以下は保護者参加)
 定員:当日申込・定員はありません。
 費用:無料

【ドングリ・マツボックリを探そう】
 日時:10月19日(土)  10:30〜12:00、13:30〜15:00
 場所:青葉の森公園
 内容:青葉の森公園でいろいろなマツボックリを探し、タネを飛ばすための仕
    組みや成長の痕跡を観察します。
 対象:どなたでも(小学生以下は保護者参加)
 定員:当日申込・各回20名
 費用:保険料50円

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◆【森の調査隊】
 日時:9月16日(月・祝)、10月14日(月・祝) 各日とも13:00~16:00
 場所:生態園 オリエンテーションハウス
 内容:ワークシートをもって、生態園内で自然を観察する体験プログラムです。
    この体験プログラムは、授業で訪れる小学校団体も活用しています。スタン
    プを集めて、オリジナルのペーパークラフトをゲットしよう。
 対象:どなたでも(幼児・小学生は保護者参加)
 定員:定員はありません。
 費用:無料
 くわしくはこちら↓
 http://www2.chiba-muse.or.jp/NATURAL/eco_park/forest_expl_pgm.htm

◆【はっけん!すまいるキッズ】
 日時:毎週土曜日、日曜日及び祝日を中心に実施。13:00~(30分程度)
 場所:本館 体験学習室(たいけんのもり)
 内容:体験交流員によるお子様(親子)向けのプログラムです。紙しばいや工作、
    ゲームなどを行います。
 対象:子どもとその保護者
 定員:当日先着 5組程度
 注意:天候や急な事情により、中止や変更となる場合もあります。
 費用:無料

 活動のようすはこちら↓
 http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520132614420/index.html

◆【そのほかの講座・観察会(事前申込を含む)】詳しくはこちら↓
9月の講座・観察会(事前申込を含む)
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521854981988/index.html
10月の講座・観察会(事前申込を含む)
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521855211083/index.html

◆【ミュージアム・トーク】(研究職員による展示・資料解説)詳しくはこちら↓
9月のミュージアム・トーク
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521768118354/index.html
10月のミュージアム・トーク
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1521768482583/index.html

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(3)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
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大利根分館では9月14日から収蔵品展「古い道具と昔しのくらし」を開催いたしま
す。ぜひご覧ください。
■【収蔵品展】「古い道具とむかしのくらし」
 会 期:9月14日(土)~令和2年3月6日(金)
休館日:月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日休館) 
10月~令和2年3月までの期間は、事前予約された団体のみ入館できます。この期
間においても、講座やイベントの開催への参加、資料の貸出等については、個人の
方も通常通り利用できます。10月~令和2年3月は、土・日・祝が休館日となります。
 会 場:企画展示室
 入館料:一般個人200円・高大生100円、(20名以上団体割引あり)
     中学生以下・65歳以上は無料
 内 容:主に昭和30年代前後に使われていた「昔の道具」を展示します。本展示
     とあわせて「出前-昔の道具-」事業を行っています。
     詳しくはこちら↓
  http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 

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(4)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
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■【収蔵資料展】大多喜城の刀剣
 会 期:7月11日(木)~10月20日(日)
 会 場:3階展示室
 入館料:一般個人200円・高大生100円、(20名以上団体割引あり)
     中学生以下・65歳以上は無料
 内 容:開館以来収集してきた刀剣類をはじめ、外装や付属の小柄や笄(こうが
     い)もあわせて紹介します。

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4.研究室から-93  「第一収蔵庫の外国産植物標本」
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 千葉県立中央博物館は、千葉の博物館ですから、千葉県で記録された植物は、でき
ればすべて集める事を目標にしています。しかし県民の方々の興味は、千葉県内の植
物に限りません。旅先で撮った写真をお持ちになって、名前を尋ねられることもあり
ます。また、似た種の区別点を説明するには、県外のものでも実物標本を見せるのが
一番です。このような理由で、当館では日本各地の標本も集めています。さらには、
様々な標本を提供されますが、多くの場合、同定(植物の名前を付ける作業)がされ
ていません。これでは宝の持ち腐れになりますから、名前を付けなければなりませ
ん。最近はネパールで採集された標本を同定しています。ネパールには、日本のよう
な図鑑はありませんから、ヒマラヤ全般の図鑑やブータンの植物誌(全部の植物が解
説されている本)、あるいは中国の図鑑などを使って同定しています。ほとんどは同
定できるのですが、同定がうまくいかず、迷宮入りしてしまう標本もあるのが、残念
なところです。いつか展覧会で、それらの貴重な標本をお見せしたいと思います。
 (植物学研究科 主任上席研究員 天野 誠)

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●発 行
 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
    http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
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