千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2020年12月号 ★
配信日時:2020/12/10 08:00
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    ちば中央博メール 2020年12月号(2020年12月10日発行・第172号)
        http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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目 次
1.お知らせ
2.イベント情報
(1)中央博物館本館・生態園
(2)大利根分館
(3)大多喜城分館
3.中央博の窓-135 収蔵資料展「ノスタルジック・ポストカード」のご紹介
4.研究室から-108 「中央博に生態園があって良かった」
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1.お知らせ
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◆博物館の再開館について
 本館・生態園は10:00~16:30まで開館・開園しています。
 なお、生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となりま
す。

10月より一部講座・観察会について新型コロナウィルス感染拡大防止の対策を取った
上で再開しています。新型コロナウィルスや自然災害などの対応により変更や中止の
可能性がありますので、くわしくはホームページをご覧ください。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html


年間パスポートの期限延長を行っています。くわしくはホームページをご覧ください。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1584073375870/index.html#年間パスポート


◆現在休止中の展示・サービス
・1階ホール
・「たいけんのもり」を含むハンズオン展示
・野鳥観察舎(生態園)
・団体受付(学校および一般団体)
・ミュージアム・トーク
・図書閲覧サービス

※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#kaikanbi

なお、感染拡大の状況などにより変更が生じる場合がございます。ご了承くださるよ
うお願いいたします。
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2.イベント情報
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博物館での行事については、本館・生態園の臨時休館・休園などで実施できない場合
もございます。中央博物館トップページでご確認くださるようお願いします。

■令和2年度 企画展「ちばの縄文 ―貝塚からさぐる縄文人のくらし―」
会期:~12月13日(日)
会場:本館 第1、第2企画展示室
内容:千葉は貝塚数日本一!ドキドキな土器、ピカピカな石器、ふしぎな土偶、カッ
コイイ骨角器、美しい骨も大集合!縄文人のくらしをさぐってみよう!

■トピックス展「チバニアン正式決定!」
会期:~12月27日(日)
会場:本館 地学展示室前廊下
内容:2020年1月に、市原市田淵の養老川沿いに露出する地磁気逆転地層に基づき地
質時代の中期更新世(約77万4千年前~約12万9千年前)が、「チバニアン」と名付
けられることになりました。地球の地質時代の名前に、日本の地名が採用されるのは、
今回が初めてのことです。

■ミニトピックス展 「習志野隕石!」
会期:~令和3年2月28日(日)
会場:本館 第1ホール
内容:2020年7月2日に習志野市及び船橋市に落下が確認された「習志野隕石」が正式
に国際隕石学会に登録されました。同隕石の実物を展示するとともに過去に落下した隕
石や当館所蔵の隕石標本も併せて展示します。 

■生態園トピックス展「タネの大冒険」
会期:~令和3年1月31日(日)
会場:生態園オリエンテーションハウス
内容:一度根を張った場所から動くことができない植物は、タネをより遠くに散布す
るための様々な工夫を凝らして、分布を広げています。本展示では、生態園で見られ
る身近な植物を中心に、色々なタネとその散布方法を、タネの冒険の旅に見立てて紹
介します。
※生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となります。

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 (1)中央博物館本館・生態園
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 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#kaikanbi

◆【講座・観察会】詳しくはこちら↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html

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(2)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101
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10月1日~令和3年3月31日までの期間は土・日・祝が休館日となり、平日の入館には
事前予約が必要となります。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1600390222594/index.html
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(3)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007
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特別公開「重要文化財 大薙刀(おおなぎなた)」
会期:12月10日(木)~令和3年2月7日(日)
南北朝時代の第一級刀工といわれた「法城寺国光(ほうじょうじくにみつ)」の製作
と考えられている重要文化財の大薙刀(おおなぎなた)を公開します。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1518773150906/index.html
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3.中央博の窓-135 収蔵資料展「ノスタルジック・ポストカード」のご紹介
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 収蔵資料展「ノスタルジック・ポストカード」を令和3年1月9日(土)~3月7
日(日)まで行います。
 日本で私製絵はがきの使用が認められたのは明治33(1900)年。特に戦前は、地域の
名勝や風景、さまざまな事件や出来事を絵柄とした絵はがきが数多く発行され、盛ん
にやり取りされていました。個人でカメラを持つことが贅沢であった時代には、絵は
がきは身の回りの出来事を写真付きで伝える、現在のSNSに相当する情報交換メデ
ィアとしての役割を担っていました。
 この展示では、近年当館が寄贈を受けた菱田忠義氏の膨大な絵はがきコレクション
を中心に、まず、絵はがきを「記念」という切り口で整理し、絵はがきの歴史やその
役割の移り変わり等について紹介します。次に、絵はがきに記録された懐かしい風景
が、その後どのように現在の姿に変化して来たか、様々な時代の絵はがきや現在の写
真などを通して紹介します。
 懐かしいだけではない絵はがきの魅力を是非ご覧ください。
(生態・環境研究部長 小田島高之)
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4.研究室から-108「中央博に生態園があって良かった」
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 私がオススメする中央博の展示は、本館に隣接するフィールド「生態園」です。
生態園は、千葉県でよく見られる植生を再現した環境で、様々な生き物の生態をじっ
くり観察できます。園内の舟田池のほとりには、空調完備で望遠鏡を自由に使える「
野鳥観察舎」があります。例年、カイツブリの子育てやカワセミなどを観察する人で
にぎわいますが、今年はコロナ対策のため残念ながら開いていません。
 それでも、野鳥たちはいつもどおり暮らしています。最近は冬になって、カモ類や
小鳥が増えてきました。30年以上にわたる「野鳥調査」も、ボランティアの皆さん
のおかげで、今年も続けられています。野鳥の種類や個体数を調べることで、年ごと
に変化する気候や植生とのかかわりを探ることができます。
 私は学芸員として鳥だけでなく、鳥を取り巻く環境を見つめ、その面白さを伝えた
いと思っています。様々な専門分野を通じて、地域の魅力を発見できるのが、博物館
の強みだからです。生態園はこの醍醐味に触れられる、中央博自慢の展示であり、貴
重なフィールドです。
(環境教育研究科 平田和彦)

 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 URL:http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/

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 返信をいただいてもお答えできませんのでご了承ください。
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 お願いします。
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●無断転載はお断りします。
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