千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2020年10月号 ★
配信日時:2020/10/10 08:00
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    ちば中央博メール 2020年10月号(2020年10月10日発行・第170号)
        http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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目 次
1.お知らせ
2.イベント情報
(1)中央博物館本館・生態園
(2)大利根分館
(3)大多喜城分館
3.中央博の窓-133「-収蔵品展「古い道具と昔のくらし」-」
4.研究室から-106「遊びが学びのはじまり」
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1.お知らせ
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◆博物館の再開館について
 本館・生態園は10:00~16:30まで開園しています。
 なお、生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となりま
す。

10月より一部講座・観察会について新型コロナウィルス感染拡大防止の対策を取った
上で再開します。新型コロナウィルスや自然災害などの対応により変更や中止の可能
性がありますので、くわしくはホームページをご覧ください。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html


 年間パスポートの期限延長を行っています。くわしくはホームページをご覧くださ
い。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1584073375870/index.html#年間パスポート


◆現在休止中の展示・サービス
・1階ホール
・「たいけんのもり」を含むハンズオン展示
・野鳥観察舎(生態園)
・団体受付(学校および一般団体)
・ミュージアム・トーク
・音声ガイド貸出
・図書閲覧サービス
・学習キットの貸出
・館内ロッカーのご利用

※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#kaikanbi

なお、感染拡大の状況などにより変更が生じる場合がございます。ご了承くださるよ
うお願いいたします。
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2.イベント情報
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博物館での行事については、本館・生態園の臨時休館・休園などで実施できない場合
もございます。中央博物館トップページでご確認くださるようお願いします。

■令和2年度 企画展「ちばの縄文 ~貝塚からさぐる縄文人のくらし~」
会期:10月10日(土)~12月13日(日)※ 会期が変更となりました
会場:本館 第1、第2企画展示室
内容:千葉は貝塚数日本一!ドキドキな土器、ピカピカな石器ふしぎな土偶、カッコ
イイ骨角器、美しい骨も大集合!縄文人のくらしをさぐってみよう!

■トピックス展「チバニアン正式決定!」
会期:~12月27日(日)
会場:本館 地学展示室前廊下
内容:2020年1月に、市原市田淵の養老川沿いに露出する地磁気逆転地層に基づき地質
時代の中期更新世(約77万4千年前~約12万9千年前)が、「チバニアン」と名付けら
れることになりました。地球の地質時代の名前に、日本の地名が採用されるのは、今
回が初めてのことです。

■ミニトピックス展 「疫病退散 ―コロナ禍の収束を祈ってー」
会期:~10月25日(日)
会場:本館 歴史展示室前廊下
内容:コロナ禍の収束を祈って、ミニトピックス展「疫病退散」を開催しています。歴
史上たびたび流行を繰り返してきた疫病に対する恐れや不安を、人びとはいかに克服し
てきたのか。祭礼やまじないなどについて、パネルを中心に民俗学的な視点から紹介し
ます。

■生態園トピックス展「タネの大冒険」
会期:~1月31日(日)
会場:生態園 オリエンテーションハウス
内容:一度根を張った場所から動くことができない植物は、タネをより遠くに散布する
ための様々な工夫を凝らして、分布を広げています。本展示では、生態園で見られる身
近な植物を中心に、色々なタネとその散布方法を、タネの冒険の旅に見立てて紹介しま
す。
※生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となります。

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 (1)中央博物館本館・生態園
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 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#kaikanbi

