千葉県立中央博物館メールマガジン バックナンバー
★ ちば中央博メール 2021年5月号 ★
配信日時:2021/05/10 08:00
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   ちば中央博メール 2021年5月号(2021年5月10日発行・第177号)
        http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/ 

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目 次
1.お知らせ
2.イベント情報
(1)中央博物館本館・生態園
(2)大利根分館
(3)大多喜城分館
3.中央博の窓−140 生態園トピックス展「生態園の虫たち」
4.研究室から−113 「下を向いて歩こう」
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1.お知らせ
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◆博物館の再開館について
 本館・生態園は10:00〜16:30まで開館・開園しています。
 なお、生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時)となりま
す。

講座・観察会については、新型コロナウイルスや自然災害などの対応により変更や中
止の可能性がありますので、くわしくはホームページをご覧ください。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520009714819/index.html 


年間パスポートの期限延長を行っています。くわしくはホームページをご覧くださ
い。↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1584073375870/index.html# 
年間パスポート

◆現在休止中の展示・サービス
・1階ホール
・「たいけんのもり」を含むハンズオン展示
・野鳥観察舎(生態園)
・団体受付(学校および一般団体)
・ミュージアム・トーク
・図書閲覧サービス

※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
  
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1517539269054/index.html#k 
aikanbi

なお、感染拡大の状況などにより変更が生じる場合がございます。ご了承くださるよ
うお願いいたします。

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2.イベント情報
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(1)中央博物館本館・生態園
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■令和3年春の展示「九十九里浜の自然誌」
会期:〜5月30日(日)
会場:本館 第1企画展示室
内容:約60kmにわたりきれいな弧を描いている九十九里浜。一見何もいなさそうな砂
浜にも、様々な生き物がそれぞれに生を営んでいます。あまり知られていない砂浜の
動植物や浜と人とのかかわり、また現在九十九里浜に迫っている危機的な状況につい
ても紹介します。

■収蔵資料展「ノスタルジック・ポストカード」
会期:〜5月30日(日)
会場:本館 第2企画展示室
内容:当館が所蔵の故・菱田忠義氏の絵はがきコレクションを中心に展示し、絵はが
きの歴史やその役割の移り変わりについて解説します。また、環境の変化を読み取る
ためのツールとしての絵はがきの有効性についても取り上げます。

■ミニトピックス展 「千葉県指定文化財『明治2年奥州出征米国船ハーマン号勝浦
沖遭難絵巻』の展示」
会期:〜6月6日(日)
会場:本館 歴史展示室
内容:ハーマン号の遭難事件を、幕末・明治維新期の混乱のなかでおきたトピックス
として房総の通史に位置付け、新指定の絵巻を展示紹介します。

■ミニトピックス展 「新鉱物『房総石(ぼうそうせき)』の発見」
会期:〜5月30日(日)
会場:本館 地学展示室前廊下
内容:「千葉石(ちばせき)」に次ぐ千葉県で第2の新鉱物として「房総石」が2020年
12月に正式に新種として認められました。そのことを契機として、房総石の標本を展
示すると共に、鉱物の性質や産出状況について解説します。

■ミニトピックス展 「国内初記録の外来昆虫オオクロマダラナガカメムシ」
会期:〜6月27日(日)
会場:本館 生物の分類展示室
内容:県内在住の大学生が都内の大学にて国内で記録のないカメムシを採集しまし
た。中央博物館の研究員が同定依頼を受けた結果、国内初記録の外来昆虫であること
が判明しました。県民と県立博物館職員による共同研究の成果を展示します。

■生態園トピックス展「身近なコケ」
会期:〜5月23日(日)
会場:生態園オリエンテーションハウス
内容:生態園や身近な街中に生えているコケ植物をとおして、コケ植物の不思議なく
らし方と知られざる正体に迫ります。
※生態園オリエンテーションハウスは土・日・祝日のみ開館(10時-16時30分)とな
ります。

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(2)大利根分館 http://www.chiba-muse.or.jp/OTONE/ 電話:0478-56-0101 
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企画展『ちばらき』  −千葉県と茨城県の境−
会期:令和3年5月29日(土)〜6月27日(日)
会場:千葉県立中央博物館大利根分館 第3展示室
内容:この展覧会では、利根川下流域の千葉県と茨城県の境である『ちばらき』を紹
介することによって、古代から歴史的変遷や後には江戸とのつながりの中で発展して
きた私たちの生活について考えます。
 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/OTONE/contents/1515477238236/index.html
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(3)大多喜城分館 http://www.chiba-muse.or.jp/SONAN/ 電話:0470-82-3007 
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 ※開館日をご確認の上ご来館ください。開館日カレンダー↓
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/SONAN/contents/1518773150906/index.html
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3.中央博の窓−140 生態園トピックス展「生態園の虫たち」
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 生態園トピックス展「生態園の虫たち」を6月8日(火)から9月5日(日)まで
開催予定です。生態園は本館展示室と共に房総の自然を紹介する野外展示施設です。
およそ6.6haの敷地に房総の代表的な森林や草地を再現し、平成元年に開園しました。
生態園では日々移り変わる生きたままの自然の姿を見ることができます。開園から30
年余が経過した生態園は、さまざまな虫たちにとっての貴重な生息場所になっていま
す。学芸員の調査研究に基づき、生態園で見られる多くの昆虫やクモなどの虫たちを
200点以上の写真と150点以上の標本で紹介します。人気のクワガタムシやカブトム
シ、美しいチョウ、まるで宝石のようなキンカメムシの仲間など、見るだけで楽しい
虫たちはもちろん、米粒より小さな虫や限られた季節にしか現れない虫など、見すご
されがちな虫たちもたくさん紹介します。また、県内では今のところ生態園でしか見
ることができない千葉県初記録の昆虫も紹介します。
(生態学・環境研究科 尾崎煙雄)
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4.研究室から−113 「下を向いて歩こう」
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今年度から教育普及課に配属となりました。専門は昆虫分類学です。私が昆虫に興味
を持ったきっかけとなった場所は博物館でした。幼いころから博物館に通った私は、
昆虫だけでなく多くのことを職員の方々に教えていただきました。お世話になった
方々に少しでも近づけるよう職務に励んでまいります。
さて、私の専門は昆虫の中でもアリヅカムシという2mmほどの甲虫(カブトムシの仲
間)です。主に森林の林床で生活をしており、日本からは約350種が確認されていま
す。普段は地面を見て生活することは少ないと思いますが、足下に目を向けるとまた
違った世界が広がっています。生態園でも見つけることができますので、ぜひ探して
みてください。これからどうぞよろしくお願いいたします。
(教育普及課 樽 宗一朗)
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 千葉県立中央博物館
 〒260-8682 千葉市中央区青葉町955-2
 電話:043-265-3111 FAX:043-266-2481
 URL:http://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/ 
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 返信をいただいてもお答えできませんので御了承ください。
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