千葉県立関宿城博物館メール情報∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
せきはくマガジン
http://www2.chiba-muse.or.jp/SEKIYADO/
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞第159号(237) 2019年11月20日∞
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もくじ
[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について
[2]12月中に募集が開始されるイベントについて
[3]せきはく豆事典「関宿藩主が就いた幕府の職制-側用人-」
[4]季節だより
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[1]12月のイベント情報及び12月の休館日について
●開館時間 9時開館、16時30分閉館
★(1)第19回関宿城百景写真展
関宿城周辺を題材とし、公募した写真作品を展示します。
期 日 12月6日(金)〜1月19日(日)
(休館は月曜日。月曜日が祝日にあたる場合は開館し、翌日休館。
12月28日(土)~31日(火)は年末休館。)
時 間 9時~16時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 3階多目的室
入場料 一般200円(団体160円)、高大生100円(団体80円)、
中学生以下・65歳以上無料 ※団体扱いは20名以上
★(2)郷土食講座「そば打ち(打ち方+ゆで方コース)」
関宿そば打ち愛好会の人たちの指導により、そばの打ち方や切り方、更にそばのゆで方
を体験した後、試食します。
期 日 12月8日(日)
時 間 9時30分~12時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 休憩所
定 員 18名
対 象 一般
参加費 1,300円
申込み 11月8日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)※好評につき、満員に
なりました。
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(3)博物館セミナー(3)「利根川と江戸川の舟運-川船、河岸、河岸間道―」
当館の調査協力員、松丸明弘氏による博物館セミナーです。江戸時代に運送の主役は船
であり、江戸川・利根川を様々な種類の荷を積んだ川船が活躍しました。この舟運につ
いて、河岸や河岸問屋の様子、鮮魚街道などと呼ばれた河岸と河岸とをつなぐ道などを
中心にお話します。
期 日 12月15日(日)
時 間 13時30分〜15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 集会室
定 員 30名
参加費 100円
申込み 11月15日(金)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
★(4)ワークショップ「お正月飾りを作ろう」
お正月を迎える準備をしましょう。竹を材料にしてミニミニ門松を作ります。
期 日 12月22日(日)
時 間 10時〜12時、13時30分〜15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 エントランスホール
参加費 無料
申込み 当日、自由参加
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◆◆◆12月の休館日について◆◆◆
2日(月)と3日(火)は展示替えのため休館します。また、9日(月)・16日(月)・
23日(月)と、28日(土)~31日(火)は休館日です。
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[2]12月中に募集が開始されるイベントについて
◆(1)関宿城で初日の出をみよう
当館の天守閣から初日の出を拝みます。
期 日 1月1日(祝・水)
時 間 6時30分〜7時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 4階展望室
定 員 40名
対 象 一般
参加費 入場料
申込み 12月1日(日)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(2)博物館セミナー(4)「戦国期における関宿周辺の河川普請(ぶしん)再考」
当館の調査協力員、新井浩文氏による博物館セミナーです。戦国期の小田原北条氏によ
る関宿城周辺の河川普請(工事のこと)について、近年の旧利根川堤防跡の発掘調査成
果等を交えながら再考します。
期 日 1月12日(日)
時 間 13時30分〜15時30分
場 所 千葉県立関宿城博物館 集会室
定 員 30名
参加費 100円
申込み 12月12日(木)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
◆(3)郷土食講座「小麦まんじゅうづくり」
関宿地域で祭事のときに良くもてなしに出された小麦まんじゅうをつくり、試食します。
昔ながらの素朴な味が楽しめます。
期 日 1月25日(土)・26日(日)
時 間 【午前の部】10時~12時
【午後の部】13時30分~15時30分(午前、午後の部をそれぞれ行いま
す)
場 所 千葉県立関宿城博物館 休憩所
定 員 各15名
対 象 一般
参加費 各150円(保険料を含む。)
申込み 12月25日(水)9時から電話で申込み受付(先着順)
04-7196-1400(千葉県立関宿城博物館学芸課)
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[3]せきはく豆辞典「関宿藩主が就いた幕府の職制-側用人(そばようにん)-」
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江戸に近く水陸両面の交通の要衝にあり、関宿関所を管理している関宿藩からは幕府の要職に
就く藩主が少なくありませんでした。関宿藩主に就任すると出世することから、関宿城が俗に
「出世城」と呼ばれたのも無理からぬことです。
幕府常設の職で最高の職にあるのは老中ですが、時にその老中すら超える権力を持つこともあ
った職に側用人があります。幕府で最初の側用人となったのが関宿藩主牧野成貞です。
その主たる職務は、将軍の命を老中に伝え、また老中から上申(じょうしん)するさまざまな
事柄を将軍に伝えることと、常日頃から将軍の側近くに仕え、将軍の抱える諸事を補うことでし
た。そのため側用人は、幼い頃から仕え、将軍の性格や考え方、発する言葉の意味など熟知して
いる者が選ばれました。
側用人が置かれていた時代は、老中を頂点とする常設の幕府職制から離れた側近政治が行われ
た時代でした。歴史上有名な側用人は綱吉に仕えた柳沢吉保、6代将軍家宣と7代将軍家継に仕
えた間部詮房、9代家重と10代家治に仕えた田沼意次などがいます。いずれも将軍からの信任
が篤(あつ)く、その権勢は時の老中を凌(しの)ぐほどでした。
牧野成貞は、綱吉が館林藩主であった時から側衆として仕え、綱吉の将軍就任に伴い、天和元
年(1681)に側用人となり、以後加増を受け、3年後の天和3年(1683)関宿藩5万3千石の藩
主となりました。成貞への綱吉の信任は篤く、綱吉とその生母桂昌院(けいしょういん)は度々
成貞の屋敷を訪れています。成貞は、7万3千石と歴代の関宿藩主の中で最高の石高を持つまで
加増を受けました。成貞の石高は最初2千石でしたので、まさに「出世城」といえるでしょう。
その成貞を上回る出世を遂げたのは、成貞の後任の側用人に就任した柳沢吉保で、500石から
最後は川越藩15万石の大名となりました。上には上がいるものですね。 (尾崎)
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[4]季節だより
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暦の上では立冬も過ぎ、木枯らしの吹く時期になりました。寒い季節が足早にやってくるよう
です。皆様も風邪などひかないよう、十分お気を付けください。
企画展「オビシャはつづくよ400年~年のはじめの村まつり~」の会期も残すところ10日余
り。11月23日には展示解説会も行われます。まだご覧になっていない方は、晩秋の関宿城に
ぜひお出かけください。
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せきはくマガジン第159号(237)
発行:千葉県立関宿城博物館
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千葉県野田市関宿三軒家143-4 TEL 04-7196-1400 FAX 04-7196-3737
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