◆【講座・観察会】詳しくはこちら↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html

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(2)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
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10月1日~3月31日までの期間は土・日・祝が休館日となり、入館には事前予約が必要
となります。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1583194620541/index.html
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(3)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
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収蔵資料展「大多喜城の弓」
会期:~10月18日(日)
日置流(へきりゅう)雪荷派(せっかは)の師範として大多喜藩に仕えた森家の資料によ
り大多喜藩に伝わった弓術を紹介しております。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1582331048099/index.html
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3.中央博の窓-133 「-収蔵品展「古い道具と昔のくらし」-」
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 大利根分館では、例年、収蔵品展「古い道具と昔のくらし」を開催しています。今
年は、9月15日(火)から翌年3月5日(金)までとなります。事前予約された方のみ
入館できます。
但し、今年度はコロナ感染症対策により、一部展示内容の変更をします。毎年ご利用
いただいている学校等の皆様におかれましては、ご不便をおかけしますが、ご理解の
ほどよろしくお願いします。なお、資料借用等については、通常通りご利用できます。
さて、この収蔵品展ですが、主に昭和20~30年代頃に使われていた「昔の道具」を展
示しています。特に、小学3年生の社会科の学習内容に合わせ、衣食住などに関する
約120点の民具類を紹介します。子どもたちが本物を見て、「自ら学び、考える力を
育成する」ことができるよう、展示を行っています。
 また、会期中は、「出前-昔の道具-」事業もあわせて行っています。県内にとどま
らず、隣接都県からも多数問い合せがあるほどです。当館としても、収蔵資料等を可
能な範囲で活用してもらい、学校や地域の教育活動の一助となれば幸いです。特に、
学校だけでなく地域社会における世代間交流の視点からも、主に昭和期の生活道具を
糸口にして、昔の暮らしぶりや生活の移り変わりについて、各世代を繋ぐ機会となれ
ばうれしい限りです。今年度はコロナ禍の影響もあり、『出前-昔の道具-』事業は、
搬入・搬出のみとなりますが、ぜひ、ご検討してみてはいかがですか。多くの県民の
皆様方のご利用をお待ちしています。希望する方は、当館担当までお問合せください。
(電話:0478-56-0101)
 なお、収蔵品展の会期中に毎年開催され、地域おこしも兼ねた当館最大のイベント
「昭和の名車大集合9」は、今年度は残念ながら中止となりました。しかし、会期
(11月3日予定)のなかで、特設写真展「昭和の名車大集合」のコーナーを開設する
ので、収蔵品展とあわせてご覧ください。運が良ければ、名車に出会えるかもしれま
せん?
(大利根分館 柴山浩恒)
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4.研究室から-106「遊びが学びのはじまり」
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 本年度から、東葛飾教育事務所から千葉県立中央博物館へ異動してまいりました。
相原康平と申します。
 教育事務所で仕事をしているときは、いろいろな学校の先生の研究発表をお聞きす
る機会がありました。そんな中で特に印象に残ったものを今回、書かせていただこう
と思います。それは、ある先生が幼稚園の「シャボン玉をつくってみよう」という授
業を見学された時のことについての発表でした。シャボン玉をつくる道具を好きなよ
うに作ってみるという授業で、その授業の一場面で、なかなか作ることができない子
に対して、上手につくることができた子が声掛けしながら教え合い、最後はみんなで
シャボン玉遊びに熱中し、最高に満足した笑顔でこの授業を終えることができたとい
う内容でした。
 この報告を聞いて、遊びこそ本来の学びなんだと感じたのを覚えています。だんだ
ん遊びが、学習と名前を変え、年齢とともに周りの人からやらされるものと感じられ
てしまっていることに気が付きました。自分自身で、どんどん成長していける子供た
ちを育てるには、遊びが大切なのではないか。「遊びながら学びへつなげる」の実践
はなかなか難しく、どうしたらいいのかを毎日考えながら過ごしています。
(企画調整課 相原康平)
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●発 行
 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 URL:http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/
●このメールは送信専用メールアドレスから配信されています。
 返信をいただいてもお答えできませんのでご了承ください。
●ちば中央博メールについてのお問い合わせ・御意見・御感想は、電話またはFAXで
 お願いします。
●大多喜城分館、大利根分館に関するお問合せは各館に直接お電話をお願いします。
●無断転載はお断りします。
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